「釣りをするためには、何を揃えればいいの?」
って聞ける師匠がいれば良かったなぁ。
色々遠回りせずに済んだのに…どうも八幡です。
身近に釣り師匠がいる方。
幸せです。
ししょーを大切にしてください。
とりわけ渓流釣りは大変でした。
釣りのフィールドや釣り方に幅があり、初心者だった八幡には、揃えるべき最低限装備が分かりませんでした。
今回は
渓流釣りに興味のある方
渓流釣りを始めたばかりの方
渓流釣りの餌釣りに興味のある方
などに読んでいただけると嬉しいです。
渓流 餌釣りの標準装備
渓流竿
竿がなければ始まりません。
渓流餌釣りの竿はリールの必要がない「のべ竿」。釣り場のフィールドによって長さが変わってきます。
一般的な竿の長さの目安としては、本流で10〜7m竿、支流や渓流で6〜4m、渓流や源流で4m以下です。
重さも重要。長くなればなるほど重さが腕にきます。八幡の見やすは5〜6m竿で150〜170gがボーダーライン。軽いほど良いです。その分の値段も高くなります。
慣れてくると硬さと仕舞寸も重要になってきます。
ウェーダー
いわゆる胴長靴。水に入るとき足から胴までを覆う長靴で、体が濡れるのを防ぎます。
夏期では着用しない方もいらっしゃいますが、基本必要です。
蒸れ防止の透湿性能が良くなければ、結局汗で体が濡れちゃいます。
材質と長さによって値段も変わってきます。
タモ
魚を釣り上げたときの取り入れのための網。
渓流魚の大きさと携帯性に対応した小型のタモが主流です。より携帯性に特化した折りたたみ式もあります。
また、川虫をエサとして使用するならば、タモは網目が細かいものにしなければ、川虫を採取出来なくなります。
ビク
漢字で書くと魚籠。釣った魚を入れておくカゴのこと。
林道が並走する渓流域まででは使用する人の方が多いです。源流域になると、荷物量を減らすため使用しない人が多くなる傾向があります。
仕掛け一式
仕掛けを作るための道具一式も必要。
釣り針、ライン、目印、ハサミ、仕掛け巻き。
釣り針の大きさや種類、ラインの太さなどに釣師の個性があらわれる。
人によっては、仕掛け巻きを使わずに現地で作成する人も多数おります。
ガン玉
エサのついた仕掛けが、川底付近を流れるようにするための重り。
各種号数を取り揃えておきましょう。
エサ箱
「川虫」と呼ばれる、水生昆虫の幼生体をエサに使用するなら必須アイテム。桐箱などの木製エサ箱を用いたほうが良いです。川虫が弱りにくい。
川虫専用品も販売されています。
ブドウ虫やミミズを使用するなら、エサ箱にこだわる必要はないと思われます。
熊ベル
渓流釣りをするなら必需品。
本流域でも熊は出没するので、必ず身につけておきましょう。油断は大敵です。
熊鈴も売られているが、ベルの方が格段に音が大きいので、初めの一つにはベルの方をオススメします。
偏光グラス
光の反射角を変えることで、水中が見やすくなります。
ギラついた反射光や、木の枝などのヤブから目を保護するためにも役だちます。
帽子&手袋
身体の保護のため。
帽子はツバ付きの物だと、頭だけでなく顔面や目の保護にもなります。
手袋は指ぬきの釣り用のものを使用。藪漕ぎ時は指先まで保護できる革手袋を用意しておくと安心です。
こうしてリストアップしていくと、釣り用具と身体の保護装備が必要だとわかりますね。あとクマ対策。
実際には食料や水分を足した上で、以上の装備から釣りにはいる流域を考慮して、自分にあっている物を加えたり、除いたりします。
八幡の場合、渓流域から源流域にはいるので、軽量化のためビクは省いたり、クマ対策に笛や熊スプレーを加えたりしています。
源流域でビバークまで考えている方は、その分の装備も必要になるでしょう。
渓流釣りは実際にはじめてのみないと、必要な物が見えてこない事も多いと思います。スタイルの違いも大きいですから。
そんななかでも、少しでも参考になれば嬉しいです。
八幡が実際使っているセットもあげてみました。
標準装備との違いはどれくらいあるんだろうか?
八幡でした。