久々に鉱山採集してきました。
翡翠や琥珀などのように海岸で拾うのではなく、ズリ山から採取しようというのは本当に久しぶり。
どうも、八幡です。
今回は次女の七海を連れて行きました。
というか、七海に体験させてみようというのが今回のメイン。
ここ最近はコロナの影響で外に出られていないので、人のいない山奥へ連れていく事にしました。
ずっと家にいたので、七海も乗り気です。
鉱石採集なら場所を選べば、人はまずいない。
当日の食料も、スーパーで家の買い出しついでに購入し、人と会わない算段はばっちし。
さて、どこにしようか…。
日三市鉱山跡
採取予定場所は秋田県の「日三市鉱山」のズリ山。
ここは山道を20~30分位歩かなければならないので、本当に趣味の方しか来ない。
八幡自身も以前行ってから、7~8年くらい経ってます。
ルートは前日に調べなおし、記憶と照合済み。
助手席に七海を乗せ、林道を行けるところまで行って、邪魔にならない林道わきに駐車。
少し歩くと、目印の堰てい。
ここから脇の山道どおりに行くと目的のズリ山につくハズです。
脇の山道・・・
やまみち・・・
ねぇぞ!!
その代わりにあるのは綺麗な水の流れる沢・・・
山道に水が浸入して、沢に変わってしまってるじゃん!!
まあ、沢というには水量も少なく、八幡はのぼれますが・・・
七海には無理だよなぁ(;・∀・)
後ろで七海も無理だと視線で訴えてきおる。
どうしよ~
無理してケガしても仕方ないので「日三市」から撤退。
後日、八幡だけで、日三市のズリ山まで行けるかどうか調査に来ないといけないなぁ。
荒川鉱山跡
そんなわけで代わりに荒川鉱山へ。
こちらは駐車場所と採取場所がほぼ隣接しています。
とりあえず鉱石採取を体験してみたいかたにおススメなスポット。
公園やカートランド、キャンプ場が併設されており、以前はマインランドとして鉱山跡も公開されておりました。
今は公開こそされておりませんが、カートランドに迷惑をかけなければ、ズリ山で自由に採取できます。
カートランドの建物に向かって右奥にあるのが、こちら。
目的のズリ山。
ちなみに「ズリ山」とは、鉱山からでた売り物にならないクズ石を捨ててた場所や斜面のことを言います。
ここから目的の石を探します。
荒川鉱山ではほぼ水晶かな?
黄銅鉱や孔雀石も見つかりますが、その二つなら別の場所で採取した方がよっぽど効率がいい。
ズリ山には他にも子連れで二家族ほどの人が来ています。
密になりようがないので、近づかない限り大丈夫でしょう。
注意事項を聞くとスグに七海はズリ山へ突撃。
気を付けるんだぞ~。
実際に採取していると結構な角度があるので、皆さんも気を付けてくださいね。
で、実際探し出すと水晶は結構ゴロゴロしています。
こんな感じのならスグに見つかります。
小学生でも簡単。
しかし、透明で、先っちょが尖ってて、汚れが少ないモノ・・・
となると話は別。
中々ありません。
さらに1つの大きな結晶というよりは、集団で結晶化している方がここでは普通。
最近耳にするようになった「クラスター」というやつです。
八幡的には鉱石で使われる「クラスター」の方が馴染みが深いですね。
表面についている白~透明なものはすべて水晶。
こんなのもゴロゴロしてます。
惜しむらくは結晶自体が小さいことか・・・
良いものをゲットできるかは、努力と運次第です。
3時間後。
他の家族もすっかり帰ってしまい、ウチだけ。
子供の七海より、八幡が根を上げ終了。
七海もそれなりに楽しんだみたいで何より。
もう少しやりたそうだったけど、また次の機会ね。
採取品&まとめ
本日の採取品。
全て水晶。
水洗いしただけなので、サビ汚れが目立ちますね。
後でクリーニングが必要です。
クラスター的にはこれが一番ニョキニョキ伸びてます。
駐車場近くにあったので、誰かの選定から漏れた石なのかも。
これでも透明で尖っているほうです。
もっと大きいのはないのかなぁ。
今回の目玉品。
全体的に緑色。
シャモス入りの水晶です。
緑水晶とも呼ばれたりします。
帰り間際に七海が見つけたました。
これは真面目にスゲーと思います。
でかした、娘よ!!
ズリ山での採取は長年の風雨によって、表面に露出しているものは、丸く削れています。
尖った形の良いものを探すなら、表面から探すより、掘って探した方が良いでしょう。
その際は自分の足元と下方に人がいないことを、必ず確認してくださいね。
それでは楽しい採取ライフを。
八幡でした。