もともと鉱石採集に興味を持った原因は、嫁の四葉さんにあります。
四葉さんは天然石好きなんです。
どうも、八幡です。
趣味が天然石と鉱石採集は遠いようで近い。
近いようで遠い。
でも、きっかけは間違いなく天然石好きからきています。
あの綺麗な石が自分で採れたら素晴らしい。
自分で加工出来たらさらに素晴らしい。
と思ったわけです。
決して「天然石プレゼントが安上がりになる」とか、そんな理由ではありませんよ。
きっかけ
先日作成したマルチスマホケース。
こちらの開閉に革紐を用いました。
その革紐に使用しているのが天然石です。
本来なら天然石を用いなくともビーズなどでいいのですが…
どうせなら気に入っているものを使いたいですから。
で、使いたかったのがこちら。
写真では分かり難いですが、レッドタイガーアイです。
スマホケースの裏地や糸とあわせ、石も赤色にしたかった!
しかし・・・
入らねぇ。
穴の大きさに対して、革紐の径が太すぎたんですね。
解決する方法は2つ。
穴を大きくするか、革紐を細くするか。
革紐を細くすると強度に不安が出てくるので、穴を大きくすることにしました。
幸い、家にはそのための資機材が揃っています。
店にはこれ以上大きな穴のレッドタイガーアイはありませんでしたし。
ならば自分でやるしかない。
やってみるか!
必要な資機材
電動ルーター
必要なのは電動ルーターとビットセット。
こちらは両方が一手に手にはいるセットです。
安い電動ルーターはモーターの性能が低く、直ぐに熱くなってしまいます。
そのため、連続使用ができません。
本来なら業務用の強力で連続運転が可能なルーターを使用したいところですが、値段が段違いです。
八幡は安価品の電動ルーターを2台購入し、交換しながら使用しています。
5個くらい穴を大きくするくらいなら1台で充分です。
シャープナービットセット
天然石ビーズ
天然石ビーズの穴を大きくする方法
天然石ビーズを取り出す前に必要品を揃えます。
電動ルーターとビットセット。
そして水の張った洗面器とタオル。
水跳ねをガードするための油跳ねガード。
自分を守るための保護メガネとマスク。
電動ルーターにダイヤモンドシャープナーのビットを取り付けします。
取り付けるビットは、穴より少しだけ大きいものを選びます。
削るときは水を張った洗面器の中で行います。
削っていくと摩擦でビットが熱を持ち、石自体が割れやすくなります。
さらにシャープナーも削れていきます。
中には高額なシャープナーもあるので、必ず水で濡らしながら行ってください。
穴にビットを当てたらスイッチON。
既に穴自体は開いているので、押し当てると少しづつですが確実に進んでいくと思います。
半分ほど進んだところで止め、今度は反対側から広げていきます。
一方向からのみ掘り進めると、反対側に到達した時に石が欠ける可能性が高いからです。板に穴をあける時と同じですね。
一つのビットためしても、穴が希望の大きさまで達していない時は、ビットをもう一段太いものに変えて行います。
若干ですが右のビットが太いです。
これで同様の作業を行います。
微調整したい時は、ビットを差し込んだ後、穴に満遍なく押し付けて削ってくださいね。
たったこれだけです。
所要時間5分もかかりません。
広げ終わった天然石ビーズがこちら。
わかりますかね?
写真では本当に微妙ですが、ちゃんと革紐が通るようになっています。
ほら!
早速、スマホケースの天然石を交換してみました。
黄色と赤のタイガーアイがいい感じに輝いています。
そのうち他も試して、お色直しをしてみるのも面白いですね。
まとめ
天然石ビーズの穴の大きさで困ったときは試してみてください。
穴を広げるだけなら全く難しくありません。
電動ルーターが必要ですが、天然石好きなら一つ持っていてもいいのかも。
お店で穴の大きなビーズが売っているとも限りませんしね。
気に入った石を使いたいのは天然石好きの性ですから。
ホビー用なら高くはなし、汎用性も高いのでおススメです。
八幡でした。
本格的に行いたいのなら、やはり業務用をご購入ください。