先日の渓流釣行は酷い目にあいました。
まさに言葉通りの「酷い目」でした。
どうも、八幡です。
先日の渓流釣行では、常備している蚊取り線香を忘れてしまいました。
その結果…目の周囲を虫に刺されまくり、右目がお岩さん状態に。
次の日寝て起きたら、右目が開かなくなってました(´Д⊂
今回は
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釣り師の方
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アウトドアに興味のある方
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キャンプ好きの方
などに読んで頂けると嬉しいです。
フィールドの害虫
・蚊
人を刺す虫と言ったら、まず「蚊」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
実際に人に害をなす動物№1に挙げられています。病気の媒介者になる厄介者ですから。
日本で病気を媒介する確率は低いとはいえ、刺されるとかゆみに襲われるのは皆さん周知の事実。
ヤブ蚊と呼ばれる「ヒトスジシマカ」やイエ蚊と呼ばれる「アカイエカ」は、自然のフィールドはもとより人の生活域にまで侵入してきます。特に水辺や草むらなどを好む傾向があります。
汗をかく人、体温の高い人、二酸化炭素を多く吐き出している息が上がっている人などをよりおおく狙ってきます。
・蜂
蜂の中でも特に危険なのが「スズメバチ」です。
スズメバチは性格も攻撃的で毒性も高いため、特に注意が必要です。
本能的に動くものや黒色の物に攻撃を仕掛ける習性があります。
したがって、渓流釣りや山菜取りなどで山に入るときは、黒い帽子を被らないようにしましょう。
特にスズメバチは偵察の蜂を放ったりして、こちらの動きを観察します。怖がって手で払ったりすると威嚇したと勘違いされ、次は集団で襲い掛かってきます。
相手が1匹のみの場合はじっと動かず去るのを待ちましょう。
地中に巣を作ることもあるため、知らずにスズメバチの縄張りに侵入していることもありえます。そうなると集団で襲ってくるので丸腰では手が付けられません。八幡はもしものためにキンチョールを常備しています。
・ブヨ
渓流や磯場、砂浜の水際などに生息しています。
ハエよりもずいぶん小さいですが、人の皮膚に止まり噛みつくことで吸血してきます。なので刺されると基本チクチクといたいです。
ブヨは小さいですが、蚊よりも数段かゆい傾向があります。
ひどいと集団で噛んでくるので、八幡は一度に両腕を30か所程かまれたことがあり、ひどいかゆみがつづくこともあり得ます。
・ヒル
ヒルは知らない間に人の皮膚に取り付いて、吸血してきます。
水辺に多く生息し、二酸化炭素を感知して、木の上からでも降ってくると言われていました。
そのため、知らない間にヒルの被害にあっていることもよくあります。
吸血中にヒルを引き剥がそうとすると、牙をたて、体内に残ってしまい、直りが格別に遅くなります。力で引き剥がしはせず、塩を掛けましょう。塩がない時はたばこの火を押しつけましょう。
自然にポロリと剥がれ落ちていきます。
・毛虫
毛虫の鱗粉に触れると、触れた部分一帯かぶれてしまいます。
かゆみもひどいため、毛虫をみたら近づかないようにしましょう。
知らない間に鱗粉がついたりしないよう、藪に入るときは長そで長ズボンを心がけましょう。
虫対策アイテム
・蚊取り線香
言わずと知れた蚊取り線香。
フィールドにそのまま持ち込むのは無理があるので、蚊取り線香の携帯皿を用意する必要があります。
携帯皿は煙が自分にぶつかるように位置を調整して掲げます。
携帯皿の中が濡れてしまうと、中の線香が消えてしまうので注意してください。
八幡は渓流に行くときは、予備を持つよう心がけています。
・キンチョール
八幡はスズメバチの対策として、キンチョールを常備しています。
他の虫にはしっかり掛けなければいけないキンチョールも、スズメバチ相手には面白いほど効きます。
だからといって、スズメバチに不用意にケンカを売るのはやめてくださいね。
・防虫ネット・タオル
防虫ネットでしっかりとガードしておけば、顔周りの被害は受けずに済みます。
防虫ネットは帽子の上から使用して、顔面と防虫ネットの間にしっかりと隙間を作ってあげてください。
帽子の下で使うと目の周囲はネットが顔に密着します。
顔に密着していると…
八幡はこれで刺されました。マジで刺されました。
繰り返します。
防虫ネットは帽子の上から使用して下さい!
タオルは首に巻いておくことで、首を守ってくれます。
汗も吸い取ってくれますから、人目が気にならない場所では、ガシガシ巻いちゃいましょう。
・ヤマビルファイター
ヒル専用の殺虫スプレーという訳ではなく、ヒルを遠ざけてくれる一品。
ヒルよけスプレー的な存在です。
足首の周りに塗っておけば、そこからヒルが登って来なくなります。
5~10cm幅で帯状に塗ってヒルの通り道をなくしましょう。
・虫よけスプレー&虫刺され薬
蚊取り線香に並ぶ虫対策の王道物品の虫よけスプレー。
効果の程は製品や虫の種類によりますが、やらないよりはマシ。
汗で流れてしまうと、効果が無くなるので注意しましょう。
刺されたときのために、薬も持っておくと良いかも。
市販薬の中ではムヒのクリームタイプが効くと思っています。
・ポイズンリムーバー
毒性の強い虫や蛇などにやられた時に使用します。
傷口から毒を吸引してくれます。
口で吸い出すと、口から毒を摂取してしまう可能性が出てきて、危険です。
いざという時の応急処置のために用意しましょう。
虫対策
・長そで長ズボン
虫対策の基本の基。
虫全般…特に毛虫やヒルに対しては、絶大な対策となります。
インプレッションの密着する長袖タイプを着ておけば、ヒルの侵入を大幅に防げます。
・三角巾やタオルで縛る
手や足の先などを毒性の強い虫や蛇などに噛まれたときは、腕や足を縛るのも有効です。
噛まれた位置より心臓に近い位置を縛ることで、毒が全身に回るのを防ぎます。
ただし、縛るのは二の腕や太腿にしてください。
二の腕や太腿は骨が1本なので、強く縛ることで、血流を止めることが可能です。
前腕や下腿は骨が二本なので、縛っても骨と骨の間の血管から毒が回ってしまうのです。
まとめ
一口に虫対策と言っても多岐にわたります。
全てはとても無理だと思いますので、自分の行くフィールドに合わせて用意しましょう。
刺されてからでは遅いですよ(´Д⊂
八幡でした。