春の味覚、タラの芽。
今年もとってきました。
どうも、八幡です。
桜が満開になるころから、タラの芽シーズン
地域によって違うかもしれませんが・・・
当たり前ですが、シーズン初めはまだ芽が小さい。
しかし、山菜は基本早い者勝ち。
「他の人に採られるよりは、小さくても採ってしまえ」
という方も多いはず。
八幡としては「もう1週間も待てば大きくなるのになぁ」と、思わずにいられません。
八幡は比較的「待つ方」の人間です。
なので、大抵採られた後のポイントで、タラの芽を採取することになります。
人が入った後でも、タラの芽の採取は可能。
人の手の届かない高さのタラの芽を採取するのです。
手の届かない高さのタラの芽採取の方法
大抵沿道沿いのタラの芽は採られてます。
散歩がてらに採っていく方がいるのでしょう。
しかし、ちょっと高い場所のタラの芽は大抵残っています。
そんなタラの芽を狙って、八幡は採りに行きます。
その時の必需品がこちら。
ロープです。
大体、2.5mくらいの丈夫なロープ。
この1本がタラの芽の収穫量に大きな差をもたらします。
使い方は簡単。
木に引っ掛けるだけ。
あとは両端をもってタラの木をしならせてください。
手の届く位置までしならせたら、後は採るのみ。
これだけで収穫量は増えます。
注意事項としては、「木を折らないように気を付ける」ことくらいです。
木の生育方向や斜面の傾き、自分の立ち位置を考えてしならせましょう。
木の伸びていく方向や枝の太さを考えずにしならせると、折れてしまうので気を付けましょう。
ロープを導入してから、八幡のタラの芽収穫量は2~3割増えました。
タラの芽採取のマナー
タラの芽を採る時にもマナーはあります。
他の人とのトラブル回避や毎年採るためにマナーを守りましょう。
- 他人が採っている場所には近寄らない
- 枝を切らない・折らない
- 二番芽・三番芽は採らない
他人が採っている場所には近寄らない
狙っていた場所でも、先行者がいたら終わるまで待つか、別の場所に行きましょう。
八幡は先行者と目が合ったので、「ど~も~」と挨拶だけして他の場所に行こうとしたら「威嚇」された経験があります。
70歳過ぎくらいのお爺さんでしたが、
「ここは俺の場所だ!あっちにいけ!」
みたいなことを言われました。
「あんたの土地でもなかろうよ」
と思いましたが、もともと人がいたら入らないくらいのマナーは身についてるので、威嚇される覚えもないんですがね。
山菜取りでは、「挨拶」よりも「その場から立ち去ること」を優先した方が、トラブル回避の点ではよろしいかと思います。
挨拶も出来ないお年寄り…嘆かわしいですね(-"-)
枝を切らない・折らない
収穫にはちょっと早いけど、他人に採られてしまう可能性がある。
そのため、枝ごと切って持ち帰る人がいます。
絶対やめてください。
次の年から、採取できなくなります。
さらに悪いと木が枯れてしまいます。
木を切るくらいマナーが悪い方なら、山菜採りは向いていないので、即刻やめた方が良いと思います。
先に紹介したロープを使った採取方法も、夢中になると枝を折ってしまう可能性があるので注意してください。
枝を折ってまで、採取する必要なんてないですよね。
二番芽・三番芽はとらない
タラの芽は一度とると、脇からまた芽が生えてきます。
これを二番芽と言います。
さらにその次は三番芽。
これらの芽を採ってしまうと、木に活力がなくなってしまい、タラの木が成長できません。
最悪、枯れてしまうこともあります。
収穫がない状況で、二番芽・三番芽を見つけると採りたい衝動にかられますが、そこはグッと我慢しましょう。
その我慢が来年の収穫に繋がります!
まとめ
手の届かない高さのタラの芽を採取するには「ロープ」を活用!
木にダメージが入らない範囲でしならせましょう。
採取時には3つのマナーを守りましょう。
「他人に近づかない」
「枝を切らない・折らない」
「二番芽・三番芽を採らない」
そして当たり前ですが、個人の土地のタラの芽は採取禁止ですよ。
マナー以前の問題ですね。
今年の初物タラの芽も美味しかったです。
では、楽しい採取ライフを!
八幡でした。