八方趣味人

日課で運動、外で釣り、庭でDIYして、部屋でブログ・・・仕事はいつするの?

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鉱石採集 糸魚川ヒスイツアー2回目後半〜ゲシュタルト崩壊

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体験記って、何気にいい文字数いくんですね。

体験記、旅行記書いてる方々凄くね。

どうも、八幡です。

 

一記事で収めるつもりが、何気に長くなったので前後編に…

後半はツアーメインの日。

一日中探してられる2日目と帰りの3日目です。

ヒスイ採集2日目午前

 朝5時起床。

 眠い目を擦りながら準備をしていると

「ヒスイ海岸をやめて、須沢海岸に行こう」

 先輩から突然の予定変更宣言。

「酒も残っていないし、八幡の言うように確率の高い方へ行こう」

「了解です」

 目安の8時間は過ぎてるし、アルコールは心配ない。須沢に行かない手はありません。

 

 一応予定としては早朝の部は5〜7時。

 その間にまず一つ見つけたい!

 そう思いながら二人で須沢海岸に乗り込みます。

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 朝焼けがキレイ。

 そして予想外の人出。ざっと見20人はいる。

 土曜日とはいえ、なんか多すぎね?

 こんなにヒスイハンターがいたら、ヒスイなんて取り尽くされてます。

 近づいて行って安心しました。

 ほとんどが釣り師の方々です。

 朝マズメに合わせて、竿を出してるんですね。

 釣り師八幡としては気になるところですが、今は初心者ヒスイハンター八幡です。

 沖ではなく、海岸に集中だ!

 今日も八幡先行、先輩が後追いです。

 もう、これが我々のスタイルだと言うことで。

 やはり捜索は駐車場から姫川方面へ。

 昨日より、捜索スピードをあげて挑みます。

 ヒスイだと判る時は一目でわかるので、スピードを上げたほうが、確率が上がるのではなかろうか?

 まず試してみよう。

 迷うものは切捨て、拾っても判断は早く、を心がけて進みます。

 これで、捜索範囲が広がってヒットすれば良いんだけど。

 う〜ん、ないなぁ。

 結局、先端まで来ても見つかりません。

 何度でも捜索する気で引き返すと、先輩が目と鼻の先に…

 こちらに気付いて、お互いが近づくとソフトボール位の石を見せて来ました。

(おや、先輩にしては珍しい冗談だなぁ。ドッキリにしては、ちょっと盛り過ぎっすよ。そんなに大きなヒスイが採れるわけないっしょ。)

 声には出しませんでしたが、顔に出ていたのでしょう。

 先輩はニヤつきながら、さらに石を差し出してきます。

(ん、どれどれ……あれ・・・?)

「おおおおおぉぉぉ!!!ひすいだあ!!」

白い大きなヒスイ!

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別角度からは綺麗な緑色のコントラストが見えます!!

「すげー!!ハハハハハ!!」

 二人の歓声が海岸に響きます!

 凄いの一言。

 いつもなら、人間の出来ていない八幡は羨ましさで一杯なのです。

 ですが、この時は嬉しくてたまりませんでした。先輩がこのヒスイをゲットしてくれたのが嬉しすぎです。

 自分たちでも、この大きさが採取可能なんですね。

「波打ち際の奥を見ていたら、他と一線を画して輝いていた白い石があった!!もう、ダッシュしたね!」

 興奮気味に先輩が教えてくれます。

「次の波が来たら、判らなくなるからさ。岸まで戻ってみたら、一瞬ロデイ岩かと思ったけど、反対側を見たら、綺麗な緑色が入っていて、ヒスイだと確信したよ!」

 波打ち際の奥にはロマンが隠れています。

 ただし、危険なので無理はしないでくださいね。

 結局早朝の部はこの一つだけでしたが、大満足です。

 

 朝食を牛丼屋ですませ、午前の部へ。

 次は青海?海岸へ向かいます。

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 ここも期待が高い海岸です。

 跨線橋の工事も休みのようで、自由に出入りできます。

 見渡すと、ヒスイハンターが二人。

 釣り師が二人。

 犬を連れた若夫婦、ヒスイ探しの五十代位の夫婦もいます。

 他の所よりは人手が少ない感じ。

 今回は珍しく先輩と別れ逆方向へ。

 先輩は川まで行ってから、捜索するらしい。

 西側向かって捜索していくと、一人のヒスイハンターに話しかけられました。

 五十代前半位の男性で、釣りで使うウェダーとフローティングベストを着用し、ヒスイ棒を携えています。

 見るからに上級者。

 ヒスイハンターから話しかけられるのは初めてです。大抵のハンターさんはすれ違っても会釈する程度なんですが…

上「どうですか?採れました?」

八「全然とれません。そちらはどうですか?」

 そう聞き返すとニヤッと笑って…

上「2つ採れたよ。アソコの波打ち際の奥で転がっているところを、ダッシュで確保したよ。」

八「2つもですか。スゴイですね〜」

 ベストのポケットから、2つのヒスイを取り出して見せてくれます。

 1つ目はよく見る親指大の白色ヒスイ。

 2つ目は…

上「ヒスイに見えないけど、これもヒスイ〜」

 緑と黒色が混じった石です。大きさはタバコの箱より小さい位。

 こういうヒスイもあるのかと、よく見ようとすると、ソソクサとしまわれてしまいました。

 (。´・ω・)ん?

 見せてくれないの?

 ・・・自慢したいだけかい!

 

 上級ハンターと別れて、1時間…

 見つからねぇ。

 早朝の部をあわせて、3時間以上探してるのに未だゼロ。

 このまま見つからないのかな…

 諦めモードに突入しそう…

 トボトボ下を向いてテトラ脇を歩いていると…

 テトラポットに引っかかる形で、砂に埋もれている石を発見。上の部分だけ見えています。

 疲れていたこともあり、足を止めて掘り起こしてみることにしました。

 あ〜、思っていたより大きいなぁ…

 タバコの箱の2倍くらいの面積はありそう。

 ん、色見はなんかさっき見たヒスイに似ているなぁ。

 緑と黒のまだら模様。

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 …つーか、同じじゃね?

 ヒスイなのか疑って、よく観察するも判りません。

 んん〜、判らん!!

 こんな感じの石は沢山あるしなぁ。

 でも、緑色の部分なんかヒスイっぽい…

 捨てるかどうか迷いましたが、似すぎているためとりあえずキープ。

 先輩に聞いて確かめてみよう。

 

 30分後…

「おお、それヒスイだよ!」

 一目見るなり断言してくれました。

 良かった!捨てないで良かった!!

「自分では見分けがつかなかったので、捨てるかどうかスゲー迷いましたよ」

「99ぱー、間違いないけど、心配なら鑑定に行くか?大きさも文句なしだし、昨日のもあわせて鑑定してもらえば良いよ」

「そうですね。今回僕はまだなんで行きたいです」

 というわけで鑑定に行くことに。

 車に戻る前に先輩が指先大のヒスイを追加して、いざフォッサマグナミュージアムへ。

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 一年ぶりのフォッサマグナミュージアム。ヒスイの巨大岩が出迎えてくれます。

 ここまでデカイとありがたみが減りそう・・・

 夏休み最終日なこともあって、駐車場から人手がスゴイ。

 中に入って、去年と違うところが…

 あれ?鑑定はどこで?

 去年は入ってすぐのホール脇で鑑定していたけど、見あたらない。

「鑑定はあちらです。」

 受付のお姉さんが教えてくれました。

 鑑定は大学の講義室のような部屋で行っていました。

 100人位は入れそう。

 結構な人が鑑定待ちで並んでいます。25人くらいは並んでる。そのうち半分以上が家族連れ。時間がかかりそうです。

 前の家族は待ってる間も、鑑定してもらう石を選んで楽しそう。

 そんな中、二人の中年男子が並んで待っているのに、ちょっと違和感があります。

 まあ、そこはスルーで…

 前組の家族は一個だけヒスイがあった模様。

 女の子がガッツポーズしてました。

 良かったね。気持ち分かるよ(^_^)

 さて、次は我々の番。

「露払いはまず八幡が…」

 といって、先に鑑定してもらいます。

 ヒスイだと自信を持っていた石が別の何かだったらどうしよ(・_・;)

 ちょっと緊張しましたが、学芸員さんはアッサリしたもの。

「あ、これとこれはヒスイですね。」

 やっぱり!

「他はなんだろう?」

 慎重に鑑定してくれます。

 結果は曹長石と流紋岩。

  曹長石にはヒスイ成分も含まれていることもあり、八幡のには少量ながら含まれているでしょうとのこと。

 そして次は先輩の番。

「これとこれがヒスイです」

 やっぱり学芸員さんの反応はアッサリしたものでした。

 ソフトボール大のヒスイはもっと驚かれると思ったのに…

 見あきてるのかな?

 ともあれ、鑑定に1時間を要しました。

 去年は長くても15分程度でしたが…

 夏休み最終日は混雑していますね。

 とりあえず二人とも学芸員さんからお墨付きをもらい、

「ヒスイ、採ったどー!!」

 と凱旋できる権利を得ました。

 採れるか採れないか不安だった去年と違い、安心して午後からの捜索に挑めそうです。

 

ヒスイ採集2日目午後&3日目

「ふうらい」というラーメン屋さんで昼をいただき、英気を養います。

 うん、ウマ(≧▽≦) 

 今のところヒスイの大きさや質に満足している二人。

 あとは数を出したいところ。

 午後はラーメン屋近くのラベンダービーチで勝負です。

 去年来たラベンダービーチは、他の海岸よりも小石の数が多かったイメージ。

 数を出すにはピッタリか?

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 ラベンダービーチを見渡すと、多くの家族連れやカップルがいらっしゃいます。

 今回は先輩に先を行ってもらいました。

 捜索を始めて1時間…

 午前までの自分と違っている自分に気が付きました。

 どれがヒスイか判らない…

 というか、緑と黒のまだらヒスイがあると知ってしまったため、今までスルーしてきた石が全部ヒスイに見えてきます。

 黒と緑が入っていて、角ばっているともうヒスイに見えてしまう。

 それに影響されてか白色ヒスイもあやしい。

 白~灰色の石も全部がヒスイに見えてきます。

 やばい・・・

 この現象は…「ゲシュタルト崩壊だ!」

ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい、独: Gestaltzerfall)とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚においても生じうる。

画像出典: ウィキペディア(Wikipedia)

 ヒスイってどんなんだっけ?

 

 なんでもかんでも怪しく見えるようになってしまった八幡。

 見つからないまま、捜索が続きます。

 カップルの脇を通り過ぎようとした時、彼女さんから話しかけられました。

女「ヒスイ採りの方ですか?」

八「ええ、まあ...」

女「私たちもヒスイを探しに来たんですけど、どれがヒスイか判らなくて。見てもらえませんか?」

八「ええ、いいですよ」

 口ではそういったものの「ゲシュ崩中」八幡。

 見分けられないんじゃね?

 内心、焦りながら見せてもらった石はすべて緑色。

 透閃石やキツネ石でした。

八「言いにくいんですが…」

 と前置きして、すべてキツネ石であることを説明。

 彼氏さんも交えて、ヒスイの見分け方を伝えます。

 白くて、角ばってて、味の素…

女「見本とかあると見せていただきたいんですが…」

八「あーー、ごめんなさい。車の中です(;一_一)」

 今度からとれたもの一つは持って歩こう。

 ホントごめんなさい。

 

先「八幡。ラベンダー止めて須沢に戻ろう」

 合流するなり、提案が...

先「ここは沖の方にテトラが入ってるから、大物は無理だろう」

 で、本日のラストステージは再び須沢海岸。

 しかし、ゲシュタルト崩壊中の八幡に勝ち目もあるはずもなく…

 二時間後

 ・

 ・

 ・

 先輩1つゲット。

 八幡ゼロ。

 明日まで引きずらないようにしよう・・・

 

 帰りに温泉に入ってリラックス。

 宿で飲んで、本日の成果を喜びながら写真を撮ります。

 もちろんヒスイの写真。

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 先輩の大型ヒスイが素晴らしい!!

八「床の間に飾れるんじゃないっすか?」

先「それは言い過ぎ。せいぜい玄関だ!」

二人「ガハハハハ!!」

 ヒスイを肴に酒を飲む…

 あまり理解されそうにないなぁ。

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 ちなみにこちらが八幡の成果。 

 

 そして3日目、最終日。

先「今回の我々はやっぱ、須沢だろ」

 ということで、最後の10時までの3時間。

 須沢で粘ることにしました。

 しかしゲシュ崩中八幡には特に筆記事項もなく、先輩にあっても見つけることかなわず・・・

 タイムアップ。

 最後に一つ見つけたかったなぁ・・・

 

 あ、帰りにこんな石を見つけました。

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 こういうのはキライじゃない。

 でも、中の石って何?

 ほってみても何も埋まっていませんでした。

 当たり前だけどダマされました。

 

まとめ

 今回のヒスイツアーは先輩3個、八幡2個。

 去年は先輩15個、八幡4個。

 見分けがついてきたのに、個数的には去年より採れませんでした。

 しかしながら、二人とも今までよりも大きなものが採れたので満足。

 特に先輩は「7年目にして、やっとヒスイハントの区切りがついた気がする」とのこと。

 八幡も「二年目でそれだけの大きさが採れるとは十分な成果だよ。」と、先輩からのお言葉をいただきました。

 今年はヒスイには、黒緑のまだら模様のヒスイもあることを知りました。

 見きわめをもう少し上達させたいなぁ。

 ゲシュタルト崩壊おこさないくらいには・・・

 

 見極めがつくからといって、バシバシ採れるわけではありません。

 採れる個数は運的要素がだいぶ強いです。

 しかし見極めがつくと、精神力の減りは少なくなります。

 集中してヒスイを探せます。

 

 忍耐力に自信のあるあなた。

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 あなたも宝探ししてみませんか?

 八幡でした。

 

 来年は先輩とヒスイツアーではなく、別の鉱石ハントに行ってるかもしれません。

 久慈の琥珀なんてどうだろう?