八方趣味人

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レザークラフト 初心者が手帳型スマホケースを作成してみた②

レザークラフトで最初にスマホケースを作成したのは1年くらい前。

娘の六花のスマホケースでした。

どうも、八幡です。

 

それから1年経過したスマホケースがコチラ。

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前にも汚れがスゴイと書いた事がありますが、そろそろ見過ごせなくなってきました。

この間、失敗した革を活かしたい事情もあるし、いい機会だから作り直してしまおう。

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 完成品はこんな感じになりました。

使用品

革〜イビザ2mm&1.2mm

 ちょっと前、友人の奥さんにスマホケースを作成した時に使用した革。

 各パーツの作成のために、薄い革も用意しました。

 これで全体が好みの革でスマホケースを作成できます。

 傷がつきやすいみたいなので、クラフト中は気を付けましょう。

 

革〜ピッグスエード

スタッズ

 

マグネット

作成過程一覧

  1. 型紙作成
  2. ケガキ、床面処理、切り出し
  3. ガイドライン引き
  4. パーツ3の漉き
  5. コバ処理①
  6. パーツ1、2、3の縫い付け
  7. パーツ6の作成
  8. スタッズ付け
  9. 裏地の仮貼り
  10. 菱目打ち
  11. 抜型
  12. リング取付け
  13. プラケースの縫い付け
  14. マグネット取付け
  15. 縫い付け
  16. コバ処理②

作成過程

 

1、型紙作成

 今回はパーツが8つ。

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 そのうち外側は6つ。

 パーツ1,2は2mm厚の革を使用、その他は1.2mm厚を使用します。

 パーツ1,2は本体。

 パーツ3は側面。

 パーツ4にはリングをパーツ5にはスタッズを取り付けます。

 パーツ6はベルト。

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 内側にはパーツが2つ。

 パーツ7、8のどちらもカード入れになります。

 

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 ちなみにパーツ2は前回スマホケースを作成した時、ケガく位置を失敗した革を流用。

 そのためパーツ2だけは既に菱目まで打ってあります。

 

 4、パーツ3の漉き

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 パーツ3は本体1、2を繋ぐ側面となるパーツ。

 パーツ同士が重なるので厚くなってしまいます。

 その緩和のため端を8mm程度漉いておきます。

 ガラス盤を下敷きに使い、滑りを良くしておかないと、漉くことができません。

 あまり行ったことが無いので上手くできません(>_<)

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 ガタガタ。

 まあ、裏地で隠れるのであまり気にしない。

 ・・・気にしないようにします。

 「漉く」という作業は難しいので、八幡のように初心者の方は、隠れる部分から練習していけばいいかと思います。

 

6、パーツ1、2、3の縫い付け

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 まだ全体に菱目は打っていませんが、ここだけは別

 裏地を縫い付ける関係で、本体パーツ1,2,3が離れているのは作成に支障が出ます。

 そのため、ここだけは先に菱目を打ち、縫い付けました。

 初心者なので解りやすく勧めないと。

 

7、パーツ6の作成

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 ベルト部分を作成しておきます。

 今回は開閉がマグネットなので、裏地に取り付ける必要があります。

 むしろマグネットを付けるために、裏地を使用することにした、といった方が良いかも。
 まずはゴムのりで仮貼り。

 それから菱目を打ち、マグネットのツメを差し込む穴を菱ギリで空けます。

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 ツメを裏地と受け金具に差し込んだツメは、ペンチで外側に折ってやります。

 ツメ分のスペースも計算に入れておきましょう。

 後は縫い付けるとパーツ6は完成。

 

8.スタッズ付け

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 まずはスタッズの位置を記した型紙と革を重ね、型紙越しにスタッズの取付け位置の中心に印を付けていきます。

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 目打ちでつけた印を利用して、今度はスタッズのツメの位置をマーキングしてきます。

 次はツメのマーキング通りに菱ギリで穴を空け、ツメを通しておきます。

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 その時細かいスタッズもあるので、ピンセットを使うと便利。
 全部のスタッズを入れたら、裏返してペンチでツメを折っていきます。

 基本は内側に折りましょう。

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 中にはツメが長くて内側に折り込めないものもありました。

 しょうがなく外側に折り返しましたが、後になって爪痕が浮き上がってこないか心配です。

 仕上がりを気にする方はツメを削るか、別物ものに変えましょう。
  ツメがういているものは、あて革をして木槌などで軽くたたきます。

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9、裏地の仮貼り

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 裏地は一回り大きく切り出します。

 そして実際に曲げながら貼り合わせます。

 あくまで仮貼りなので、貼り合わせる面積は少なめにしました。

 あとで部分的に剥ぎながら、裏地にプラケースマグネットを取り付けなけらばいけないからです。

 仮貼りは位置を決定して、菱目打ちが出来るようにするためのもの。

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 仮貼りしたら、革に沿って裏地も切り出します。

 これで菱目打ちや、カメラ穴を空ける抜型を行うことができます。

 ただしパーツ4,5の内側に菱目を打つ時や、マグネットの差込穴を空ける時は裏地を剥がすことを忘れないでくださいね。

 

12、リング取付け

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 パーツ4の中に、ストラップ用のリングを取り付けます。

 中心を片面カシメで止めます。

 あとは周囲を塗っていけば、リングを出し入れできても、取れてはきません。

 

13、プラケースの縫い付け

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  縫い付けるプラケースはTPU素材の軟らかいソフトケース

 なのでパンチで穴を空けることができます。

 裏地には同じ位置に菱ギリで穴を空けました。

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 カメラ穴の周りも穴をあけて縫い付けました。 

 接着剤と違って、スマホを繰り返し着脱しても、とれてくることは無くなるでしょう。

 

 16、コバ処理②

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 通常通りのコバ処理の後、今回は一手間かけます。

 コバを磨いていると裏地がとれてきます。

 剥離が激しいところをサイビノールで貼り付けます。

 気になる所を補修したら完了~。 

完成品&まとめ

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 外側はイビザで固めました。

 八幡的にはお気に入り。

 前回の失敗もちゃんと隠れています。

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 開くとこんな感じ。

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 ストラップ取付けリングはちょっときつめ。

 折り返しは出来ません。

 どうせできないなら、下側をフリーにすればよかった。

 スタッズは初めてにしては上出来。

 あとはデザインの問題ですね。

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 内側。

 カード入れは大1つ、小1つ。

 六花の使用状況にあわせました。

 内側にも一応飾りを入れてあります。

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 以前のスマホケースは全面2mm厚だったため「折り返して通話が出来なかった」とのこと。

 側面に1.2mm厚を用いたため折り返しも簡単

 

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 縫い合わせに苦労しつつも、重厚感のあるスマホケースが作れたと思います。

 縫い目やコバの処理も1年前に比べると、上達していることが分かります。

 初めての工程もまだまだ多いですが、楽しめてレザクラできていると思います。

 皆さんも楽しいレザクラライフを!

 八幡でした。