ワカサギ釣りを続けていくと、釣果を伸ばすため色々なことが気にかかるようになります。
多分、みんなが通る道だと思います。
どうも、八幡です。
場所だったり、餌だったり、道具だったり…
そんな項目の一つに「誘い」があります。
今回はその「誘い」方にどのようなものがあるか、紹介したいと思います。
誘いとは
針についた餌を動かして生きているように見せ、ワカサギの食い気を誘う方法です。
竿の動かし方により色々な誘い方があります。
ワカサギ釣りでは必須のテクニックです。
異常に活性が良く、何もせずにワカサギの方から置き竿に食いついてくることもたまーにありますが、そんな都合の良いレアケースは忘れましょう。
誘い方を紹介する上での注意事項は誘い方の「名前」ですね。
一般的に通っている名前もあれば、名前が付けられていない、統一されていないものも多くあります。
もちろん八幡が、名前を知らないだけの可能性もあるでしょうし...
というか、その可能性が一番高い…(;・∀・)
その場合はお目こぼしくださいね。
6つの誘い方
振り子誘い
一番基本的な誘い方です。
リールの尻をたたき台につけたまま、穂先をチョンチョンと上下させます。
2~3回上下させたら5秒程度待つ。
この繰り返しです。
ワカサギを慣れさせないよう、誘う回数や誘うスピード、待つ秒数を変えながら釣る必要があります。
待つときはワカサギが食いつけるよう、しっかりと待ちましょう。
バウンド誘い
振り子誘いと似ていますが、こちらは手首のスナップを使って、一気に穂先を弾ませます。
そうすることで、着底している錘を一気に弾ませ・・・バウンドさせます。
1~2回弾ませたら、穂先が上に来たときに止め、当たりを待ちます。
タタキ
振り子誘いと同様、タタキも基本的な誘い方です。
リールでたたき台をトントントンと叩くため、「タタキ」と呼ばれています。
2~3回たたいたら、5秒程度待つ。
この繰り返し。
回数やスピードを変えながら行いましょう。
振り子誘いと違うのは、穂先だけでなくリール全体を持ち上げて誘いをかける点ですね。
結果として、たたき台を叩くという動作になります。
穂先の角度をなるべく保ちながら行うことようにしましょう。
そうすることで振り子誘いと異なる、エサの水中アクションとなります。
たるませ
誘いは、錘を着底させ穂先を水平にし、仕掛けを伸ばしたところが出発点です。
普通の誘いはここから穂先を上にあげますが、この誘いはまず下げます。
出発点から穂先を下げることで、仕掛けがたるみます。
仕掛けが伸び張ったところからたるむことで、ふわふわと餌が動きます。
この動作が誘いになります。
ゆっくりと下げ、元の位置まで戻します。
たるませるのは基本的に5秒前後。
飽きさせないよう、たるませる長さとスピードを変えながら誘いましょう。
また、たるませ過ぎは糸絡みの原因になるので、気をつけましょう。
聞き上げ誘い
この誘いはリールをたたき台に置いて行うのではなく、手に持って行います。
出発点から、リールをゆっくり持ち上げて行います。
手元から視線程度まで持ち上げます。
穂先は同じ角度を保つように気をつけましょう。
途中でワカサギが食いつくと、穂先の角度が変わります。
上級者は手への感触でアタリがわかります。
アタリが無ければまた水面近くまで穂先を戻し、誘いを繰り返します。
また、聞き上げの途中で何度か上がりをとめることで誘いをかける「段差誘い上げ」という誘い方もあります。
巻き落とし
一度、着底させた錘をリールで1~2m巻き上げ、もう一度落とす。
そうすることで、仕掛けに緩急のある張りと緩みが生じ、餌が動きます。
着底して、すぐにアタリが出ることが多い誘いです。
まとめ
この記事では
- 振り子誘い
- バウンド誘い
- タタキ
- たるませ
- 聞き上げ
- 巻き落とし
と、6つの誘いを紹介しました。
いずれも、その誘いを同じようにしていれば良いわけではありません。
誘う回数、誘うスピード、誘うタイミング、待つ時間、待つ高さなどなど・・・
色々変化をつけてみましょう。
誘い方を組み合わせるのも有効です。
「振り子」をした後にすぐ「聞き上げ」をしたり、「タタキ」のあとに「たるませ」てみたり・・・
餌がどのように動くのかをイメージしながら行うと、効果的な誘いになっていくと思います。
とにかくワカ様を飽きさせないことが大事です。
常に興味を持ってもらえるよう、誘い続けましょう。
誘って誘って釣果を伸ばしましょう。
八幡でした。