「釣りで一番重要なことって何?」
と聞かれたとき、「釣果」や「腕」や「道具」と答える人って結構いると思うんです。
でも、僕はそうは思いません。
どうも、八幡です。
確かに釣りに行ってるんだから、魚の大きさや数は気になります。
腕がなければ釣れるものも釣れません。
道具にこだわりを持つのも、釣り師として大切かもしれません。
ですが、一番大切なのは「ケガしないで無事に帰ってくること」だと思います。
渓流で死にかけてから、そう思うようになりました。
皆さんも「安全第一」で釣りを楽しみましょう。
今回八幡が紹介したいのは、テトラ上で安全に釣りを楽しむためのシューズです。
こちらがテトラ上で最も滑らないシューズです!
テトラポットの上は危険!
テトラポットで釣りをしている人って良く見ます。
でも、八幡的には磯よりもずっと危険なんですよね。
確かに場所によっては平らになっており、乗ることは可能です。
しかし、テトラポットは基本的に凹凸がなく、緩やかな角度が付いています。そのため人が上に上がるのは適していません。
そんなテトラポットが波や雨に濡れると、さらに滑りやすくなり大変危険です。
滑って転倒したら、コンクリート製のテトラポットに身体を打ち付けることになります。下手したら骨折。さらに頭を打つ可能性もあります。
場所によっては、二階や三階などの高さから飛び降りるのと変わりありません。
当然、海に落ちる危険性もあります。
「テトラ上で滑る」ということは「命にかかわる」、ということを覚えておいたほうがいいでしょう。
テトラ上で釣りをする人は、「滑らないこと」に万全の対策をしておくことが必須です。
八幡自身、テトラ上で落とし込みの釣りをした時、普通のランニングシューズで行って泣きを見たことがあります。
乾いた場所は滑りませんでしたが、波で少し濡れてただけでランニングシューズはシャレにならないほど滑りました。
一足乗せただけでステンです。抵抗する暇もありませんでしたよ。
その時は運よく、しこたま腰を打ち付けただけで済みました。痛くてその日はすぐに撤退しましたケド。テトラの隙間に落ちなくてよかった・・・。
そんな経験もあってすぐに探しました。
滑らない靴。
そして見つけたのがハイパーVソールを搭載したシューズです。
ハイパーVソールとは
ハイパーVソールの特徴は
1、高い耐滑性能
2、摩耗による性能の低減少
の二つ。
とくに耐滑性能はまさに脅威。
「驚異のグリップ!」というキャッチフレーズに偽りはありません。
このハイパーVソールは、日進ゴムさんが10年をかけて開発したラバーソールです。
普通の路面はもちろん、水や油などに濡れていても滑りにくい構造をしています。
もとは転倒事故を無くすための作業靴用に開発されました。様々な作業油で濡れた工場の床面や油でよごれた厨房の床は滑りますもんね。
その技術が評価され、現在ではさまざまな分野…釣りやスポーツ、介護などのシューズに活用されています。
もう一つの特徴としては、もとが作業靴として開発されたためか、デザインがちょいと普段履きには厳しいことですかね。
ありていに言えばちょっとダ〇いかも。
ハイパーVソール使用のシューズ
・日進ゴム ハイパーVソールスニーカー
ハイパーVソールを開発した日進ゴムさんで出されているスニーカー。
値段は3,000円程度とコスパ良し!!
しかし前述した通りスニーカーそのものとしてみると、デザインがいまいち。他の方も同意見の方が多いようです。
八幡的には黒色なら許容範囲・・・
まあ、八幡は釣り場でしか使わないので、あまり関係ないんですけどね。
八幡はコチラの黒色を購入して、テトラ釣り専用として使用しています。
ダイワ DS‐2301HVダイワフィッシングシューズ
ハイパーVソールの使用感
八幡がテトラ上で使用した感じは「マジで滑らない」です。
塗れたテトラの上でも全く滑りません。
これでギリギリまで攻められます。無理をするつもりはないですが、安心して踏み込めるのは安全にも繋がります。
ただしもとが作業靴のためか、クッション性が低いです。衝撃がもろに響く感じがしますね。長時間の使用がきついです。
対策として、インソールを入れることをおススメします。
これでデザイン以外の弱点はなくなります。
ただし、苔の上ではさすがに滑りますので、注意してくださいね。
フィールドに出るからには、少なからず危険が存在します。
その危険を回避するためには、知識と装備を整える必要があります。
皆さんも安全に釣りを楽しむために、足元の装備を整えてみてはいかがでしょうか。
八幡でした。