八方趣味人

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ワカサギ釣り防寒対策 暖房器具編

「あれ、仕掛けが落ちていかない…」

遠征すると、たまにこんな現象に遭遇します。

「せっかく釣れだしたのに、なんでやねん!?」

焦るんですよね〜。

釣れてない時に限って、トラブルが起きてるような気がします。

どうも八幡です。

 

最初は原因がわかりませんでした。

なんて事はありません。

ラインが凍りついただけなんですが…

一番最初にこの現象にあうと、リールが壊れたかと思ってしまいます。

焦りますよ〜。

遠征先で道具が壊れて、釣りが出来ないなんて「なにしに来たんだ!俺は!」状態ですから。

 

さて今回は寒さ対策、暖房器具編

  • 暖房器具って必要?と思っている方
  • どんな種類の暖房にしようか迷っている方

に読んでいただけると嬉しいです。

冬キャンプなどする方はもっと詳しいと思いますが、生暖かく見守ってくださいね。

 

 

ワカサギ釣り防寒対策・暖房器具

 氷上ワカサギ釣りは、比較的暖かくテント内に退避すれば大丈夫なフィールドから、がっちり着込んで暖房まで必要なフィールドまであります。

 基本的に自分の行くフィールドがどこまで冷え込むのかによって、暖房の種類を決めたら良いと思います。

 あくまで八幡基準では

  • 0℃~-5℃…暖房無し、テントのみ
  • -5℃~-10℃…ガス暖房
  • -10℃~-20℃以下…ホワイトガソリン暖房

 こんな感じです。

 八幡の購入したガス暖房(左)とガソリン暖房(右)

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暖房の種類 

・ガス

 ワカサギ釣りに限らず、アウトドアの暖房はガスとガソリンが二大巨頭ですね。

 まずガス缶のタイプにはCB缶とOD缶があります。二つの缶には互換性はないので、暖房器具購入の際には注意が必要です。

 ちなみにCB缶~カセットボンベ缶、OD缶~アウトドア缶と読みます。

 

CD缶の特徴

 ・安くて経済的。100均にも置いている。

 ・家庭用カセットコンロでも使える。

 

OD缶の特徴

 ・アウトドア用で火力が安定している。

 ・缶自体が器具の一部。しかも対応器具が多い。

 

 缶の特徴ともに考慮しなければならないのが、器具そのものの大きさ。ワカサギ釣りはのめり込んでくると荷物量が多くなる釣りです。器具の大きさは重要です。

 OD缶はその形状から、器具の方に安定させるための足が必要ありません。

 OD缶用の暖房器具はガス噴出口に取り付けるだけなので、基本小さく抑えることが出来ます。CB缶用は足がある分、基本大きくなりますね。

 OD缶用は缶に器具をつけ、反対にCB缶は暖房器具に缶をつける感覚ですね。

 

 また火力は一般的にOD缶用がパワーがあり安定していると言われています。

 缶に内蔵されているガスの成分の割合が違うためです。

 このガスの割合によって、耐寒性能が決まります。

 缶にはプロパン、イソブタン、ノルマルブタンの、気化温度が違うガスが混ぜられて込められています。

 プロパンの名前は聞いたことがあるかと思います。一番気化温度が低いガスですね。

-40℃でも気化します。そのぶん缶の内圧が強くなるため、配合分量が少ないです。

 イソブタンは気化温度が-11℃程度。

 ノルマルブタンは-0.5℃。氷点下には向いていません。

 いずれのメーカーの缶にも、これらのガスが違う割合で込められています。

 寒冷地用のガス缶はプロパンやイソブタンの割合が高くなってます。「パワーガス」のようにネーミングされている商品がそうですね。ワカサギ釣りには寒冷地用を用いましょう。OD缶に多くの寒冷地用ガス缶が用意されています。

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 ガス缶の種類、暖房の大きさ、値段などを考慮して決めましょう。

 アウトドア全体で見たら防風性能も考慮点ですが、テント内でおこなうワカサギ釣りには防風性能はあまり気にしなくても良い点ですね。

 

・ガソリン

 

 アウトドアで用いるのは正確にはホワイトガソリンです。自動車を動かすレギュラーガソリンとは違います。値段もだいぶ違ってかなり割高です。

 ですが寒冷地用として暖房の燃料には一番とされています。

 先に紹介したガス缶ではまだ燃料が残っていたとしても、プロパン分を使ってしまうと、気化しなくなって火がつかなくなります。

ガソリン燃料はとても気化しやすく、-40℃の寒冷地でも安定的に使えます。 なんせ燃料全てがガソリンですからね。火がつかないなんてことはありません。

 その分、危険なので取り扱いには気を付けてくださいね。

 ガソリンは身近にありますが、危険物指定されている物質ですからね。

 

 他にもガソリン燃料を使うにあたって、考慮に入れておかなかればならない事があります。

 プレヒートやポンピング作業があるということです。

 ガスと違ってガソリン燃料はそのままでは液体です。霧状にして火が着きやすくしてやる必要があるのです。 

 これらの作業がうまくできないと、安定した青い炎がでません。危険で赤い炎が上がってしまいます。

 八幡は未だに上手くできません。要修行です。

 

 

八幡使用暖房

 八幡はガソリン燃料とガス燃料の両方を買っちゃいました。

 なるべく安く済まそうとはしてるんですが…

 

ガソリン~コールマン スポーツスターⅡ

 シングルバーナーで定番といっても過言ではないコールマンの「508」です。

 取り扱いに慣れが必要ですが、大型テントでも暖かさ十分です。

 アウトドア好きならば、あらゆる場面に活用できるでしょう。

 暖房で用いるならヒーターアタッチメントをつけましょう。

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 ちなみにヒーターアタッチメントには、ジップロックの円型タッパがケースにぴったりです。

 

ガス~キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナーコンロ 

 ガス燃料は楽で良いです。本当に楽です。

 ガスバーナーは値段で主に決めました。

 考慮すべき防風性能も、テント内ということであまり気にしなくてもいいですから。

 必要十分な性能ですし、五徳を広げることができるので、安定感がいい感じです。

 

持ち運び&収納ケース

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 ガソリン燃料にしろ、ガス燃料にしろ、そのまま持ち歩くには危険があります。

 かといって専用ケースは高いものが多いです。

 八幡が使用しているのはソフトクーラーバック

 持ち運びにも便利ですし、内容量もあります。なにより適度な厚みがあり、中身の保護になります。特別丁寧に扱っているわけではありませんが、手荒に扱わなければ問題ないように思えます。

 

注意事項

 暖房で炭は使用しないでくださいね。

 七輪で練炭が一番安価だとは思います。

 重いし大きさもかさばります。火力も細かな調整も出来ません。

 しかし、問題はそんなことではありません。

 なんといっても事故が多い!CO中毒事故は練炭がダントツでしょう。

 絶対にやめてください。

 

 上記で紹介しているガス燃料もガソリン燃料も基本は一緒です。

 テント内では十分に換気して、新鮮な空気を取り入れてください。

 一酸化炭素は無色無臭です。

「気が付いた時には事故が…」ではなく、気が付く間もなく事故に至っています。

 暖房器具は十分注意して使用してくださいね。

 

暖房器具がなければ寒いだけでなく、ラインが凍って釣りにならないこともあります。

フィールドによっては必須アイテムになるので、十分検討して購入してください。

では、皆さん楽しいワカサギ釣りを

最後まで読んでくださってありがとうございます。

八幡でした。

 

寒さ対策着物編もどうぞ

www.happousyumi.com