八方趣味人

日課で運動、外で釣り、庭でDIYして、部屋でブログ・・・仕事はいつするの?

スポンサーリンク

レザークラフト 初心者がボックス型小銭入れを自作してみた

最近、人の使っている革小物に目が行きます。

自分で作れそうな物は特に見ちゃいますね。

どうも、八幡です。

 

今回はボックス型の小銭入れを作成してみることにしました。

こんな感じに仕上がりました。

f:id:happousyumi:20191002153110j:plain

ちょっとマチ部分が難しかったですが、何とかなりました。

時代はキャッシュレスを目指していますが、八幡は逆行中ですね。

 必需品

ハンシャ

 ハンシャはバネホックの一種。

 「隠し頭」といったりもします。

 ホックの頭部分を見せたくない時に使います。

 ハンシャの頭は薄いため、革の二枚重ねの内側に隠すことができます。

 色々使いどころがありそうですね。

 

サイレント菱目打ち

 しかし八幡はマチ部分で、よくサイレント菱目打ちを使います。

 単純に普通に菱目を打つより、やりやすいからです。

 サイレント菱目打ちは真っすぐ菱目を空けていくのが難しいので、いつも以上に気をつけながら空けていきましょう。 

 

作成工程一覧

  1. 型紙作成
  2. ケガキ
  3. 床面処理
  4. 革切り出し
  5. コバ処理1
  6. マチ部分の折り目つけ
  7. ガイドライン&菱目打ち
  8. バネホック(ハンシャ)取付け
  9. 縫いつけ
  10. コバ処理2
  11. 縫い糸の馴染ませ

作成過程

1、型紙作成

f:id:happousyumi:20191002134135j:plain

 ボックス型小銭入れのパーツは4つ。

  • パーツ1…本体(1.5mm厚)
  • パーツ2…表につけるポケット部分(1mm厚)
  • パーツ3,4…マチ部分(1mm厚)

 いつも通り、赤線は縫い付け前にコバ処理を行う部分。

 パーツ1についた小さな✖は、バネホックの穴を空ける箇所です。

f:id:happousyumi:20191002134649j:plain

 もちろん試作時には、型紙で組み立てて試してみます。

 ここで上手くいっても、実際には革の厚みで失敗することもありますけどね。

 どうしても心配な方は安価な合皮で試すのもありです。

 

6、マチ部分の折り目つけ

 マチ部分は縫い付けのため折り返しが必要です。

f:id:happousyumi:20191002135118j:plain

 先に折り目をつけておくと後が楽ですし、組み立て時の目安になります。

 折り目は端から5mmの位置でつけました。

 

7、ガイドライン&菱目打ち

 ガイドラインは端から3ミリの位置につけました。

f:id:happousyumi:20191002135432j:plain

 ちなみに、ガイドラインを引いたのはパーツ1とパーツ2だけ。

 そのガイドラインにしたがってサイレント菱目打ちで、菱目を打っていきます。

f:id:happousyumi:20191002140032j:plain

 真っすぐ打つのが難しいので、気を付けてください。

 マチ部分もズレないようクリップで固定しておきます。

 

 マチの縫い合わせ部分は、型紙と少し形を変えました。

 アーチ型にして、多少の遊びを持たせるようにしました。

 

8、バネホック(ハンシャ)取付け

f:id:happousyumi:20191002144242j:plain

 通常のバネホックはこちら。

 この中の頭がハンシャ仕様になるとこうなります。

f:id:happousyumi:20191002144507j:plain
f:id:happousyumi:20191002144517j:plain

 隠し頭という名前のとおり、これだけ薄ければ革の間に仕込めますね。

 今回の小銭入れにはパーツ1と2の間に仕込みます。

 取り付け方は普通のバネホックと同じ。

f:id:happousyumi:20191002144854j:plain

 大きさのあった打ち具があれば、同じようにして取り付けることができます。

 

9、縫いつけ

f:id:happousyumi:20191002145051j:plain

 縫い付け前に角の面取りをしておきます。

 縫い付けちゃうと切り取りにくいですからね。

f:id:happousyumi:20191002145311j:plain

 縫い始めは4つ目の穴から。

 開閉で力のかかる部分になるので、重ね縫いをするためです。

 ここから上に塗っていって、折り返して半周します。これで4穴分重ね縫いとなります。

 もちろん縫い終わり部分も4穴分を重ね縫いします。

f:id:happousyumi:20191002150047j:plain

 パーツ1とパーツ2。さらにマチの一部分を縫い合わせたところ。

 ここからマチをさらに縫い合わせていきます。

 縫い合わせるほど、マチが邪魔でレーシングポニーが使いづらい...(=_=)

f:id:happousyumi:20191002150327j:plain

 縫い合わせが終わったところ。

 小銭入れを折りたためるように、マチ部分に折り目をつけておきます。

 

11、縫い糸の馴染ませ

f:id:happousyumi:20191002151301j:plain

 縫い終わった糸を上から押し付けるように擦り、馴染ませます。

 こうすることで縫い糸の凸凹が革に馴染み、凸凹を感じにくくなります。

 つい先日、レザークラフトをやっていた先輩に教えてもらいました。

 今までやってきませんでしたが、確かに糸の凹凸が分かり難くなりました。

 菱目打ちにつかう木槌の側面などを使ってもいいそうですよ。

完成品

f:id:happousyumi:20191002152309j:plain
f:id:happousyumi:20191002152312j:plain

 完成品の開いたところと閉じたところ。

 確かにバネホックの頭は見えてませんが、どこにあるかは丸わかりですね。

f:id:happousyumi:20191002152519j:plain

 横から見ると隙間が…

 ここからお金が落ちないよね?

 試しに十枚ほどコインを入れてふってみましたが、出てくることはありませんでした。

 とはいえ、もう少し厚みが薄くなれば…

 とりあえず重しを乗せて形を馴染ませよう。

f:id:happousyumi:20191002152856j:plain

 ちなみに紙幣もここまで畳めば、ポケットに入れることもできます。

 

まとめ

 小銭入れは前にも作りましたが、以前はカード&名刺入れと兼用でした。

 今回の用途は本当に小銭を入れるためだけ。

f:id:happousyumi:20191002153609j:plain

 左が以前のもの。右が今回の小銭入れ。

 手の平に収まる大きさです。

 用途を絞れば、大きさもコンパクトになりますね。

 個人個人に合ったものを作れるのもレザークラフトの良いところ。

 今後も色々作っていきたいと思います。

 八幡でした。