冬はどうしても運動量が落ちます。
悩ましい季節ですね。
どうも八幡です。
寒いと、どうしても室内運動中心になってしまう方も多いかとおもいます。
そうなると心配なのが体重。
できれば冬でも走って、カロリー消費をしたいところ。
今回は、初心者が冬にランニングしたいと思った時に、揃えておいた方が良いものを紹介したいと思います。
中級者以上はこだわりもあるでしょうから、流しちゃってくださいね。
冬ランウェアが必要な理由
「走り出せば温かくなるから、冬用のウェアなんてそんなに必要ないんじゃない?」
と、思われたアナタ。
ランニング中上級者ですか?
ならば、言うことはありませんが、もし初心者なら気を付けてください。
命に関わる危険が潜んでいます。
冬の寒空の下、濡れたTシャツと薄いジャージ一枚で
「10キロ歩いてこい!!」
と言われたらどうします?
自分の力量を把握していないランニング初心者は、どうしても走れなくなる場合があるはず。
そんな時、上記と同様のケースに陥る可能性があるので、しっかりした装備で防寒対策を行いましょう。
選ぶ基準は「疲れて歩いてしまった時、寒さに耐えられる服装か?」で選ぶべきです。
ウインドブレーカー
寒い季節のランニングには、ウインドブレーカーがなければ始まりません。
寒さ対策には、まず風を防がなければなりません。
ただでさえ寒い季節。
風は寒さを助長します。
風速1メートルで体感温度1℃下ると言われてますから。
そのためにもウインドブレーカーは必須です。
モチロン上下どちらも必要。
ただランナーのレベルや寒さの度合いにより、ウインドブレーカーの性能も合わせなければならないでしょう。
初心者ならば、薄いものは避け、しっかりと風が防げるサーモス機能がついたものを選びましょう。
ペラペラだったり、脇の下等の一部がメッシュ構造になっているものは避けましょう。
さらに雪が降るような寒い地域ならば、しっかりとした厚い裏地がついたものをおすすめします。
しかし、厚すぎるとランニングの邪魔になるので、良く考えましょう。
冬用ランニングシューズ
これもこだわりが出るところ。
冬用ランニングシューズで、選ぶポイントは4つ。
- 通気性
- 防水性能
- 形状
- ソールの耐滑性能
通常のランニングシューズは、薄く通気性が良いものが主流です。
しかし、冬に通気性が良いと、寒い空気が流入しそれだけで足が冷たくなり、動かなくなってしまいます。冬は外からの冷気流入を防ぐのが基本。
加えて問題となるのが、防水性能の有無。
冬場はどうしても悪天候が多く、雨や雪で足元が濡れていることが多くなります。晴れている日でも積もった雪が解けだし濡れていることもあるでしょう。
シューズが濡れると足元の冷えが加速し、長時間のランニングが厳しくなります。
同様の理由で、積もった雪の上からの侵入を防ぐため、ハイカットモデルのシューズを選ぶ方もいるでしょう。
さらに濡れていたり、雪が積もっていたりすると、滑ったりして転倒の危険も高くなります。
怪我予防のためにも、滑りにくいソールを選ぶ必要も出てきます。
手袋
ランニングというと足元に目が行きがちですが、手袋も大事です。
腕をしっかり振って走るわけですからね。
まさかポケットに手を入れたまま、ランニングするわけにもいきません。
うまく走れないばかりか、転倒した時に本当に危険です。
いつも通り走れるように、手袋で対策しましょう。
帽子
いつもは帽子を被らないという方も、冬は身に着けることをおススメします。
特に耳を覆える帽子が必要です。
耳は皮膚が薄く、冷えてしまうと本当に辛い。
まさにちぎれるような痛さです。
帽子がどうしてもいやだという方は、イヤーウォーマーだけでも身に着けましょう。
雪が降る地域の方は、ランニング中に頭に積もることも十分考えられますので着用していた方が無難です。
ネックウォーマー
もし仮に帽子がなくてもネックウォーマーがあれば耳まで覆えます。
その代わり息はし辛いですけどね。
そんな理由がなくても、ネックウォーマーは持っておいた方が良い一品。
人間の大きな血管で、むき出しとなっている頸動脈。
ここから熱は逃げていきます。
その頸動脈を守るためのネックウォーマーは寒さ対策の必需品とも言えます。
冬用コンプレッションウェア
ウインドブレーカーのようなアウターだけでなく、インナーにも気を使いましょう。
濡れたままの体は冷えやすいため、速乾性能のあるインナーが必要です。
ただし速乾性能だけで決めてしまうと、すきま風だけでも寒くなってしまうため、保温機能も付いたインナーにすべきです。
夏用のインナーを冬に着用すると泣きを見るので、冬は冬用で取り揃えましょう。
腹巻
インナーに冬用のコンプレッションウエアを着ていても、たまーに腹が冷えてしまうことがあります。
八幡の場合は、一冬に1~2回。
そうなると、必然的に腹を下してしまいます。
それを防ぐのが「腹巻」です。
どうしても冬のランニング後に腹を下すことが多い、と感じている方は一度試してみてください。
まとめ
ランニング初心者は自分の力量が分からず、どうしても歩いてしまうこともあると思います。
普通の季節なら問題ありませんが、冬などの寒い季節は別。
汗で濡れたからだが、一気に冷えてしまいます。
ましてや「少し走り出すと暖かいから」という理由で、十分な寒さ対策をとっていないと、家に帰りつくまでが地獄です。
風邪を引くだけならまだしも、下手をすると低体温で動けなくなってしまう可能性もあります。
初心者の冬用ランニング装備は、万が一歩いた時でも、寒さに耐えられる服装を基準に選んでください。
走ってて熱くなってきたと感じたら、帽子やネックウォーマーなどを外すことで体温を調節しましょう。
外したら、とりあえずポケットに突っ込んでおけばいいのです。
それでもだめなら、ウインドブレーカーのチャックを開ければOK。
着ていれば脱げますが、最初から薄着では調節のしようがありません。
はっきり言って危険です。
初心者は無理せず、暖かい「冬ランウェア」を着て走り、寒い季節を乗り越えましょう。
八幡でした。