八方趣味人

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あれば困らない 雪国ドライバーが実際に積んでる最低限冬用カー用品

「なんでこの移動の時期に来るんだ!」って思っている方も多いと思います。

年末年始にかけてこの冬一番の寒波が猛威をふるい始めました。

トロトロ運転には定評のある八幡です。

 

怖いのが普段雪道になれてない方が、帰省や旅行、レジャーで雪国に来て運転しなければいけないこと。

地元民だって雪道運転は怖いのに…

本当に運転手の方、お疲れ様です。

 

  

雪国ドライバーが実際に積んでる最低限の冬用カー用品

ここでは普段雪道を運転しない方へ。

雪国で困らないための車載アイテムを紹介します。

雪国ドライバーの方は、当たり前すぎることなので流してください。

雪道での危険三大要素は「滑る、見えない、埋まる」の3つ。

これに対応した装備、アイテムをそろえておきましょう。

ちなみに冬タイヤに変えなさいとか、チェーンを用意しなさいとかは、雪国の方じゃなくても当たり前すぎるので紹介はしません。(注意喚起はしますよ。)

紹介するのは、その他の盲点となりやすい最低限のアイテムだけです

 

最低限冬用カー用品

①スノーブラシ


 

  窓ガラスや屋根に積もった雪を寄せるのに使います。

 できれば伸ばしたり縮めたりできるのものがいいです。

 フロントガラスや窓だけなら伸縮できなくてもいいですが、車の屋根の上の雪を下ろすとなると伸ばせないと中央部部に届きません。

 屋根の上に雪を乗せたまま走行しないようにしましょう。

 たまーに見ます。屋根の上に20〜30センチの雪を乗せて走行している車。

 ブレーキをかけると慣性の法則が働いて、一気に雪がフロントガラスの前に落ちてきます。

 前が見えなくなって非常に危険。慌ててワイパーをかけても雪が重いため動きません。最悪、前が見えなくなったままで何もできなくなります。実体験だから間違いない!

 スノーブラシは車内に置いておくべき必需品です。

 雪国では車の雪よせをしている間にエンジンをかけて暖気運転します。もしくは暖機運転をしておいてから車の雪よせをします。

 なぜならフロントガラスが氷結していることが多いから。

 熱で溶かすんですね。溶かしながら、スノーブラシのゴムブレード部分でガリガリかいて、氷を排除します。じゃないと前が見えなくて運転できません。

 よく解氷スプレーとか売られてますが、そんな消耗品いちいち使ってられません。

 スノーブラシ一本あれば用足りるもん。

 

②ウエス

 意外かもしれませんが1枚でいいから積んどいてください。窓が結露した時ようです。

「エアコンかけておけば曇らなくなるじゃん」という方もいると思いますが、エアコンでは追いつかない時があるんですね。

 雪かきだのスキーだのして、身体が火照ってるときのサイドの窓とか…

 曇ったままはやはり危険です。

 曇りどめスプレーも万能ではないですから。

 ウエス一枚で危険回避

 

③ウインドウォッシャー液

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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 もちろん寒冷地用を使用してください。

 間違っても、水入れたまま雪国に来たら駄目ですよ。凍ってかけられなくなります。悪ければ氷の膨張で管が壊れます。

 最悪はフロントガラスに噴射した瞬間に凍って前が見えなくなること。事故のもとです。

 また雪国では少し気温があがると道路の雪が溶け出し、泥の混じった雪が対向車に跳ね上げられます。これによりフロントの視界が悪くなるため、ウインドウォッシャー液の消費量が確実に上がります。

 雪国に来る前に量を確認しましょう。

 僕は1度走行中に液が切れて前が見えなくなったことがあります。ワイパーを動かすだけでは汚れを広げてるだけですからね。すぐに近くのホームセンターに駆け込みました。それからは車に積むようにしてます。

 ちなみに液切れを起こす方が多いのか、雪国のコンビニにはウインドウォッシャー液が置かれています。切れたらすぐにコンビニへゴー。

 

④スコップ


 

 タイヤが埋まったときの脱出用です。

 雪が積もってくると除排雪が間に合わず、いつもの生活道路でも埋まる時があります。いつもはいかないレジャー先なんて道路の検討もつかず、埋まってしまう方もいます。

 そんな時まず持ち出すのがスコップです。

 車内が狭くなるので、小型のものを積んでいる人が多いですね。

 ですが出来れば普通サイズのものを。さらに出来れば金属製が良いかと思います。

 タイヤ周りや車体の下を掘って脱出しますが、小型の短いものだと車体の下の方まで掘れません。

 さらに雪が氷混じりで硬いと金属製でないと歯が立たないことがあります。

 そして金属製のスコップには最後の秘策があります。

 最悪の場合、タイヤの下敷きにして脱出の足場にできます。

 ただこの方法はスコップの柄が折れるでしょうし、また折れた破片がとても危険。車にもダメージがはいる可能性があります。(オススメしません。ただ最終手段として知っておいたほうが良い場面もあるでしょうから…自己責任でお願いします)



この4つが最低限、僕が冬に積むアイテムですね

これにプラスしてあったほうがいいなぁ、と考えているのがアイテムが2つあります

 

あればなお良し冬用カー用品

①脱出用滑り止めマット


 

 やはり金属製スコップでは危険性が大きいですよね。あくまで最終手段ですし…

 安全で確実なほうが良いですよね。

 家にはあるんですよ…

 僕の車から嫁の車に積み替えたんですよ…かえして

 

②ブースターケーブル


 

 バッテリーが古かったり、バッテリーの調子が悪い人は積んどいたほうが良いです。

 寒いといきなりウンともスンとも言わなくなることがあるのがバッテリー。

 出先で困らないためにも、これ一つあればなんとかなる。

 後はもう一台の優しい車が来るのを待ちましょう。



 雪は甘く見ないほうが良いですよ。旅行時など一時的にしか運転しないとしても最低限の装備だけは揃えましょう。

 僕のバイト時代の関西出身のマネージャーは夏用タイヤで1月の雪国を走って事故ってました。冬タイヤは最低限中の最低限です。

 冬タイヤに履き替えてなければ事故りに来るようなものです。

 必ず履き替えてくださいね。

 

雪に埋まってしまった時の脱出の方法

 最後にタイヤが埋まったときの脱出のコツを紹介しときます。

 そもそもタイヤが埋まるとは、柔らかい雪にタイヤがとられ空転してしまうことです。

ただ前進で空転しても、バックなら空転しないことがあります。でもちょっと動くとバックでもすぐに空転してしまうでしょう。

 前進でもバックでもちょっとでも動いたら、空転する前にブレーキを踏んで止まってください。止まったら反対にギアを入れ、またちょっと動いて止まってください。

 これを繰り返します。

 ちょっと前進、ちょっとバック。これを繰り返すうちに動ける幅が広がります

 勢いがつく幅を得たら一気に前進しましょう。途中で止まってはいけません。また埋まってしまいますから。安全圏まで移動したら脱出完了です。

 ただこの方法はスタンダートではありますが、車にはあまり良くないので、道具がないときだけにしてくださいね。

 

雪道で危ないのは「滑る、見えない、埋まる」の3つ

これに対応した装備、アイテムをそろえておきましょう。

八幡でした。