先日、ウォレット一式を作成。
めっちゃ頑張りました。
どうも、八幡です。
しかし、ベルトループのコンチョボタンに不具合が…
なぜかホックが閉まらなくなってしまいました。
さっきまで閉まってたのに。
なぜ?
閉まらない原因を考える
閉まらないのには原因があるハズ。
まずはよく観察してみよう。
さっきまで閉まってたし、特に変わったところはない…
しかしよく見ると凸側の山の内側が盛り上がってる?
なら、凹側は?
おや…コンチョのネジ、デカくね?
別のコンチョボタンはこんなに大きくないよね。
う〜ん、原因は凸側と凹側の両方にありそうです。
改修作業
改修実験1
とりあえず簡単にできる改修はコンチョボタンを変えること。
ネジの頭が小さいものに変えてみます。
元々が左のバッファローコンチョ。
代わりが右のイーグルコンチョ。
元々のものより、ネジ頭の内側がスッキリしてますね。
イーグルコンチョをネジ止して、ホックを閉じると…パチンと止まります。
バッチシ!
やはりネジの頭が邪魔して、閉まらなかったようです。
ネジの頭は外側、内側ともに平たいものを選んだ方が無難ですね。
改修実験2
しかし、以前作ったベルトループは同じバッファローコンチョで止まってました。
とすると、このネジでもOKだと言うこと。
ホックの凸側の取付方も悪いのかな?
対処方法として、ハギレを使って取付部位の革を厚くしたらどうだろうか?
まずは実験。
3種類の厚さのハギレでホックが閉じるか試してみます。
左から1mm厚(こげ茶)、2mm厚(キナリ)、3mm厚(黒)。
これらを順番にバッファローコンチョにはめていきます。
結果は…
全てハマりませんでした。
どうやら、予想と違って凸側の金具の取付けは関係ないようです。
改修実験3
どうやら問題があるのは凹側の金具。
そこで凹金具にハギレをもう一枚噛ませてみることにしました。
これによりネジが食い込む幅を増やし、ネジの頭が外側に出てくることを防止します。
これでどうだ?
おお、はまった!
コンチョとジャンパーホック凹金具の間に、革が適量挟まっていることが必要なわけですね。
早速、改修!
作品と同じ革のハギレを使います。
ネジ止めするときにこれを挟めるだけでOKなハズ。
結果は・・・ぴったりハマりました!!
凹側にハギレをかませるといいんですね。
まとめ
ネジ式コンチョのジャンパーホックが閉まらない原因は、ネジが凸金具にあたってしまっているためだと判りました。
改修方法は2つ。
1、ネジを平たいものに変える。
凸金具に当たらないように、ネジの頭が内側も外側も平たいものを使いましょう。
ネジ単体で変えれないときは、コンチョボタン自体を別のものに変えたほうがはやいですね。
2、凹金具側にハギレをかませる。
コンチョやネジを交換できない時は、ホックの凹側の革を厚くして、つけ直してみましょう。
ネジが食い込む幅を多くして、頭が引っ込むようにします。
実際に手に取れるならば、コンチョ購入の際は、ネジも平たいものかチェックしてから買うことをオススメします。
八幡でした。