八方趣味人

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レザークラフト スタンピングのために御影石を用意して磨いてみた

 新しいことに挑戦するためには、色々準備が要りますよね。

 仲間だったり、知識だったり、道具だったり・・・

 どうも、八幡です。

 

 レザークラフトでもそれは同じ。

 特に知識と道具は必須ですね。

 今回の記事はスタンピングをするための事前準備となります。

 専用品である大理石でなくても問題ないのか?

 御影石を用意して、試すための事前準備です。

スタンピングとは

 スタンピングとは刻印を使って、革に模様をつける技術の事。

 

 上記の画像にあるような模様が刻印でつけられます。

 同じ刻印を並べただけでも、かなり見栄えしますね。

 また、刻印には色々な種類があり、組み合わせによって様々な模様を生み出すことが可能。

 カービングと並び、革に模様をつけるための代表的な手法になります。

スタンピングに必要な道具

 ヌメ革

 スタンピングは革を水で湿らせながら行います。
 
 ただし、中華製だと綺麗にスタンプ出来るか怪しいと言われる方もいらっしゃいます。
 心配な方は、通販でもクラフト社セイワ社のような専門店から購入することを強く勧めます。
 

ラウンドモール

 それがこの「ラウンドモール」。
 打刻時に均等に力が入るとのこと。若干の静音性もあります。
 百均の木槌でも代用可能です。
 

大理石

 打刻の衝撃を、硬い大理石が逃がさずに受け止めることで、革に綺麗な刻印が残ります。
 しっかりと残らなければ、その後の着色に影響が出てしまいます。
 

御影石を磨いてみた

 上記で紹介した大理石。

 それなりのお値段となる(4000前後)ため、御影石で代用できないかな?

 というのが今回のメインになります。 

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 用意した御影石はコチラ。

 ホームセンターで約1000円

 衝撃を逃さなければ良いわけで、コレでも問題ないハズ。

 とはいえ、本来は庭の踏み石として売られているもの。

 一応表面は磨かれているものの、鏡面仕上げという訳ではありません。

 革に傷はつかなさそうなので、このままでも使用出来そう。

 ですが、表面は削ったあとの白い粉もふいてるし、汚れをとる意味でも磨いてみることにしました。


 使用するのは耐水ペーパー

 水をかけながら研磨する紙ヤスリ的なもの。

 八幡は天然石でペンダントトップを作る時に使ってます。

 さらに電動ポリッシャーとかあれば良かったんですけどね。

 残念ながら手動です。

 

 まずはハンマーで石の面取りから。

 面取りで石の角に引っかかって、革に傷がつくリスクを減らします。

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 角のみとはいえ、石を砕くためなので、石頭ハンマーが必要でしょう。

 釘を打つような金槌では難しいと思います。

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 硬てぇ。

 ちょっとしか削れんかった。

 ま、角さえとれればいいか。

 硬い方が用途的にはあってるし、割れなくていいだろ。

 コレを表面一回り。

 面取りが終わったら、後は根気勝負。

 作業としては、耐水ペーパーを持ち手にセットしたら、水で濡らして、あとは粗い目から、順番にひたすら磨くだけ

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 うん。

 削れてるのは分かるんだけどね(^_^;)

 さらに磨く。

 磨く。

 表面の傷は消えないなー。

 耐水ペーパーの番手を番手を粗くして傷を消そうとしましたが……

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 消えん!

 ……手動だしね。

 仕方ないかー。

 それでも、磨くのはやめません。

 一応、最後まで。

 使用したのは80、120、240、400、800、1000、1500番の耐水ペーパー。

 傷はあるけど...

 指で触っても、凹凸は感じないので、まあいいか……

 とはいっても、サイドや裏側はゴツゴツしたまま。

 このままじゃ使いづらい上、革や机を傷つけるのは必然。

 もう一工夫しよう。

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  用意したのは100均のフェルト梱包用フィルム

 まずは凹凸面にフェルトを被せます。

 サイドも覆うようにしっかりと。

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  とりあえず、これで周りに傷がつくことは無いでしょう。

 次はフィルムでぐるぐる巻き。

 重い…

 悪戦苦闘しながら縦にまいて、横にも巻いて。

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 巻き終わりました。

 フィルムを巻いて、フェルトが取れてくるのを防ぎます。

 また、石についた細かい汚れが革につくのを防ぐ意味もあります。

 表面は綺麗にしましたが、サイドと裏側はそのままですからね。

 これで完成です。

 

 使い心地は・・・どうだろう?

 フィルムは薄いから衝撃を吸収できないし、問題ないはず。

 何度か使ったら、報告しますね。

 では、楽しいレザクラライフを。

 八幡でした。