前回、結婚祝いに頼まれていた友人のスマホケースを作成しました。
自分的には良くできたと思います。
どうも、八幡です。
今回はお嫁さんの分。
といっても、色違いで作るので基本的な構造に差はありません。
作成過程が知りたい方は、前回の記事を読まれた方が早いと思います。
今回は友人のケースと違っているところを中心に取り上げていきます。
作成過程一覧
作成過程
今回、お嫁さん用に用意した革はコチラ。
1、型紙作成
8、カメラ穴作成
「ん?なんか変じゃね?」
ここまできて、やっと自分の失敗に気づきました。
内側に貼り付けるケースと、外側に来る革のカメラ穴の位置が同じっておかしくね?
ケースはくるっと反転してくっつくから・・・
カメラ穴をケガく位置がちがーーーう!!
マヂカヨ(;゚Д゚)
大切な革を無駄にしてしまった。
やめよう、思い込みと型紙流用。
せめてパーツ1の型紙だけでも、最初から作り直していれば・・・
気を取り直して、パーツ1だけ作り直します。
菱目がズレると困るので、作り直したパーツ1の菱目打ちは菱ギリで慎重に行います。
焦ってたから、写真も撮ってないヨ。
ようやくカメラ穴を空けるところまで来ました。
抜型と自作菱目打ち機で、体重をかけて空けました。
ただし楕円の抜型は小さいのしかなかったので、一工夫。
両脇を抜型で空けてから、中をデザインナイフで切り取ります。
他を傷つけないように慎重に。
もちろん開けた穴の淵もコバ処理します。
9、コバ処理①
コバ処理時に気づきましたが、イビザはヘリが落としやすい感じがします。
触った感じも、何となくしっとりしている気がする。
そのせいなんだろうか?
13、コバ処理②
最終的なコバ処理時も普段よりやりやすいような気がします。
切りやすいというか、ヤスリがけしやすいというか…
革の使用部位による違いかなぁ。
コバの処理は今までで一番よくできたと思います。
いつも通りトコノールまででしか磨いてませんが、段差がないから綺麗に見えるんでしょうね。
15、レザーバーニング
せっかくなのでワンポイントのハートの上に、レザーバーニングを施していきます。
これでちょっと気になっていた寂しい部分もなくなります。
下書きで汚れた革はメラミンキューブで綺麗にできます。
鉛筆のカスくらいなら簡単にとれます。
消しゴムだと逆に汚れがつくのでやめましょう。
左が汚れ付着しているところ。
右はメラミンキューブで擦った後です。
わかるかな?
そして既に完成していた友人分のスマホケースにも、バーニングを施し終了です。
完成品
色違いのセットになりました。
作りの違いは、側面のフチが直線か曲線かと言うところくらい。
開くとこんな感じ。
写真では革の違いまでわかりませんね。
黒と赤の対比がいい感じ。
中を開くとカード入れに「ハッピーウエディング」とハートマーク。
新婚さんには丁度いいでしょう。
・・・いいよね!?
後はメッセージカードを添えて、ラッピングして送るだけ。
字が汚い八幡はメッセージカードを書くのが、一番難儀した気がします。
5回は書き直しました。
全行程終了!
頑張りました。
喜んでくれるといいけど。
反応が気になる~~
八幡でした。