「あれ?これいつの間に・・・」
共用で使用していたバックのハンドルカバーがない。
かわりに取っ手をビニールの紐でぐるぐる巻き...
小学生か!
どうも、八幡です。
古いハンドルカバーは近くの棚に放置されていました。
何でここに?
まあ、捨てられていなくて良かったです。
これならマネして作り直すだけでOK。
直しちゃおう。
こんな時、レザークラフト趣味が役立ちます。
古いハンドルカバー見本
こちらが放置されていたハンドルカバー 。
表の見かけ上は大して損傷はありません。
革自体は潤いもなくなりボロボロ。
さらには中を開けてみると、取れてた理由が分かりました。
革の端が切れて糸も解れてきたんですね。
共用バックは大きく重量もあります。
確かに大きな力もかかるところですから、切れても仕方ないかも。
簡単な改善策は、縫い付けラインを二列にしてかかる力を分散すること。
しかし縫い付けるバック側のとってが、そうさせてくれません。
握りやすいよう取っ手にチューブが仕込んでいます。
ラインを二列にするとチューブが邪魔します。
結局チューブの間を一列で縫うしかありません。
どうしよ。
ハンドルカバー作成
とりあえずカバーを複製していきます。
使用したのはヌメ革2mm厚 きなり。
キナリの革をハンドルにすると汚れが目立ちそうですが、それはそれ。
変化を観察できそうなので試してみましょう。
まずはサイズを測定してケガきます。
長方形に切り取った後、角を整えます。
整えたら、次はコバ処理です。
すんだら今度は四つ角に、ジャンパーホック用の穴を開けていきます。
穴の径は4ミリ。
久しぶりだと穴の径を忘れてしまうので、先にハギレにでも試してみてくださいね。
穴を開けたらジャンパーホックを取り付けていきます。
こんな時も自作菱目打ち機が役立ちます。
しかしこの間、カメラ穴の穴あけに使用した際、ミシミシと音がしてネジが外れ壊れてしまいました。
補修はしましたが、力のかかる作業には不安があります。
どうしようもなかったら、再度作成しなければなりませんね。
あ、菱目打ちの使用には問題ありません。
ジャンパーホックを取り付けたらほぼ完成。
あとは、縫い付けるための菱目を打っていけばOKです。
縫い付けるラインがもとと変わらないので、改善策は二つ。
1、一番端の菱目をギリギリまで打たない
革の端ギリギリまで菱目を打つと、当然革が切れやすくなります。
均等でなくともいいので、少し余裕を持ちます。
2、使用糸を太くして、端の縫い付けを二重縫い
糸を太くして、少しでも力がかかる圧力を減らします。
力が余分にかかる端は、二穴分は二重に縫って糸の解れを防ぎます。
取り敢えず菱目は打ってみました。
もう少し端に余裕を持っても良かったかな?
これで縫い付ければ完了です。
縫い付けるバックは共用なので、残念ですが紹介できるのはここまで。
縫い付けは2番に気をつけながら行います。
まとめ
カバーの複製は、すこしでもレザークラフトを体験した方なら楽勝です。
レザーバーニングやカービングで、自分の好きなデザインを楽しむのもいいでしょう。
初心者の方は練習がてらの作成にも適していると思います。
自分のペースでレザークラフトを楽しんでいきましょう。
八幡でした。