後輩「八幡さん、業者さんから新しい名刺届いてましたよ。机の上に上げときました〜」
八幡「りょうかーい。ありがと〜」
ここまでは良かったんです
どうも、八幡です。
年度はじめに職場の異動があり、自分で名刺を作るのも面倒で業者に名刺を注文しました。
先日出来上がってきた名刺。
以前作った免許証&名刺入れにウキウキ気分で入れようとしたところ…
何故か入らない。
ん、マチ部分が邪魔してるのかな?
と思い、マチ部分が邪魔にならない角度で入れようとして…入らない。
なんで?
なんで!?
なぜ名刺が入らないのか
衝撃の事実。
なぜか名刺が入らない。
職場なのに、ちょっと泣きたくなってしまいました。
免許証は丁度良く入るのに…
もしかして…
名刺って免許証より大きいの?
重ねてみました。
でかい。
5ミリは大きい。
これは入らんわ。
免許証&名刺入れとして作成しましたが、作成時は免許証の大きさに合わせたからなぁ。
というか、免許証と名刺の大きさは同じだと思っていました。
明らかに思い込みよるミスです。
ミスったものは仕方ない(´-﹏-`;)
でも、名刺が入らない名刺入れなんて、どないしよう?
リメイクすればいいんじゃね?
免許証は入るんだから、免許証入れとしては使えます。
でも、せっかくだから名刺が入る予定だった部分も活用したい…
カードをまとめて入れとくか?
使わないポイントカードを、普段から持ち歩くのもナンセンス。
ならば小銭か?
うん、それなら入る。
でも、そのままでは飛び出て来ちゃいそうなので、ちょっと改造が必要です。
フタ止めれるようにバネホックつけて、小銭を取り出しやすいようマチを広げる…
なんとかなりそうです。
必要に応じて、リメイク出来るところがハンドメイド品の素晴らしい所ですよね。
小銭入れへのリメイク手順一覧
1、縫い糸をほどく
2、新マチとベルトの作成
3、コバ磨き、菱目打ち
4、ベルトの縫い
5、バネホックの取り付け
6、ベルトと本体の縫い付け
7、マチと本体の縫い付け
順番を間違えると取り付けられなくなるので、要注意です。
1、縫い糸をほどく
せっかく頑張って塗った糸も、リメイクするには解かなければなりません。
革に傷がつかないように、目打ちとハサミと糸抜きを使って、丁寧に糸を解いて行きます。
革と糸の間に目打ちを挿し込んで、空間を作ってやると、ハサミが入れられます。
はじめからハサミを入れようとすると、革が傷つくかもしれないので、注意しましょう。
2、新マチとベルトの作成
小銭入れへのリメイクには、マチを広げるのは必須。
カードに合わせてマチを作っていたので、小銭を入れると脇から出てくる可能性が…


上下にマチを伸ばして、さらに広がるように幅を広くします。直線だったマチも角度をつけました。
ベルトは最初つける予定は無かったのですが、バネホックの凹金具をつける事をイメージしたら…どこにつけるの?となりました。
最初は写真の通り、バネホックを付けようと考えていました。
しかしその通り付けると、バネホックの頭が邪魔になって、免許証が入らない。
気づいて良かった。
考えた末にベルトをつける事で解決。
コレでリメイク出来ます。
完成品
結局、作業を始めてから、3時間以上かかりました。
ベルト部分は微妙かも?
凹金具は緩くて少し、回ります…(^_^;)
1ミリ厚はちょっとうすすぎました。
マチはもう少し広げても、良かったかも?
とはいえ、リメイク終了。
コレで使用出来ます。
少なくとも「小銭が入らない小銭入れ」なんてことはありません。
近くのコンビニには、これ一つで行けるようになりました。
次からはリメイクの必要がないように作っていこう。
八幡でした。