「ブレスレットって女性物のイメージあるよね。」
と、嫁の四葉さんはおっしゃられました。
どうも、八幡です。
そうかなぁ?
疑問に思いながらも、思い返してみると、「そうかも…」
と、思えてくるから不思議。
特に前回のブレスレットはそうでした。
今回は特に気を使って、メンズのブレスレットを作成してみようかとおもいます。
今回のブレスレットは、革紐2本を編み込んで作るので難しい所は特にありません。
ブレスレットの止め方も、輪っかにした革紐をボタンに引っ掛けるだけ。
初心者でも簡単に作成できます。
必需品
革紐5ミリ幅2本
コンチョボタン
ヒモ止め
作成過程一覧
- ヒモ止め
- 編み込み
- ボタン付け
- ヒモ止め
- 切り揃え
作成過程
1.ヒモ止め
革紐を編み込んで行く前に、ボタンに掛けるための輪っかを作ります。
革紐1本の真ん中を、輪っか分(8~10cm)残すだけなので簡単です。
輪っかの大きさを決めたら糸で縛り、もう1本の革紐を出来た輪っかに通します。
そして二本の革紐をまとめて、ヒモ止めで糸が見えないように閉じてしまいます。
閉じるとこんな感じ。
画像はちょいと縫いすすめた時のものですが、ご容赦を。
閉じる時はペンチを用いますが、いらない革のハギレを当ててやると、ヒモ止めに傷がつきません。
2、編み込み
編み込みは4本の丸編み(スパイラル模様)で編んでいます。
【革ヒモの編み方:4つ組み-②】:022『簡単♪レザークラフト動画』
編み方は動画を参考にしてください。
過去に丸編みのダイヤ模様は記事にしました。
「ダイヤ模様」でも「スパイラル模様」でも好みの編み方でどうぞ。
編み込む時は片側を固定すると、編みやすくなりますよ。
3、ボタン付け
本来は簡単なボタン付け。
編み終わりの一つ手前の編み混みで、小さめの丸環を通して編み込みます。
その丸環とコンチョのウラカンをペンチで接続するだけで、コンチョボタンの取付けは終わりです。
しかし、八幡はコンチョボタンの代わりに、ヒスイと革を使ったボタン?を作りました。
事前にヒスイは磨いておりました。
ボタン作成のために必要なパーツは4つ。
カバー側の革、受け側の革、ラミネート裏地と小さめの丸環。
まずはヒスイを包み込むカバー側の革を、立体成型で形を作ります。
次にヒスイを見せるため、上部を切り取ります。
その後は穴のコバ処理して、菱目を打ちます。
菱目を石ギリギリで打ったら、受け側の革も切り出します。
さらにヒスイ保護のため、ラミネートで裏地をつくります。
こちらがそれぞれのパーツ。
受け側の革には丸環用の穴を空けてます。
微妙な調整が出来るよう4つ空けました。
それぞれのパーツを重ねて、菱ギリで菱目を打った後、ラミネートに両面テープをはります。
さらにヒスイを貼りつけ、受け側の穴には丸環を通したら、縫っていきます。
両面テープとカバーの革のお陰で、ヒスイがなくなるということは無いでしょう。
裏側には丸環が取り付けられてます。
丸環と石の間にはラミネートがあるため、ヒスイは傷がつかないです。
5、切り揃え
編み始め同様、編み終わりもヒモ止めし、金具を取り付けます。
最後に余った端の革を10~15cmほど残すよう、切ってしまいます。
斜めでも、水平でもOKです。
完成品
ようやく身につけれるブレスレットが完成しました。
おまけにヒスイを使用することも出来たので、当初の目標も果たせました。
少なくとも、男性用に見えるものを作成することができて満足。
二連のブレスレットでヒスイ付き。
着け心地としては、もう少しきつくてもよかったかな?という感じです。
革紐2本と多少のパーツで出来てしまうので、一度トライなさってはいかがでしょうか。
八幡でした。