今年は近年まれにみる暖冬。
ものすごく雪が少かった冬。
どうも、八幡です。
ワカサギ釣り師としては、ものすごく悲しかったです。
しかしその雪の少なさも、渓流釣り師としてはありがたいところ。
解禁直後の林道は積雪で車が入れないことが非常に多いのです。
流石に今年は雪が少ないので、車の乗り入れは楽だと思います。
しかし林道の奥まで乗り入れる分、沢の周辺には残雪も多いハズ。
その残雪には自分の足で立ち向かうしかありません。
今回は、解禁直後の残雪に対する足元対策を取り上げてみたいと思います。
残雪の足元対策3選
残雪でまず問題となるのが「歩きにくい」と言うことだと思います。
歩きにくいと滑落や踏み抜きなど、附属する危険も増えてきます。
まずは「歩きにくい」を解消することが大切となってきます。
雪の上を歩きやすくするアイテムを取り上げてみたいと思います。
1、カンジキ
雪の上を歩くといえば、日本人ならまず思いつくのが、カンジキでしょう。
軽くて丈夫な竹と縄で作られた伝統的な雪上歩行器具。
接地面積を増やすことで圧力を分散し、体が沈みこまないようになっております。
さすがに現代は縄ではなく、ロープやゴムが使われております。
竹部分の本体もプラスチックなどで作られているプラスチックカンジキ 「雪っこ」という商品もあります。
が、八幡的にはコチラの竹製のほうが壊れにくいため、おススメです。
かんじきは脛くらいのちょっとした浅瀬なら、そのまま踏み込めるところもポイント高し。
弱点としてはワンタッチ式にするためにゴムを用いていること。
ゴムが劣化し数年で切れてしまいます。
ただ作りは単純なので、ゴムチューブの廃棄品を使って修理可能。八幡はマジックテープ付きのゴムバンドに付け替えました。
2、スノーシュー
西洋のカンジキといわれる「スノーシュー」
カンジキと同じで、接地面積を増やすことで雪上を歩きやすくしています。
カンジキよりも接地面積が広く、さらに沈み込みにくくなっています。
残雪の残る林道を、しばらく移動しなければ沢に出れないといった場合の「長距離の移動」に向いています。
そのまま沢に入ることはNG。
川底の起伏がひっかかり事故の起きる可能性大。
またカンジキと違い、足を持ち上げるとかかとがスノーシューから浮くため、歩行するには多少の慣れが必要です。
歩行の補助としてトレッキングポールを使用する方も多くいます。
スノーシューを買うなら、トレッキングポールとキャリーバックのセットを購入した方が後悔はないでしょう。
スノースパイク
接地面積が広くなるわけではないので沈みます。
林道を歩くというより、残雪で滑る斜面を上り下りするときに使用するものです。
ウェダーやウェーディングシューズのソールでは斜面を登る際、不安になる時がありますよね。
そんな時、外側から装着できる携帯用のスノースパイクは重宝します。
もうすこしつま先側までスパイクがついていれば、文句なしなんですけどね。
まとめ
残雪が残る渓流の雪上を、移動するための装備を紹介しました。
- 渓流周辺で小回りを利かせたいなら「カンジキ」
- 長距離移動がメインなら「スノーシュー」
- 斜面が心配なら「スノースパイク」
解禁直後の残雪による悪路に負けることなく、安全に渓流釣りを楽しみましょう。
八幡でした。