毎年二回の年中行事「タイヤ交換」
簡単ではあるんですが、はっきり言って面倒。
面倒ではあるんですが、しないことにはしょうがない。
小一時間もあれば自分で出来ることに、約3000円出して交換してもらうのも馬鹿らしい。
その3000円で釣具なり、革なり買ってる方がよっぽど有意義です。
どうも、八幡です。
覚えれば簡単なんですが、免許を取ったばかりの初心者さんや初めての方にはやっぱり不安もあると思います。
なのでここで少し紹介したいと思います。
タイヤ交換にあった方がいい道具
タイヤ交換には最低限の工具は必要です。
昔は車にスペアタイヤを積んでおかなければいけなかったんですけどね。
それにともなって、タイヤ交換の最低限工具も積んでました。
車体を持ち上げるジャッキと、タイヤのナットを回すレンチです。
これだけでもタイヤは交換できるといえばできるんですが、使い勝手が悪すぎる。
なので、これから紹介する工具で効率化が図れます。
八幡の体感としては半分以上の時間短縮になります。
1、フロアジャッキ
自分でタイヤ交換をする際、必ず揃えた方がいい工具ナンバーワン。
タイヤ交換で面倒な作業ナンバーワンは、パンダジャッキでちまちま車体を上げることと、ちまちま車体を下げることです。
フロアジャッキなら、ぐいぐい上げ下げできるので効率が驚くほどアップします。
八幡が購入したのは15年も前ですが、現役そのものです。
一度買えば、あとは買い替えも必要ないんじゃないか、と思えるほどです。
揃えて損はありません。
2、レンチセット、クロスレンチ
タイヤ交換に特化した工具として揃えるなら、クロスレンチの方がおススメです。
3、エアゲージ
4、単管パイプ
5、さび止めスプレー
6、タイヤストッパー
タイヤ交換の仕方
1、車を水平な箇所に止める
ジャッキアップするときに動いてしまわないよう、できるだけ平らな場所に止めましょう。
2、交換するタイヤの前後左右を決める
タイヤの減り具合を見ながら、どの位置につけるか決めます。
駆動輪に減りの少ないタイヤを使いましょう。
タイヤのスリップサインも必ず確認してください。
バランスをとっているタイヤなら、それに従ってくださいね。
3、ジャッキを設置する
車体を持ち上げるため、ジャッキを設置します。
大抵はタイヤの前後に、ジャッキ設置個所が用意されていますので、必ずそこに設置してください。
4、タイヤを外す
タイヤを外す手順は次の通り。
- 「ジャッキで半分持ち上げる」
- 「ナットを半分緩める」
- 「ジャッキで完全に持ち上げる」
- 「ナットを完全に緩め、タイヤを外す」
ジャッキでタイヤを半分程度持ち上げたら、ナットを半分緩めます。
緩める時は対角順に緩めていってくださいね。
ナットを半分緩めたら、ジャッキで完全に持ち上げます。
持ち上げたら、今度はナットを完全に外して、タイヤも取り外します。
もしナットが固着していたら、単管パイプを使用するか、足で体重をかけてください。
5、タイヤを着ける
タイヤを着ける手順は次の通り
- 「さび止めスプレーを塗布」
- 「タイヤをはめる」
- 「ナットを半締め」
- 「ジャッキを操作して、タイヤを半分接地」
- 「ナットを本締めする」
- 「タイヤを完全に接地する」
タイヤを交換する前に、錆の状態に応じてネジ足部分にさび止めスプレーを振ってください。固着防止にもなります。
素早くタイヤを交換したら、ナットを半締めします。
ジャッキアップされたまま、本締めは出来ません。それどころか動くと危ないので、本締めはタイヤを接地させてから行います。
もちろん本締めも対角順に行ってくださいね。
そしてこれを4本分行います。
タイヤは洗ってから収納しよう
最後にタイヤは洗って、乾かしてから収納しましょう。
タイヤは冬の間、融雪剤にさらされています。
融雪剤は「塩」ですからね。
そのままではタイヤに悪い。早く劣化してしまいます。
しまうのは必ず水洗いしてからにしましょう。
一連の作業で大体1時間弱といったところです。
覚えてしまえば難しいことは何もないので、チャレンジしてみましょう。
道具を揃えても、2年分くらいでもとはとれるはずですよ。
元をとったら、浮いたお金で趣味の物を買ってた方がよっぽどいいですよ~。
八幡でした。