あなたがワカサギ釣りに求めるものは?
数釣りを楽しむこと?
それとも仲間とワイワイ釣りを楽しむこと?
どちらでしょうか?
どうも、八幡です。
八幡はどちらかというと、数釣りを楽しむのがメインです。
仲間とワイワイもしたいのですが、そんなに一緒に行ってくれる仲間がいません
(´・ω・`)
なので必然的にはソロで数を追い求めることになります。
そんな八幡の相棒がカタツムリテントです。
今回はカタツムリテントに焦点を当てたいと思います。
カタツムリテントとは
カタツムリテントはワカサギ釣りに特化した一人用のテント。
テントという名前ですが、形状はテントとは大きく異なります。
言葉で説明するより、画像を見ていただいた方が分かりやすいので、まずはこちらをどうぞ。
見かけは小さなビニールハウス。
それもそのハズ。
使われている材料はビニールハウスの物と大差ないのでは?と思われます。
ビニール、パイプ、留め具、ベニヤ板、テント金具で構成されています。
メリット
- 設営時間が3秒
- 風に強い
- ソリや雪ベラが要らない
- 場所替えの手間が少ない
・設営時間が3秒
これが最大の魅力。
本当に3秒でテント設営が終了します。
テントの骨組であるパイプを、パタパタと広げるだけですからね。
場所を決めたらパタパタ。
はい、完了です。
テントを袋からだし、広げて組み立て、ペグを打って、雪をのせる…等のワカサギテント設営一連の行動は一切ありません!
大幅時短!!
すぐにタックル準備に入るとこが出来ます。
時合を逃すな!
・風に強い
これも大きなメリットです。
通常のワカサギテントはスクエア、ヘキサ、オクタ等の4〜8角形。
角が多いほど風に強くなります。
カタツムリテントは角がなく、楕円形。
流線形に近いため、風上に先頭を向ければ、効率よく風を受け流します。
他のテントとは段違いの耐風性能です。
暴風警報が出ている中、カタツムリテントで釣りをしていた先輩もいます。他には誰もいなかったとか。
それだけカタツムリテントは風に強いのです。
もう釣っている間や設営時に、風を気にする必要はありません。
・荷物を減らせる
カタツムリテントは折りたためば、後はそのままロープを引っ張って移動できます。
テントの床面にタックル等の荷物を置いたまま移動できるので、運搬具としてのソリは必要ありません。
また、通常のワカサギテントのような、雪を乗せるビラビラがありません。
つまり雪を乗せる必要もないので、雪ベラを持っていく必要もありません。
若干の荷物は減らすことが出来ます。
・場所替えの手間が少ない
設営に時間がかからないと言うことは、撤収にも時間がかかりません。
よって「釣る場所を外した!」と思ったら、素早い移動が可能。
まあ「素早い」といっても、それなりの手間はかかりますが、通常のテントとは比べるべくもありません。
カタツムリテントの圧勝です。
ポイント選びが釣果に直結する釣り場では、フットワークが軽く、移動出来るのはありがたいですね。
デメリット
- 1人用
- 狭い
- 新雪に弱い
- 障害物に弱い
・1人用
カタツムリテントであればしょうがないことではありますが、基本1人用です。
無理して、2人で向かい合って使った、と聞いたことはあります。
が、おススメはしません。
竿を2本出せなくなりますし、配置が上手くできず、手返しが最悪でしょう。
八幡はカタツムリテントを仲間3人で並べて釣りをしたことがありますが、密閉空間のため、一緒に釣りをしている雰囲気ではなかったです。
1人が3組いるという状態。
カタツムリテントを使用する場合は「仲間でワイワイ」は無理でしょうね。
・狭い
これも致し方ありません。
通常のテントと比べれば狭すぎます。
一度、幌を下ろして座ってしまえば、ほぼ身動きは取れません。
休憩するからといって腰を伸ばしたければ、テントの外に出なければいけなくなります。
それでも釣りをする分の空間は取れています。
道具も手返しが良いように配置できます。
若干天井が近く、リールや穂先が触れてしまいますが、それも慣れ次第。
釣り方に関する狭さは許容範囲です。
他に狭くて困ることは暖房関係です。
空間自体が小さいので、暖房使用時のCOの溜まりやすさは他のテントより、高いでしょう。より小まめな換気が必要となります。八幡は一酸化炭素警報器を準備しています。
他にも暖房と幌のビニールの距離が近いため、ビニールが溶けないか心配になります。
・新雪に弱い
ワカサギテントは荷物を積んでソリ代わりになりますが、それはあくまで「ソリ代わり」です。
材料はベニヤ板なので、通常のソリ…ジャンボスレーよりも雪が着きやすいです。
板に雪が着くと、さらにその上に雪が着いていきます。雪だるまを作る時の状態ですね。
そうなると、移動時の摩擦は物凄い。
移動だけで、ガンガン体力が削られることになります。
特に湿った新雪とは相性最悪です。
・障害物に弱い
これも移動時の話。
幌を折りたたんだ状態で移動しますが、ビニールがむき出しであることに変わりはありません。
そんな状態で木の枝等の障害物がある所を移動するのは、常にビニールが破ける危険が孕んでいます。
ポイントについて、いざ広げたら、どでかい穴が空いていた...なんてことにならないよう、なるべく障害物は避けて通りましょう。
どこで売ってるの?
残念ながら、カタツムリテントは釣具屋や通販等で常時売っているものではありません。
入手経路は大きく分けて3つ。
- 地元釣具店の入荷を待つ
- ネットで依頼
- 自作しちゃう
地元釣具店の入荷を待つ
カタツムリテントは、常時の取り扱いはありませんが、全く出回っていないわけでもない。
八幡は近くの上州屋でたまたま入荷したところに出くわしました。
即断即決で購入。
八幡の職場の先輩は、中古釣具店に置かれていたのをたまたま発見し、購入したそうです。
地元で手に入れようとすると、運とタイミングが重要ですね。
ネットで依頼
大手通販サイトでは入手困難ですが、ネットオークションには一応出品もチラホラ。
新品が欲しい!という方にはコチラが対応してくれそうです。
川浦製作所さんが、お問い合わせフォームを設置してくれています。
発送も可能なようですので相談してみてください。
自作しちゃう
多分、自作される方は結構多いのではなかろうか?
DIYに慣れた器用な方なら、そう難しくないのでは、と思います。
大抵の材料はホームセンターで揃うと思います。
しかしネックとなるのが、開閉器のジョイント部分である通称?「テント金具」。
この部品はホームセンターでは手に入らない。
部品の自作はかなり大変。
通販ではあまり出回りませんが、メルカリやネットオークションで手に入ります。
先に紹介した川浦製作所さんは金具だけの販売もしているようです。
あとはあなたの腕次第。
まとめ
ソロ釣行が多いなら、カタツムリテントはぜひお勧め。
なんたって設営時間がほぼ無いのがいいね。
「1人なのはカタツムリだから。決して友達が少ないわけではない。」
なんて言い訳も出来ちゃいます(;^ω^)
皆さんもソロ釣行用に、カタツムリテントの導入を検討してはいかがでしょうか?
八幡でした。