先日の暑い日、近くの港へ紀州釣りへ
初めてのポイントということもあり、1匹も釣れませんでした。
どうも、八幡です。
釣れてないので記事にもしてないんですけど、撤収時にいやな事件が…
竿を収納していた時です。
トントンとガイドを外していたところ…ポロリ
え~
トップガイドが外れました!
嘘でしょ!
八幡の釣り師的嫌なことベスト1「釣具の破損」が起きるとは!
幸い紛失部品もなく、穂先が破損したわけでもなさそうです。
修理は自分で出来そう。
今回のケース
今回は竿先からトップガイドがとれただけなので、修理は簡単。
一緒に外れたガイドを戻して、トップガイドを接着するだけ。
これが、穂先が折れてしまったら、ちょっと面倒だけど、今回は外れただけなのでセーフ。
接着剤紹介前に修理しちゃいましょう。
修理手順
1、まずは穂先を綺麗にしましょう。
前の接着剤あとなどがないようにふき取ります。
2、外れたガイドを順番通り元に戻してやります。
間違えないよう口径順に並べてしまうと楽ですよ。
穴の大きさの違いが分かると思います。
3、ガイドを戻したら、竿先に接着剤を塗布します。
今回用いたのはアロンアルファ。
「釣名人」という商品で上州屋で手に入れました。
普通の接着剤でも構いませんが、釣具用ということで何となく安心感があります。
接着剤はたくさん塗る必要はありません。
トップガイドの半分程度の範囲で構わないと思います。
4、接着剤が乾く前にトップガイドをはめて、位置調整をする。
センターガイドの付いた竿の場合は、トップガイドの位置に注意してください。
間違うとトップだけあさっての方向を向くことになります。
最後に余分な接着剤をふき取ったら、修理は完了です。
今回は簡単、簡単。
穂先修理に使える接着剤
穂先の修理に適した接着剤はいくつかありますので、ご紹介しておきます。
1、1液性接着剤
2、エポキシ系接着剤
3、ホットグルー
1、1液性接着剤
代表的な釣具用の接着剤はアロンアルファの「釣名人」ではないでしょうか。
1液性で、2つのタイプが発売されています。
「低粘度で多様性に富んだタイプ」と「白化しにくい、曲げ伸ばしに強いソフトタイプ」です。
低粘度タイプは隙間に入り込んで接着してくれるため、塗りにくい場所に使用するのが適しています。また多く物に用いることが出来るので、釣具の中にとりあえず1本忍ばせておきたい1品です。
ソフトタイプは柔軟性があり、曲げ伸ばしの衝撃を和らげてくれます。なんでもござれの低粘度タイプよりも穂先や振出竿のガイド修理に適していると言えます。また白くなりにくいので、はみ出しにもそこまで気を使う必要もありません。
どちらも1液タイプの接着剤ですぐに使用できます。
市販の瞬間接着剤…とくに多様性のものでも代用が可能です。
2、エポキシ系接着剤
3、ホットグルー
まとめ
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低粘度タイプはまさになんでもござれ。一本携帯しておけば現場で困りません。
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ソフトタイプは磯竿などの穂先やガイドの取付けに向いています。
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エポキシ系は強力。ルアーや投げ竿など強い衝撃が予想される竿に用いましょう。
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ホットグルーは手軽に修正可能。自信のない方向け。取れやすいので注意が必要。
まとめると以上のようになります。
低粘度タイプをタックルボックスに忍ばせておき、現場対応用。
家ではしっかりと修理できるように、ソフトタイプとエポキシ系の接着剤を置いておくのが理想的でしょう。
八幡が上州屋で修理をお願いした時は、ホットグルーを使用されました。
サービスでやっていただいたので、ありがたいのですが、今回とれてしまったのはまさにその竿。
ホットグルーは要注意です。
今回もこっそり試しましたが、不安になりすぐやめました。
個人的にはホットグルー以外の接着をおススメします。
釣りを続けていると、修理の場面はいずれ出てくると思います。
その時の参考にしていただけると嬉しいです。
八幡でした。