山菜取りは基本やらないです。
折角、渓流釣りで山に入るのだから、山菜取りもすればいいのにと自分でも思いますが。
見分けるのに自信がないです。
毒入りなんて採ってきたら目も当てられません。
どうも、八幡です。
そんな八幡でも採取する山菜が二つだけあります。
それが「タラの芽」と「フキ」。
タラの芽は見分けが簡単ですし、フキは見間違えようがありません。
そんなわけで、タラの芽は春に平均2回ほど。
フキは渓流釣りの時に、気が向いたら採取しています。
タラの芽ってどんな山菜
タラの芽は山菜の一つです。山菜といえばタラの芽という人も多くいます。
八幡もその一人ですが…
ウコギ科のタラノキ属に分類され、和名タラノキをといい、その新芽をタラの芽といいます。
タラノキは日本全国に分布し、オンダラとメダラの二種類分かれます。
単なる雄株や雌株というわけではなく、メダラはオンダラの突然変異だといわれています。
オンダラの木は鋭い棘があり、タラの芽の採取時には気を付けならければなりません。採取するのはこのオンダラの木からになります。
オンダラの木からとれるタラの芽も開らくと、軟らかい赤い棘があります。食べるのには問題がありません。
メダラには棘がありません。なんかつるっとしている感じで、天然物を採取している方には違和感のある木になるでしょう。
ハウスものや栽培されているものは大抵がこちらになります。よって店で売られているタラの芽は、メダラからとれたタラの芽になります。当然、タラの芽にも棘はありません。
タラの芽が取れる時期や場所は
タラノキは日本全国に分布していますので、地域によっては採取できる時期は異なると思います。一般的には春の3月下旬~5月上旬と言われています。
八幡の地域では桜の満開時期後が、採取時期と重なります。
タラノキは「日当たりのいい場所」に自生しています。
山菜だからと言って、山の中に入っていかなくても、案外家の近くにも自生しています。
八幡の経験的には、日当たりの良い裏山や団地の法面、後は休耕田で藪化している場所なんかは狙い目です。
八幡が一番探す場所は団地の法面ですね。
ちなみにこんなところで採れてます。
タラノキは基本的に群生しているので、一本見つけたら周りに幾つもあると思っていいはずです。
凄いとこんな感じで群生します。
小さい苗木も周りにあるはずですので、踏みつぶさないように注意してください。
数年後には採取できるようになるかもです。
もし山の中で採取するなら、藪の中に入らなくても林道の脇で採取できるはずです。
タラの芽の採取マナー
タラの芽を採りに行くなら、いくつか守るべき採取マナーが存在します。
絶対に守りましょう。
- 他人の土地に入らない
- タラノキを切らない!折らない!
- 二番芽や側芽を採らない
1、他人の土地には入らない
1番の「他人の土地には入らない」は当たり前のことですね。
というか、入ると犯罪です。
マナー違反どころではありません。
土地に入っていないからと言って、他人の住宅の家の中が見えるような塀の脇で採るのはいかがなものかと。
通報されるようなマネはよしましょう。
2、タラノキを切らない!折らない!
タラノキの枝を切る心無い者がいます。
とても嘆かわしいことです。
タラノキは切ると、その次の年から芽をつけなくなります。
山菜取りをするなら、今年の収穫だけでなく、毎年採りたいですよね。
簡単な計算です。
タラノキを切るようなマネはやめましょう。
切るような方は山菜取りを今すぐやめるべきです。
同様に枝を折らないように気を付けてください。
採取の際、手が届かない位置は枝をしならせて採ったりします。
つい夢中になって枝をしならせすぎて、折ってしまう方もいるようです。
折ってしまうと、同様に次の年には芽をつけません。
それどころか、枯れてしまう可能性も高いです。
木にダメージを与えないよう注意しましょう。
3、二番芽や側芽を採らない
枝の一番先についている芽を一番芽。
その脇から生えてくる芽を二番芽といいます。
ちなみに枝の途中から生えている芽を、側芽または胴芽といいます。
採取するのは一番芽のみにしましょう。
他の二番芽以降はタラノキが生きるのに必要な光合成をおこなうための、大事な葉を茂らせるための芽になります。
芽を採りすぎると木そのものが枯れてしまいます。
先行者に一番芽が採られた跡があり、側芽が残っている場合は、木が枯れないよう注意している証拠です。
その時は素直に他の場所に移動しましょう。
今日の収穫と夕飯
本日の収穫はこのくらい。
毎年まわっている場所の半分をまわりました。
先行者が入った跡がありましたが、一か所だけ先行者もなく自由に採れました。
もちろん残す分のバランスは考えてますよ。
ちなみに芽が開いてても、収穫に問題ありません。
もっと開いていても、おいしく食べられますよ。
料理は天ぷらとマヨネーズ醤油炒め。
てんぷらは天つゆもしくは塩でいただきます。
ちなみに八幡は塩派。
晩酌で美味しくいただきました。
皆さんも、家の近所をまわってみてはいかがでしょうか。
案外採れるものですよ。
八幡でした。