以前作成した長女六花のスマホケース。
まだ半年も経っていないんですが、だいぶ変わってました。
どうも、八幡です。
変わっていた、といっても経年変化のいい変化ではございません。
汚くなってました。
鉛筆の芯カスが付着した本体。
塗装がとれたホックの頭。
手の油脂を吸い取ったというより、単に汚れが染みついたようにしか見えん。
居間に放置されたスマホをみて…
八「これはひどい…」
四「使ってもらってるだけ良いじゃない」
………確かに。
嫁の四葉さんは正しい。
でも、これは流石に汚れすぎでは?
何気に持ち上げてみると
ブラン……
ケースがとれかけてる〜
とれてきたなら教えろよ、六花。
スマホだけどっか行っちゃうよ…
前回の反省
と言うわけで、ケースを再接着する事に。
まずは反省点の洗い出し。
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使う接着剤の種類
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貼り付ける床面の処理
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貼付け面積
このくらいだろうか?
1、使う接着剤の種類
以前使ったのはこちら。
セメダインさんのGPクリア。
いわゆる万能型の接着剤でなんでも貼れる。たまたま家にあり、革もOKだということで使用しました。
しかし、今回の事で調べていくと、評判が良いのはこちら。
セメダインさんのGクリア。
革細工ならこちらを使用した方が強度が出そうです。
革×革だけでなく、プラスチック×革、金属×革などの組み合わせにも威力を発揮するようです。
2、貼り付ける床面の処理
貼り付ける部分の床面はキレイに均すのではなく、むしろ荒らす必要があるのです。
しかし、八幡はいつも通りに床面を処理して接着してました。
プラケースがクリアな事もあり、少しでも見栄えを気にした結果です。
どうせ、スマホをはめれば見えなくなるのにね。
見えるのが気になる方はプラケースは色つきを買いましょう。
3、貼付け面積
このスマホケースは貼付けをプラケースの半分にしてました。
折り曲げてスタンド使用が出来るようにという思惑でしたが、これも失敗でした。
そもそもスタンド機能のあるケースで一般的なのが…
こういう真ん中で折れるタイプ。
八幡もこのイメージで貼付けを半分にしました。
しかし、そもそも2ミリ厚の革が加工もせずに、そんな簡単に折れぐせがつくものか!って事です。
スタンド機能もあやしいので、そこは無視して今回は全面を着けてしまおう。
今回の補修
補修といっても接着し直すだけですが…
手順的にはこんな感じ。
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古い接着剤の除去
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床面の荒らし処理
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接着剤の塗布
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接着
簡単ですね。
1、古い接着剤の除去
辛うじてくっついていた本体とプラケースを取り外します。
そしてプラケースの古い接着剤を除去します。
古い接着剤は幸いなことにガチガチに固まるタイプではなく、弾力性を有して固まるタイプ。
除去には特別な器具も必要なく、素手で拭っていくだけでもなんとかなりそう。
そしてなんとかなりました。
本体に残った接着剤は、汚れの目立つ部分だけ取り除きます。
2、床面の荒らし処理
床面は接着剤を塗る範囲をケガいて印をつけます。
今回は全面を貼り付けるので、全面をケガキます。
範囲内をカッターの腹を使って荒らしていきます。
斜めに削っていき、格子状に毛羽立たせます。
本来なら全面的にやった方が良いのでしょうが・・・まあ、いいか。
また、カッターの腹でなく、サンドペーパーなどで荒らすのも一つの方法です。
3、接着剤の塗布
接着剤はGクリアを使います。
そして接着剤を塗るのにはこちらを使います。
今までのゴジへらは平らでしたが、こちらはギザギザになっています。
塗ると接着剤もギザギザの凹凸になります。
この状態で貼り合わせるものを圧着させると、山部分の接着剤が押し付けられ横に広がり、より均一に塗れるのだとか。
八王子リフォームでそんなことを言ってました。
4、接着
そして接着。
塗って手早くプラケースを被せて圧着。
あれ?圧着させると均一になるのでは?
透明なプラケースのお陰で接着面が見えます。
あれ?なってねーな…
まあ、いいか。
くっついてるし。
今度は大丈夫でしょう。
いずれ経過報告しますね。
八幡でした。