「あの~カテーテル入れるんですか?」
なかなか気になる項目ですよね
それ以上に切実な問題でした。
だって聞いてる相手は知り合いなんだもん。
こんにちは、八幡です。
今回は体験記的な感じです。
- これから手術を受ける予定のある方
- 手術を受ける予定の家族の方
などに読んでいただけると嬉しいです。
扁桃腺摘出手術と入院 手術当日とその前後
いやービックリしましたよ。
手術前日の説明に来たのは、前に病院の評判を聞いた知り合いの看護師さんでしたから・・・
手術そのものの説明はお医者さんでしたが、その他の当日の流れとかの説明は看護師さんですもんね。
まさか知り合いが来るとは・・・前もって担当部署きいときゃ良かった。
入院初日(手術前日=-1日目)
入院初日にすることは
1、簡単な診察を受ける
現在の体調がいいのか、悪いのかの確認ですね。
風邪などひいて体調が悪ければ手術は延期です。
問診、検温、血圧等・・・とりあえず異常なく手術OK。
2、簡単な手術の説明を受ける
ここにたどり着くまでに、何度か受けている説明ですが改めて説明されました。
必要事項なのでしょうね。
3、病棟や入院生活の注意事項の説明を受ける
入院する部屋に案内され、そこで説明を受けました。
4人部屋を選択していましたが、空きがなく個室に通されました。
空きができ次第移るとのこと。
4、紙パンツを買う
手術中に着用するとのこと。
「紙パンツとはなんぞや?」状態の八幡は間違えて、売店で紙オムツを買いました。だって紙パンツって書いてたよ。
看護師さんに笑われちゃいました。めっちゃ恥ずかしかった。
本物はこれ
5、絶食と水分摂取
八幡の手術は次の日の午前中。夜の8時から絶食タイム。
逆に水分補給はOKでした。二本の経口補水液のペットボトルを渡され、最低500mlは飲んでおいてくださいとのことでした。
冒頭に書いた「導尿カテーテル」は説明を受けているときに聞きました。
院内で知り合いの看護師さんに会った時、お互い驚きましたが、お互い大人。説明を一通り聞いた後に質問しました。
八「あの~カテーテル入れるんですか?」
看「ああ、今回は入れませんよ」
八「ホントに?」
看「一時間弱の手術だから必要ないハズだよ」
八「よかった~~」
看「ですよね~」
ホッ(゚∀゚)
看「でも…もし長引いたら、入れる可能性もあるので覚えておいてね」
八「・・・はい」
長引かないでね…
なんやかんやで前日はあっという間に過ぎていきました。
多少緊張もしていたと思います。
術後の痛みは聞いていたし、その痛みのため1か月ほどはまともに食べれないと聞いていたので、多少緊張もしていたと思います。
でも、その後の健康体になる期待の方が上でした。
「この手術が終わって1か月も過ぎたら、健康体だ!」と
そのことを思って眠りについたことを覚えています。
手術当日=0日目
起床時間より一時間ほど早く目が覚めました。案外気が細いな、俺。
早く起きても御飯もないし、特にすることはないなぁ・・・
あ、一応トイレだけは行っておこう!!
あとは看護師さんが持ってきてた手術着と例の紙パンツ、血栓防止の圧迫タイツに着替え、時間まで待ちました。
嫁も仕事を休んで来てくれたので、することはなくても暇はしませんでしたね。
看護師さんが呼びにきて、病室から歩いて手術室へ。
手術室前で嫁に行ってきますと告げ中へ。
中へ入ると看護師さんが準備中。
知り合いの看護師さんではありませんでした。てっきり機能説明してくれたから担当するものだとばかり思っていましたが。
後で聞いたら気にするかもと思って、変わってもらったそうです。
手術台に横になってから、緊張しないよう看護師さんがちょくちょく話しかけてくれました。
マスクで麻酔をかけてもらってるところへ
「すぐ眠くなりますよ。寝て起きたら終わってますからね。頑張ってください」
との声。
頑張るのは僕じゃないけど…ありがたいお言葉。
スーハースーハー・・・
眠くならないぞ…どのくらい眠らないか抵抗してみるか?
スーハー…
待てよ、手術中ずっと半目だったらヤダナー
スーハ…
素直に目を閉じよう
すー
・・・
「八幡さーん、八幡さんわかりますかー」
名前を呼ばれ、意識が覚醒した時には手術は終わってました。
「頑張りましたねー、目をあけてくださーい」
頑張ってたのは先生と看護師さんたちで・・・
麻酔が効いているのか痛みはありませんでした。
あまり口はまわらなかったけど、お礼が言いたくて
「ありがとうございます」
と繰り返しました。
僕は痛みがないうちに言っておかないと、しばらく言えなくなると思ったんですね。
覚醒はして、自発呼吸が安定しても、意識は夢うつつでした。
ストレッチャー担架で病室に移されるところまでは覚えていましたが、病室に戻ってからはあまり覚えていません。
病室に戻って、しばらく寝ていたはずですね。
次に目覚めた時には、意識ははっきりしていました。
目覚めたら点滴打たれてました。
抗生物質と痛み止めと水分補給でしょうか。
痛みは余り感じませんでしたが、口の中に常に強烈な違和感。摘出された部分が常に濡れていて粘つく。熱を持っている感じ。
時刻は既に夕方…夜?
嫁に聞いたら戻ってきてから、3時間ほど寝ていたそうな…
点滴を打たれているせいか、朝から何も食べていませんが腹は減ってません。
声は出せるけど、ようやっとという感じ。
そして声をだすと鈍い痛みが…あまり口を開かないでおこう。
嫁も気を使って、手術前のようには話しかけてきません。横にいて本を読んでいます。いてくれるだけでありがたかったですね。
もちろん面接終了時刻には帰っていきましたが・・・
手術は無事終了。
でも、僕の頑張らなければならない戦いはここからでした。
手術後1日目
朝起きたら既に痛みが・・・
ズキズキとした鈍い痛みが慢性的に続きます。熱も37度台ある。
ネットで読んでたような激痛、悶絶ものの痛みではないのが救いといえば救い。
ただししゃべると患部が張り付くように痛い。
朝御飯はなし、昼から御飯が出てくるらしいけど食べれるかなぁ。
そして昼ごはん
おかゆ・・・激痛!!
これか!!ネットのみんなが言ってた激痛はこれか!!
おかずは食べる気も起きない・・・
結局おかゆ3割食べ、おかずはまったく食べれず。
看護師さんにもっと食べてと言われるが無理。
夕飯も同様。
その結果、点滴を打たれました。栄養剤かな?
この日の夜から痛みもひどく寝つきは悪かったです。
声は出せないのに、唸れることをしりました。
マジで個室で良かった。
次の日の昼に大部屋に移りましたが、この日まで個室だったのは本当に助かりました。
夜中は看護師さんの巡回があります。
やっと寝付いたところに顔にライトをあてられます。
正直つらいですが、仕方ありません。
入院中は寝られるときに寝ておきましょう。
八幡でした。