釣れると聞いて実際行ってみたら、釣りをすることすら出来なかった
そんなことありませんか?
どうも、八幡です。
実際行ってみたら、立入禁止になってたとか…
よくある話ですよね。
釣りのポイント開拓には、やはり自分で行って何度か通ってみるしかありません。
それは渓流釣りでも同じ。
今回は渓流のポイント開拓や事前調査について、記事にしてみようと思います。
釣りポイントの探し方
まずは調査する沢・林道に狙いをつけておく必要があります。
どこに行ったらいいのか分からなければ、調査する事もできませんから。
その時に役立つツールが「地図」です。
主だった地図は次の3つです。
- ネットマップ(グーグルマップなど)
- 地理院地図
- マップル
ネットマップ
正確に「ネットマップ」なるものがあるわけではありませんが。
いわゆるネットで公開されている、グーグルマップやヤフーマップなどのことです。
マップを眺めていると、沢の近くを林道が通っているかどうかが分かります。
気になる所は拡大して確かめると良いでしょう。
さらに航空写真と切り替えて比較すると、意外に堰ていのある場所や駐車スペースが見えてくることがあります。
ストリートビューで、林道の入口が確認出来る場合もあります。
お手軽ですので、ぜひ活用しましょう。
地理院地図
国土地理院で作成している地図は優秀。
紙媒体でもありますし、ネットでも見ることができます。
林道だけでなく、沢の名前や堰ていの位置まで書き込まれています。
標高や等高線も記されていますので、詳しくイメージしたいならこちらをおススメします。
よく行く沢の周辺の一枚地図を手に入れて、あなただけの情報を手書きしていくのもあり。
https://www.gsi.go.jp/tizu-kutyu.html
マップル道路地図
特定地域の沢以外にも、色々な場所へ遠征に行く方に便利。
沢に狙いを付けるだけなら、ネットマップに軍配が上がります。
正直、沢や林道の情報はざっくりしかありません。
しかしマップルにも長所があります。
「本形式になった紙媒体の地図であること」です。
本形式のため、一枚地図よりも広範囲がカバーされています。
また紙媒体のため「現地で気軽に確認、気軽に書き込み」といった使い方が出来ます。
使い込まれ、書き込みの増えた地図は、あなたの釣りの歴史であり財産にもなります。
事前調査5つのポイント
- 遊漁禁止の有無
- 立入禁止の有無
- 駐車スペースの有無
- 入渓(退渓)ポイント
- 渓相の種類
狙いを地図上で狙いを付けたら、事前調査では少なくとも以上の5つは確認しましょう。
遊漁禁止の有無
そもそも遊漁禁止の場所では釣りは出来ません。
事前に対象地域の漁協のHP等で確認しましょう。
現地でも看板等で警告されていることがあります。
立入禁止の有無
林道は街中の舗装路と違い、道幅が狭かったり、倒木落石など危険も多くあります。
そのため立入禁止になっている場所もあります。
下手したらがけ崩れで道が埋まっていたり、崩落していて林道そのものが無かったりします。
立入禁止の看板があったら、無理に入らず引き返しましょう。
駐車スペースの有無
林道は、林業など山で仕事をする方のために整備されている道です。
林道は車のすれ違いも厳しい場所がほとんど。
そんな道路にレジャーのために、車を停めるのですから、通行の邪魔にならない場所を選びましょう。
スペースが無いからといって、無理に駐車してはいけません。
立入禁止になってしまいます(>_<)
入渓(退渓)ポイント
駐車スペースを見つけたら、安全に沢に入るポイントも見つけておきましょう。
大抵は駐車スペースの近くに、先人が切り開いた入渓ポイントがあるはずです。
不自然に草が倒れている場所は要チェック。
また退渓ポイントは入渓ポイントと重なることが多いので、沢に入る前に「降りれるか?」だけでなく「登れるか?」をしっかり見極めましょう。
普通は登りより降りが難しいので、降りれる(入渓できる)なら、登れる(退渓できる)場合がほとんどです。
渓相の種類
沢に降りたら、どのような沢なのかを見ておきましょう。
藪は濃いのか、薄いのか。
水量は多いのか、少ないのか。
沢は平坦なのか、急なのか。
少なくとも以上のことが分かれば、釣り方も決まってきます。
もしくは、自分の釣りスタイルに合っているかどうかが分かるでしょう。
まとめ
渓流釣りのポイント開拓は、事前に調べることも重要です。
「地図で狙い」をつけ、「現地で事前調査」して、「実釣」という流れになります。
事前調査と実釣が一緒になることもままありますケド。
地図を見ることは、空いた時間でできるので、暇なときは眺めてみてはいかがでしょうか。
実際に釣れるかどうかは、沢のポテンシャルとアナタの腕次第!
八幡でした。