楽しいワカサギ釣り。
そんなワカサギ釣りをずっと楽しむため、事故だけは起こしてはいけません。
どうも、八幡です。
事故で怖いのは水没とCO中毒。
今回は水没の危険・・・
特に氷の状態に注目して、取り上げてみたいと思います。
氷の状態が良ければ、水没のしようがありませんから。
管理釣り場以外で釣りをしている方は、特に気を付けてくださいね。
氷の状態の見極め方
全景
釣り場についたら先ずは全景を眺めることをおススメします。
河川からの流入口や橋の下など、凍りにくく溶けやすい場所は特にチェックすること。
溶けてる範囲が広がってきているなら要注意。
表面上は変わりなくても、下側から溶けてきているかもしれませんよ。
氷の色
さらに全景を見渡して、氷の色が変化しているところは要注意。
氷が薄くなっているサインです。
大抵は水が浮いてきていますから、気持ち悪く感じるはずです。
透明な氷を通して黒ずんだ湖沼が見えたら、静かに移動して安全域まで退避しましょう。
氷の厚さ
氷の厚さは安全上一番の目安となる指標です。
大体10cm以上が安全の最低ライン。
管理釣り場などでは全面15cm以上の氷結が解禁の目安だとか。
大抵岸際は地熱により溶かされ、他より薄くなっていることも多いです。
従って測定は1箇所だけではなく、複数測るようにしましょう。
音
めったにないですが、音で危険に気づくこともあります。
「バキッ!!」という氷が割れる音。
先日岸際から2連続で聞こえてきたときは、絶望しました。
耳にしたら、即時撤退でよろしいかと。
気泡
シーズンが終わりに近づいてくると、釣りをしている穴から気泡が出てくることがあります。
氷が下側から溶かされているときに起きる現象です。
ぷつぷつと頻繁に出てくるようなら、次回の釣行は考え直したほうが賢明かもしれません。
水面の揺れ
自分や他人が空けた穴のそばを通った時、水面が揺れることがあります。
氷が薄くなって、そばを歩く人間の体重を支えきれなくなっている兆候です。
稀に穴より上に水が上がってきたりします。
ここまでくると真面目にアウトです。
穴の形状
アイスドリルを使って開けた穴の形状にも、注目してみてください。
氷の状態が良ければ、円状の綺麗な穴が空きます。
氷が緩んでいると、円状になるはずの穴がいびつになります。
弱った周囲の氷まで割れてしまうからです。
空けた穴がいびつなら、先ずは氷の厚さを確認しましょう。
まとめ
特にシーズン始めとシーズン終わりは、氷の状態を確かめながら、身の安全を確保しましょう。
また、現地で氷の状態を確かめることも重要ですが、現地に行く前にも出来ることがあります。
氷上に乗れるだけ氷が成長したら、日々の天候に注目しましょう。
特に注目する項目は天気、気温、降雪量&降雨量です。
晴れたり、気温が高ければ当然、氷は減衰します。
また雪が降るか、雨が降るかも重要です。
雪が降れば氷の成長に繋がります。
しかし雨が降れば、直接氷にダメージが入るだけでなく、河川からの水量が増え、流入口から氷が溶けていく原因になります。
日々の天候に注目し、氷の厚さの増減を予想しましょう。
危険を予想しておくことは身の安全に繋がります。
事故の無い楽しいワカサギ釣りにしましょう。
八幡でした。