ロングウォレットと言っても、作ってみたいのは、いわゆるバイカーズウォレットです。
バイク乗りさんたちが愛用している、ゴツい財布。
ライダーズウォレットとも言うらしいですね。
どうも、八幡です。
しかし八幡はバイクにのりません。免許もありません。(^_^.)
でも、あのゴツい財布がカッコいいんですよ。
こんな感じの。
かっこいいでしょ!?
前々から、作ろう作ろうと思っていて、踏ん切りのつかなかった財布。
初心者には、難易度高そうと思って敬遠していました。
でも、挑戦しないと上達もしないし、先日作ったコンチョを着けたい欲望もあり、作成を決意しました。
さて、これまで作ってきた経験を活かして、完成まで辿りつけるだろうか?
必要品
ヌメ革2~3mm、0.8~1mm
一番外側に来る本体の革は厚めに、それ以外のパーツには薄めの物を使うのが良いかと。
本体は2〜3ミリ、それ以外のパーツは0.8〜1ミリ位が丁度良いかと思います。
太ければ太いだけ、ゴツいウォレットになるので、そこは好みでお選びください。
コンチョ
コンチョをつけないなら、バイカーズウォレットにする必要などないのではないか!
というだけ、重要なパーツではないかと思います。
だって、バイカーズウォレットを持つのはカッコいいからです。
そのカッコよさを際立たせるのはコンチョですから。
コンチョはピンからキリまでありますが、懐が許す限り、気に入ったものを購入する事をオススメします。
だってカッコいいから!
作成課程一覧
- イメージ図&型紙作成
- ケガキ
- 床面処理
- 切出し
- パーツ1と2の貼付け
- コバ処理①
- 部品Aの作成
- 部品Bの作成
- ジャンパーホック取付
- 本体と部品A.Bの縫い合わせ
- コバ処理②
- キボシ&コンチョ取付
作成課程
1,イメージ図&型紙作成
今回は久々にパーツが多い事もあり、イメージ図と展開図も書いていきます。
番号管理しながら出ないと、わけわかんなくなっちゃいます。
イメージ図に若干変更を加えながら出来た型紙がコチラ。
以前から、型紙はCADで作成してみたいとは思っています。
しかし、CADの勉強も必要なので、そこまでいかないのが現状です(-_-;)
残念ながら、しばらくは手書き型紙ですね。
パーツは大まかに本体(パーツ1.2)と、カード入れの部品A(パーツ3〜7)、札&小銭入れの部品B(パーツ8〜13)からなります。
カード入れになる部品Aのパーツ3~7。
こっちは札&小銭入れになる部品B。
パーツ8~13。
写真に対して数字が多いのは、結局小銭入れのマチ部分を切り離したからです。
作成していく最中で、型紙段階では気づかなかった不具合が、他にも出てくるんだろうなぁ。
5.パーツ1と2の貼付け
本体となるパーツ1、パーツ2をゴムのりで貼り付けます。
ちなみに外側になるパーツ1は2ミリ厚、内側のパーツ2は1ミリ厚のヌメ革を使用しました。
ノリを塗る前に床面をカッターの背で荒しておきます。こうする事で接着度アップします。中にはヤスリで荒らす人もいます。
しかし、八幡は忘れていて、荒らすどころかパーツ1を間違って、床面処理しちゃいました。
なめからにしてどうすんだ!
ゴムのりはパーツの真ん中部分を抜かして、塗布していきます。
二つ折りにする財布は、全面貼り付けてしまうと、シワが寄ったり、そもそも曲げられなくなったりするのだとか。
両パーツにゴムのりを塗布し、適度に乾いたところで貼り合わせます。
ずれても、やり直しがきくところが、ゴムノリのいい所♪
貼り合わせたら、あて布…ならぬあて紙の上からローラーを転がして、密着させていきます。
今回のあて紙は失敗した型紙です。
大きさも厚さも丁度いい。
しかし…パーツ1もパーツ2も同じ型紙の表と裏なのに、なんでこんなにズレるんだろう?
仕方ないので、ズレた所はカッターで除去しました。
よく考えると除去するのは、全てのパーツを縫い合わせてからでもよかったかな。
7、部品Aの作成
部品Aはカード入れとなる部分。
全部で五枚のパーツが重なるため、コバが厚くなってしまいます。
そのため脇をずらし、重なりを最小限にます。
また、革の端に菱目を打つ際は、端を切ってしまわない様に気をつけましょう。
パーツをピッタリ合わせたら、真ん中に菱目を打ち塗っていきます。
力がかかる所なのでパーツのはじめの穴は2重縫いします。
他も必要に応じて、2重縫いしています。
真ん中を塗ったら、次はカードが入る部分の下を縫います。
サイレント菱目打ちは、このような時に役立ちますね。
不必要なところに穴を空けないよう、確かめてから菱目を空けてくださいね。
床面から見るとこんな感じ。
今回の設計では床面側にもカードが入ることになります。
縫い目にカードが引っかかるといけないので、糸を革になじませます。
スリッカーで縫い目を上からなぞると、糸の引っ掛かりがなくなるので試してみてください。
人によっては縫い目を木槌でたたく人もいます。
とりあえずこれで部品Aは完成。
まだ途中ですが、作成に時間がかかるため今回はここまでです。
残念。
ここまで作成してみてわかるのは、パーツ数が多いとイメージ図や展開図では分からない、想定外の不具合が出てくることですね。
イメージでは想像しにくい表と裏…銀面と床面。
型紙で確かめにくい革の厚さによる不具合。
特にこの2点に気を付けて、作成してください。
じゃないと、お安くない革が無駄になってしまいますから。
次回は部品8を作成して、最後までたどり着きたいと思います・・・
以外と時間かかってるし、たどり着けるかな?
頑張ります。
八幡でした。