以前作成したパスケースは、無事次女の七海が使っています。
しかし小学生なので落とすと大変。
中身の年間パスが心配です。
どうも、八幡です。
そこでチェーンを付けることにしました。
チェーンというと金属製を想像しますが、レザークラフトでは革ヒモを利用してチェーンを作成できます。
はじめてなので、まずは100均品で練習することにしました。
出来上がりはこんな感じ。
製品にはスエード調の色別のヒモが4本入ってます。
練習には丁度いい感じです。
同じく100均で金具も購入し、作成開始です。
チェーンの編み方
ウォレットチェーンは、使用する革ヒモの本数や編み方で出来上がりが違います。
今回八幡が行ったのは「丸編み・ダイヤ模様」です。
(以下の写真における赤矢印は交差するヒモの下を、青矢印はヒモの上を通ります。)
1、
まずは金具に2本のヒモを通します。
以下のヒモを①~④の番号をふります。
2、
②番を③番の下を通します。
3、
①番のヒモを②③番の下を通します。
4、
下を通した後、①番の端末を③番の上を通します。
5、
③番の上を通したら一度締めて、まとめます。
6、
④番を③①番のヒモの下を通します。
7、
④番をひるがえして、①番上を通します。
8、
外側にあった②番のヒモを①④番の下を通したら、④番の上を折り返します。
9、
また一度締めます。
ちょくちょく締めなおしてください。
10、
外側の③番を④②番の下を通し、折り返して②番の上を通します。
11、
締めなおすと、形が見えてきます。
これで編み込みの手順は一通り。
2~10を繰り返して編み込んでいきます。
12、
編み込むとこんな感じ。
自分の必要とする長さまで編み込んでいきます。
13、
終盤には金具を通し、さらに2~3段編み込みます。
金具は丸環でも構いません。
自分のつけたいものをつけましょう。
14、
編み込み終わったところです。
15、
編み込みの終わりをクリップで仮止めし、ヒモの余りは切りましょう。
思ったよりも長めに残すとカッコいいかも。
八幡は短く切りすぎました。
後で切った余りも利用しますので、捨てないでください。
編み込みの閉じ方
1、
編み込みを閉じるため、ポリエステル糸を使います。
2、
写真のように、糸を輪にして、編み込みの最後と一緒に持ちます。
端末①番は短くしましょう。
3、
端末②番を折り返し、輪を作ります。
4、
こんな感じ。
次は端末②番をもって 巻いていきます。
5、
指で押さえている糸の輪と輪、チェーンの編み込み最終部分を一緒に端末②で巻いていきます。
6、
1巻き1巻きしっかりと巻いてください。
5~8巻きほどして締め込みます。
7、
2番目に作った輪の中に端末②を通します。
8、
端末②を最後まで通したら、1番目の輪を引っ張り、2番の輪を小さくしていきます。
9、
最後まで引っ張り、端末②を締め付けます。
10、
さらに端末①を引っ張り輪を締め付けます。
11、
輪を締めきりましょう。
12、
締めきったら、余った分をハサミで切り取ります。
これでほぐれてくることはありません。
目隠しの貼り付け
1、
そのままでは糸が見えるので、今回は革ヒモの切れ端を使って隠します。
2、
ゴムのりとヘラを使って、糸の上に革ヒモを貼り付けます。
3、
ゴムのりをヘラにつけて、糸に塗りつけていきます。
少量だと乾きやすいので、素早く作業しましょう。
4、
塗りつけたら、革ヒモを貼っていきます。
5、
長さを調節して貼りつけます。
6、
貼り付けたら押さえつけて、密着させます。
7、
密着したら完成。
まとめ
慣れてない1本目は時間がかかりましたが、2本目3本目は比較的早くできました。
編み込み方も色々あります。
複数本作っておくと気分で変えることもでき、楽しいと思います。
一度お試しあれ。
八幡でした。