この半年で少しづつ色々な物を作成してきました。
縫い目とか見ると、まだまだな面も多々見受けられますが、楽しんで革いじりを続けてます。
どうも、八幡です。
作製してきた中で、八幡自身もっとも使用頻度が高いのがロールペンケースです。
何気に出来も良かったので、お世話になった先輩にプレゼントするため、再度作ることにしました。
今まで、全く同じ物を作ることは無かったので、今回はじめて再現率を見ることができますね。
制作過程
必需品は以前と同じで、革と革紐。
制作過程も以前と一緒です。
一緒なんで今回は省略。
前と違うのは型紙を流用できるので、悩まなくていいこと。
ロールペンケースは縫い目も少ないので、作成時間はあまりかからないかな?
と、思いながら革にケガキ線を入れようとしたら…
ん?なんだろう、これ?
「もう2センチのばす→」
…もう少し長くしたかったかのかな?
よく覚えていません。
過去の自分は出来上がりを見て、そう感じていたんでしょう。
こんな時は・・・
前回の作成記事を読んでみました。
なるほど、書いてるわ~。
というわけで、前回より2センチほど長く革を取ります。
A4サイズの幅にピッタシという感じ。
切り出して、床面を処理して、レザーバーニング。
図案は今までで一番良かったものを選びました。
ここでも過去の作品が役立ちます。
名刺入れに施したバーニングと一緒です。
お世話になった先輩へプレゼント用なので、一番良かったところを集めて、失敗の無いようにしたいですからね。
そして今回最も違うのが、マチ部分の菱目打ちです。
前回はサイレント菱目打ちを使いました。
もちろん今回も使用しましたが、それだけではありません。
今回はコチラの菱ギリも使ってみました。
初めての挑戦。上手くできるかな?
マチ部分…特に根元は穴が空けにくいです。
そんな部分に無理してサイレント菱目打ちを使うと、周りを傷つけそう。
そこで菱ギリの出番。
先にマチに目印の穴を軽くつけておき、本体部分からズレないようにクリップで仮固定。
その後、目印の受けから菱ギリを押し付けて、穴を完成させます。
あ、これは便利。
いままでの二度手間が不要になりました。
そして、力も特にいりません。
もっと前から使ってれば良かった。
革が重なる部分や、菱目が入りにくいところに活躍しそうです。
その他にも革ひも用に穴を空けて…
多少ずれてる。
革ひもつけたら、目立たないといいけど。
その後は、縫って、革ひもつけて、コバ処理したら完成。
結局3時間くらいかかったなぁ。
完成品
遠目には良い感じ。
レザーバーニングの粗も目立ちません。
革ひもはもう少し太い物でも良かったですね。
開いたところ。
内容量は前回と変わりありません。
ペン×3、消しゴム、その他などなど、色々入ります。
前回と比較するとこんな感じ。
色や太さは変わりありませんが、ふたの長さが違いますね。2cm伸ばしました。
確かに今回の方が落ち着いて見えます。
フタが本体から浮き上がらないため、安心感があるのでしょう。
今回用いたのは牛タンローの1.5ミリのキナリ。
色は経年で変化してくるはずなので、今後が楽しみです。
八幡でした。