盆正月は親戚の家に集まる方も多いと思います。
我が家は両親と同居のため、集まってくる方。
どうも、八幡です。
その際困るのが、食事の時席が足りないこと。
そこで親父からこんな指令が・・・
父「テーブルを作ってくれ。ただし普段は使わないから、折りたためるやつで頼む。」
言う方は簡単だー。
費用は出してくれるらしいので、まあいいか。
ということで、折りたたみテーブルを作ることになりました。
脚の折りたたみをどうするかが一番の問題だなー。
テーブル材料と図面
テーブルは大きく二つの部分に分かれます。
天板と脚。
一番簡単なのは、でかい板に強度のある金属製の脚を取り付けること。
金属製の脚は一万円程度で通販はもちろん、探せばホームセンターにも売ってます。
その他にも折りたたみようの金具も売ってます。
こちらは3000円くらいから。
折りたたみの金具は、どちらかというとローテーブル向けっぽいですが。
年2~3回程度の使用頻度なので、なるべく費用もかけたくない。
費用をかけてしまったら、「買った方が安いんじゃね?」ってなってしまうのでそれは避けたい。
ホームセンターで色々物色した結果…
天板はこちら
集積材を使うことにしました。
コンパネにヘリンボーンを作る事も考えましたが、年数回の使用頻度は労力に見合ってない。
パイン集積材ならコスパもいいし、反りも少ないので天板に向いてると判断しました。
脚は加工のしやすい2×4材で。
強度的にも2×4材なら大丈夫でしょう。
そうと決まれば次は図面。
展開したところと折りたたんだところ。
折りたたんだ図の離れたパーツは、強度補強の「トンボ貫」です。
下は木取り図。
材料は以下の通り
・パイン集積材25mm厚 1820mm×910mm
・2×4材 1820mm×5本
一応、切しろは3mmに設定しているので、ちょっと隙間が見えるかも。
設計図等は「もでりん」で作成。
ソーガイドのオマケとしてついてくる無料アプリですが、使い勝手がすごくいい。
いつものように、木取り図どおり2×4材をホームセンターで切ってもらいます。
サンダーがけまでしたら後は家での作業。
天板となるパイン集積材は丁寧にワックスがけします。
使うのはいつものビンテージワックス。
天板なので2度掛けしました。
使うときはテーブルクロスをかけますが・・・
ワックス前と後の比較。
木目がくっきり。
塗装をしない時はクリアワックスが必須。
これだけで映えますね~。
また、傷は防げませんが、汚れ防止にはなります。
他のパーツには、木ネジの下穴を空けていきます。
いつもと違うのは鬼目ナットを使うこと。
↑こういうの。
6角レンチでねじ込むタイプと、木槌で打ち込むタイプがあります。
八幡が用いたのはねじ込み式。
木材にナットを植え込みは意外に簡単。
ナットより1~2回り小さい下穴を空けて・・・
後はレンチで回しながら植え込みます。
下穴が大きいと、ナットを取り付けられなくなるので注意してください。
植え込んでしまえば、ボルトで他のパーツを簡単取付けできます。
取り付けたのは矢印の個所。
今回は脚の出し入れのために使いました。
他にも強度を補強するための「トンボ貫」の固定にも使用しています。
これが「トンボ貫」。
これがないとグラつきまくります。
残念ながら、このパーツだけ単独となってしまいました。
良い方法が思いつかんかった・・・
脚を組み立てたら、最後は天板に設置して終了。
設置には金具を使いました。
2×4材の金具になります。
ホームセンターでなかなか見かけなかったので、事前にネット注文しとけばよかった。
4つもホームセンターをはしごしましたよ。
完成品
こちらが完成品。
トンボ貫の位置が高いので、多少グラつきます。
位置が低いと脚が畳めなくなるので仕方ない。
まあ、使用に支障はないのでいいか~。
ちなみに費用は11000円程度でした。
金具やボルトにも結構かかるなー
とはいえ、買うよりは安いですね。
これで盆正月は心配ないね。
八幡でした。