八方趣味人

日課で運動、外で釣り、庭でDIYして、部屋でブログ・・・仕事はいつするの?

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初めての2馬力ボート購入は実店舗がおすすめな4つの理由

 またしばらくブログを放置してしまいました。

 理由はコレ!

 二馬力ボート!!

 どうも、八幡です。

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 コツコツとお小遣いをため続け3年。
 ようやく手に入れました。

 そしていままで、ボートの収納場所を整えたり、艤装を作ったり、色々な準備をしていました。

 忙しかったですよ~。

 艤装作成も終わり、初出航も経験して、一息ついたところで、まとめて報告ということで、ブログ活動再開です。

 今回はボートの購入についてまとめました。

 2馬力ボート購入を検討されている方、ご一読いただければ幸いです。

2馬力ボートのメリット、デメリット

 2馬力ボートの購入を検討されているなら、先ずは2馬力ボートのメリット・デメリットを確認しましょう。

 以前も記載しましたが、おさらいの意味で手短に。

 メリット

  • 陸から狙えないポイントで釣りができる
  • 魚の型、数が段違い
  • 他の釣り師に気を遣わなくてよい
  • 船検・免許が不要
  • 船を購入するよりかなり安い

 デメリット

  • 危険が増える
  • 本物の船より自由度が格段に落ちる
  • 準備と撤収に手間がかかる
  • メンテナンスが必要
  • 収納場所に気をつかう

 購入時にはメリットのばかりに目が行きがちですが、デメリットもしっかり検討しましょう。

 特に「危険が増える」ことはもちろん、あまり目がいかない「収納場所」に関してもしっかり考えておきましょう。

 結局しまう場所が無くて、せっかく購入したボートを手放した方もいるらしいので。

実店舗での購入がおすすめな理由

 2馬力ボートの入手方法として、考えられる方法は大きく2つ。

  • 実店舗での購入
  • 通販での購入

 他にも、知り合いから中古を譲ってもらうことや、メルカリ等のフリマアプリでの個人売買での入手が考えられます。

 しかし、多いのはやはり実店舗か通販でしょう。

 値段的には通販の方が安いのが一般的。

 それは2馬力ボートも同様です。

 それでも八幡は実店舗で購入するのをおすすめします。

 理由は次の4つ。

1.組み立て・操作方法を教えてくれる

 実店舗で購入した場合、商品…つまり2馬力ボートの引き渡し時に初期状態を確認するため、購入客とともに開封します。

 一緒に開封しないと店側は新品と証明できませんからね。

 その時ゴムボートの組み立て方や、船外機の操作方法を教えてもらえます。

 ボートの組み立て方法はまだしも、船外機の使用方法やオイルの注入などの初期設定を自分のみで身に着けるのは大変です。

 これはすごくありがたい。

 というか、初めてボートを購入するなら、教えてもらうのは必須事項と言っても良いでしょう。

 また、店側にとってもメリットがあります。

 初期不良の有無を確認できるからです。

 販売後の不良発見はトラブルの元ですからね。

 ボートは組み立てていかなければ、初期不良の有無が確認できません。

 なので、店側にとっては必要不可欠な作業なわけです。

 実店舗での販売でこの作業をおこたっているなら、悪いことは言いません。購入店を変更した方が良いと思います。

 購入前に確認しましょう。

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2.製造メーカーとの仲介

 店舗引き渡し時に初期不良が無かったからといって、その後に不良個所が発生しないとも限りません。

 というか、長年使用していけば、不良個所も出てくるでしょう。

 その時、通販で購入していたとなれば、製造メーカーとのやり取りは全て自分で行わなければなりません。

 たとえ不良が初期のものであっても、送料等は自分で負担しなければならないかもしれません。

 ところが、実店舗で初期不良がわかれば、送料の負担はないでしょう。

 また使用後の不良であっても、実店舗で購入したなら、修理のやり取りは店側がメーカーや修理業者としてくれるでしょう。

 不慣れなメーカーとのやり取りは、販売店側が全てやってくれるのが普通です。

 簡単なトラブルなら相談に乗ってくれますし、販売後も面倒を見てくれるのは実店舗ならではですね。

 もちろん保証期間がすぎるとお金はかかりますが、それは通販でも同様でしょう。

3.近隣釣り場情報の提供

 販売店側は「ここはボートを出してもOK」、「ここの釣り場はこちらに駐車するといいよ」などの出航場所の情報を持っています。

 反対に「ここは漁協から注意を受ける」、「この地域はボート禁止」などの情報も持っています。

 当たり前ですが、ボート購入客には聞けば教えてくれます。

 ボートを販売する以上、当たり前っちゃ、当たり前ですが・・・

 じゃないと売れません・・・というか、買おうという客がいないと思います。

 これらの情報は非情にありがたいです

 出航場所が分からないと、折角ボートを購入しても意味がないですからね。

 他にも注意事項だったり、ボートのメンテナンスだったり、初心者にはとてもためになることを色々教えてくれます。

 ありがたや~

 通販では、ここまでのサービスは期待できませんよね。

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4.購入すべき船外機がわかる

 2馬力ボートを購入する際、迷うことの一つに「船外機をどのメーカーにすればいいのか?」というものがあります。

 船外機のメーカーとしては、有名どころだけで「ホンダ」「スズキ」「トーハツ」「ヤマハ」などがあります。

 メーカーによって、それぞれ特徴があります。

 ホンダは空冷式だとか、トーハツは重いけど安いとか…

 色々悩みますが、特別なこだわりが無い限り、販売店が提携しているメーカーのものを購入することをおススメします。

 なぜなら、修理時に店側がメーカーとのやり取りを非常に簡単に行えるからです。

 極端な例では、店舗からメーカー工場などの現場と直接やり取りができるとのこと。

 そのため、修理箇所や状態などの情報が伝わりやすいうえ、スムーズな交渉が可能。

 つまり私たち客は提携メーカーの船外機を選ぶことで、短期間でより確実な修理を受けることが出来ます。

 もちろん提携外のメーカーでもやり取りは出来るし、修理も依頼できるが、間に1~2段階のクッションを挟む(例:店→本社→メーカー本社→工場)ので情報が伝わりにくいとのこと。

 また、提携メーカーの船外機パーツや消耗品(シャーピンやエンジンオイル)は購入店舗に並んでたりします。

 さらに店頭にない場合、取り寄せしても送料が発生しないのが普通です。

 提携外のメーカーでは当然送料が発生します。

 つまり提携メーカーの船外機にすると多くのメリットを受けることが出来ます。

 実店舗で購入しないと、どこが提携メーカーなのかはなかなか分かりませんよね。

 もちろん特定メーカーの船外機にこだわりがあるなら、そちらを優先しても良いと思います。

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まとめ

 実店舗で購入する主なメリットは次の4つ

  • 組み立て・操作方法を教えてくれる
  • 製造メーカーとの仲介
  • 近隣釣り場情報の提供
  • 購入すべき船外機がわかる

 確かに2馬力ボートも、実店舗より通販で購入する方が安く購入できます。

 しかし、初めて購入する方は上記のメリットから実店舗で購入することをおススメします。

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 最近は動画等で、船外機の操作方法なども検索できるでしょう。

 しかし、ボートの組み立てや船外機の操作方法を習得するには、対面で実際に教えてもらうのが一番です。

 さらには近隣の釣り場情報など、ネット検索でも分からない情報を教えてもらえるのは、差額以上の価値があります。

 逆に言えば、2艘目以降の購入で、操作方法習得済み、釣り場情報も知っているという方なら話は別。

 修理時の手間をどう考えるかで、通販購入も視野にいれて良いと思います。

 しかし、数万円程度の値段の差なら、初めての方には差額以上のメリットがあるのではないでしょうか。

 ちなみに、八幡は上州屋の展示会で購入しました。

 展示会価格の割引と特典がありましたよ。

 差額が気になるなら、展示会や試乗会などのイベントを狙ってみるのも良いと思います。

 では、あなたも楽しいボート釣りライフを!!

 八幡でした。

キス釣り ちょい投げ開幕!好ポイントを探して粘り強く攻略!!

 今年も行ってきましたちょい投げ

 キス開幕ですね。

 どうも、八幡です。

 

 ちょい投げも年間ルーティーンにしっかり加わってます。

 釣り始めまでがめっちゃお手軽です。

 ちょい投げは、やってみると難しい面もありますが、サビキに続いて釣りやすいと思います。

 初心者にもおススメです。

 ちょい投げ釣行の様子

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 上州屋ホームページでキス釣りの様子をみて、我慢できずに来ちゃいました。

 去年はここが調子良かった。

 今年も良かったら、ここがちょい投げホーム浜になりそう。

 5日前にここで釣った同僚は釣れなかったみたいだけど(;^ω^)

 

 さて、まずはどこで釣ろうかな?

 なんせ、今日は誰もいない貸し切り状態。

 選びたい放題です・・・開幕したんだよな?

 先ずは端から攻めていこう。

 1投目、2投目、3投目・・・アタリあり。

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 ちゃんと乗って、先ずは1匹目。

 よし、よし、釣れる!

 5日前は波が良くなかったんだろう。

 と、思っていると・・・

 釣れん(~_~;)

 その後、5投くらい投げても反応なし。

 ま、移動すればいいか。

 と後ろを見ると、いつの間にか去年好調だったポイントに別の釣り師が・・・

 1投ごとに釣れてる~~~~~

 先に入っとけばよかった~。

 

 仕方ないので、好ポイントをスルーして次の場所へ。

 次の場所も反応は良くありません。

 が、ビクン!!

 お、反応がすごい。

 キスじゃないな。

 何が釣れただろう・・・

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 キスじゃん!!

 おお~良型ですな。

 その後も移動しながら、ポツポツ大小入り混じりながら釣れてきます。

 多くても連続して釣れるのは5匹程度・・・

 

 と、ここ釣れるね!

 好ポイント発見。

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 良型の3連!!

 3本針の仕掛けなので、全針達成(^^♪

 数も釣れるし、型も良い!

 好ポイントはスゲーな。

 多分、地形がいいんだろうな~。

 その後もこのポイントを1時間攻め続け、餌が無くなり終了~~。
 最後の好ポイントのお陰で、結果は良かったんじゃない?

 今回の結果・考察

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 で、結果はこの通り。

 お持ち帰り30匹ちょうど。

 リリース2匹合わせるとキス合計32匹

 11時~16時までなので実釣5時間。

 約時速6キス

 効率は良くない。

 しかし、粘り強くポイントを探した結果、なんとか攻略には漕ぎつけた。

 数釣りは、好ポイントを如何にして効率よく回るかなんですね。

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 ただ、良型は去年より段違いに多かった。

 これは開幕直後の影響かも。

 親ギスということかな。

 良型を釣りたかったら、開幕直後が狙い目

 クロダイの乗っ込みと似ているね。

 

 ちなみにキスは・・・

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 フライと唐揚げになりました。

 次回は天ぷらだ~~~!!

渓流釣り 2021 2回目 釣果は足で稼げ!でも汗には注意!

この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。


 渓流釣りを始めて少し経った頃。

 同じ沢ばかりに行くようになりました。

 他の渓流釣り師の方にも同じ経験はあるのだろうか?

 

 

渓流釣り 2021 1回目 釣り場選定に困惑

 渓流釣りで先行者の有無は釣果を大きく左右します。

 先行者がいると知った時の絶望感と言ったら…

 どうも、八幡です。

 

 2021シーズンが開幕して、早1ヶ月以上。

 休みに家の用事だったり、雨だったり…

 なかなか予定が合いませんでしたが、ようやく八幡も渓流へ繰り出しました。

 朝5時起き。

 予定ではもう1時間早く起きて、5時に現地着だったんですが…

 娘の勉強に付き合ってたら、就寝時間がズレて、起床時間もズレてしまいました。

 こんな時は、大抵トラブル続き。

 先ずは「工事のため、〇〇林道全面通行禁止

 (☉。☉)!

 マジですか…せっかく昨日から新しい沢に狙いをつけてたのに。

 仕方ないので、隣の林道へ。

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 こちらは高巻きしない範囲でなら、最後まで行ったことあるんだよなー。

 よし、じゃあ今回はコチラの沢を高巻きして攻略するのもありかな〜、なんて思っていると…

 ありました。

 先行者の車

 (ノ`Д´)ノ彡

 くそ〜!出遅れたのが響いたか?

 しかし、車は沢の分かれ目に停められている。

 どっちにいったんだ?

 ……2分の1でハズレ。

 辞めとこう。

 こういう時は大抵ハズレを引くんだ八幡は!

 んで、林道を半分程度戻って、中間を攻略する事にしました。

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 すったもんだで7時にようやく実釣開始!

 平坦な渓装は好みじゃ無いけど、贅沢は言えません。

 今シーズン一発目。

 チョットずるして、堰提の上から仕掛けを投入。

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 すると、すぐに当たりが!

 聞き気味に合わせると、軽い魚振。

 これは小さいな、と思いながら引き抜くと…

「あーー」

 魚が空中でバレました。

 しっかり合わせんから( ・ั﹏・ั)

 とりあえずの一匹目なのに…反省。

 

 トラブル続きではあったものの、竿出してるだけでも気持ちいいのが渓流釣り。

 空気は旨いし、新緑が目に優しい。

 コレで釣れたら文句なし。

 文句なし…

 文句…

「キターー」

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 今期初は20センチ未満のイワナ。

 実釣開始から2時間経ってました。

 ボウズ回避でホッとしながらリリース。

 ちょいとサイズが足りないからね。

 もう少し大きくなったら、また会いましょう。

 

 にしても、当たりが極端に少ない。

 攻め場所違う?

 シーズン一発目なら、魚が体力を使わないトロ場を中心に狙っていくけど…

 さっきのイワナはもうサビも無かったし、もっと瀬を攻めても良いのかも。

 と、考察して10分後。

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「狙い通り!」

 白く波立っている流れ込みでヒット。

 しかも、ちょっと重いぞ。

 期待とともに現れたのは…

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 25センチ位のヤマメさん。

 サビがちょっと残ってますね。

 狙い通りに当たりがくると、釣った感が倍増です。

 

 しかし、それからまた当たりが遠のく…

 気がつくと昼近く。

 すると今まで隠れていた魚たちを見る事が出来るように…

 トロ場で優雅に羽虫をついばむ渓流魚たち。

 昼になってトロ場に出できた模様。

 しかし、全く釣れません。

 ブドウ虫シカト!ミミズガン無視!

 しまいには餌を避けるように場所移動。

 見切られてます。

 見える魚は釣れませんね。

 ならば、見えないところ。

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 岩の影なんてどうだろう。

 流れに乗せて、餌を岩の後ろを回るように流し込んでやります。

 すると、目印が流れと逆方向へ!

 すかさず合わせを入れると…

 グンッ!
 と、いい手応えが伝わってきます。

 岩影から姿を現したのはグッドサイズのイワナ。

 川幅半分ほど引き寄せてから、引っこ抜き。

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 大体26〜27センチ位かな?

 こちらはサビもなくきれいな魚体をしています。

 

 で、かわいそうではありますが、持ち帰りのためこの場でワタ処理をします。

 えらをとった後、腹を裂いてワタを取り出します。

 取り出したワタは沢に流して自然に返します。

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 沢の水で血糊が残らないよう丁寧に洗います。

 現地ではエラとワタだけでも処理しましょう。

 よりおいしく頂けます。

 上級者はここで胃の中の内容物から、食べてる餌をみて、戦略を練るらしいですよ。

 ちなみに、今回はほぼ羽虫が出てきました。

 フライテンカラで狙った方が、釣果が良いかもしれませんね。

 

 まもなく着いた堰堤で今日はフィニッシュ。

 久しぶりで足が疲れた(>_<)

 疲労が溜まって、足元がおぼつかないし・・・

 怪我する前に帰りましょう。

 今日は初物で1杯やるぞ!!

 八幡でした。

 

 今日の釣果

 イワナ2匹、ヤマメ1匹

後悔しない磯竿の選び方&初心者にもおすすめの磯竿3選

 磯の乗っ込みの季節が近づいてきました。

 大物が一番釣りやすい嬉しい季節ですね。

 どうも、八幡です。

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 磯釣りと言えば、花形がクロダイやメジナを狙ったフカセ釣り

 ラインブレイクぎりぎりの壮絶な駆け引きの末、取り込んだ1尾を手にした時の興奮は、何物にも代えがたい喜びがあります。

 八幡は渋いダンゴ釣りも大好きですが。

 今回はそんな磯釣りを始めてみたい方へ向けて、後々まで後悔しない磯竿をおススメしたいと思います。

磯竿ってどんな竿

 磯竿とは、磯からのウキ釣りを目的に作られた釣り竿です。

 磯竿はその長いリーチで、足元の障害物を交わすことができるのが最大のメリットです。

 また長いリーチのためしなりやすく、細い仕掛けでも魚からの衝撃をいなすことができます。竿のしなりでいなしつつ、大物を疲れさせ取り込みまで持っていくのが磯釣りの醍醐味ですね。

 特にフカセ釣りやダンゴ釣りをするのに適しています。

 「磯竿」という名前ですが磯だけに限らず、初心者のかたが釣りをしやすい堤防や海釣り公園などでも使えます。

 ただし通常の磯竿は穂先が細いため、糸が絡んだままリールを巻いてしまうと簡単に折れてしまいます。

 さらにはやわらかい穂先なので、重い錘が必要な釣りには不向きです。

 その弱点をカバーできるように重い錘を使用できる磯竿もあります。

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 「遠投用」と呼ばれている磯竿で、穂先が固くパワーがあります。

 この遠投磯竿はサビキ釣りやブッコミ釣り、カゴ釣りなどオールマイティーな使用が可能で万能竿とも呼ばれたりします。

 遠投磯竿で細い仕掛けのウキ釣りもできますが、硬い穂先なのでしなりにくいため、釣り味が悪いのがデメリットです。

磯竿の選び方

 磯竿を選ぶ時のチェックポイントは、障害物をかわせること、魚を寄せるパワーがあること、ライントラブルを防ぐこと・・・つまり長さ号数ガイドです。

 ちなみに竿本体や箱には号数と長さが分かるように、数字がかかれています。

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 「3-530」は3号5.3m、「1.25-53」は1.25号5.3mという意味です。

 長さの方は3桁表記されていることもあれば、2桁表記の場合もありますが、意味合いは変わりません。

長さ

 王道の5.3m

 磯竿の基本の長さは5.3m。

 これが王道です。

 足場の悪い磯場では根回りなどの障害物があったり、水面まで距離があったりします。5.3mあれば大抵の釣り場はカバーできますし、取り込み時に根回りをかわすことができます。

 またウキから針先までの仕掛けの長さを考えると、短い竿では間に合わない場合があります。やはり5.3mは欲しい。

 多少重いかもしれませんが、本格的に磯釣りを始めるならこの長さで慣れましょう。

 もちろん5.3mでは足りない磯場やテトラ帯も多くあるでしょうが、そんな釣り場は危険度が跳ね上がるので、無理はしないようにしましょう。

 4.5m以下

 磯竿はその長さとしなりがメリットですが、王道の5.3mより短い磯竿も販売されています。磯よりも堤防釣りに適しています。

 4.5m以下は障害物をかわしにくくなりますが、堤防釣りではそのデメリットも関係なくなりますね。

 短い分取り回しがしやすく、重量も軽くなります。

 堤防がメイン釣り場であったり、子供用に用意するのであれば一考してみてください。

 6m以上

 逆に5.3m以上の磯竿もあります。

 どうしても長さが必要な釣り場で使うための竿ですね。

 長くなるほど、取り扱いが難しく、重量以上に持ち重りするので使う人を選ぶでしょう。上級者向けの竿と言えます。

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号数

 磯竿の号数とは、その竿で使用可能な一番細いハリスの太さを表しています。

 一般的にな磯竿は0.8~5号程度までの号数に分れ、0.8号のような小さい数字ほど細いハリスが使うことができますが、軽い錘しか使えません。

 反対に5号は重い錘が使用可能で、反発力があるため魚を引き寄せるパワーになります。

 フカセ釣りをするなら0.8号~2号の竿を、サビキやブッコミ釣りなら3号以上の竿を選びましょう。

 一般的にフカセ釣りやダンゴ釣りには、1.5号の竿が50cmオーバーの年無しクロダイまでカバーできオールマイティーな竿とされています。

 最初の1本には良いと思います。

 が、少し磯釣りに慣れてくると1.5号の竿は使わなくなる人も多いです。

 30~40cm程度のクロダイを釣る時、1.5号ではパワーがありすぎ、釣り味が良くありません。

 反対に磯の最大ターゲットである大型真鯛には、1.5号では明らかにパワー不足で魚とのやりとりに苦労するでしょう。

 慣れた釣り師は、釣り場や時期により竿を使い分けています。

 表にすると次の通り

  • 地磯などで中型がメインなら1~1.25号
  • 大型を狙う沖磯では1.75~2.2号

 自分のメイン釣り場に合わせた号数の竿を用意し、サブで別の号数を選んでおくのが良いでしょう。

 八幡の場合はメインが地磯なのでメインに1.25号竿を、サブに2号竿を用意しています。もちろん沖磯ではメインとサブが逆になります。

 特別なこだわりが無い限り、1.5号以外が良いでしょう。

 堤防や地磯メインの初心者ならまずは1.25号を購入。

 沖磯にもいくようになった時、2号前後の竿を購入してはどうでしょうか。

ガイド

 ガイドも大きな選定ポイントです。

 ガイドは大別してアウトガイドインナーガイドがあります。

インナーガイド

 インナーガイドは竿の内側をラインが通ります。

 そのおかげで糸絡みを起こすことはありません。

 風の強い日でも安心です。

 しかし、竿の中をラインが通るため、ラインが擦れやすく摩擦が大きいのが特徴。そのため糸の放出がアウトガイドより悪くなります。

 また内部が擦れるため確実に撥水機能が劣化します。

 高い竿でもインナーガイドはいずれ買いなおしが必須

 そのためか一般的にはアウトガイドが好まれますが、インナーガイドの利点は一部に人気があります。

アウトガイド

 アウトガイドは竿の外側についており、ラインは竿の外を通ります。一般的なガイドですね。

 弱点としては糸絡みが発生すること。

 磯竿は長いため特に糸絡みに弱く、穂先を欠損する原因になります。

 特に風の強い日は、釣りにならないこともあります。

 糸絡みがしやすいアウトガイドでも、糸絡みを解消しやすい加工が施されているものもあります。

 それがIMガイドです。

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 通常のガイドは竿に対して垂直についていますが、IMガイドは傾斜がついています。

 その傾斜のお陰で糸絡みした時も、竿を下に向けてゆすっただけで解消されることが多いですね。

 さらにIMガイドは楕円状の穴のため、傾斜がついても糸通し性能が悪くならないよう工夫されています。

 予算に余裕があるのであればIMガイド採用の竿をおススメします。

 特に穂先からの1~2番節までのガイドは糸絡みが頻発するため、この部分だけでもIMガイド仕様のものを選びましょう。

おすすめ竿3選

 ダイワ インプレッサ1.5-5.3

 ダイワさんのインプレッサです。
 価格的には15,000円と磯竿の中では安価な部類。
 その割に竿の基本性能はシッカリと抑えています。
 どの方向にも違和感なく屈曲し、感度の良い細径で強度のある「メガトップ」穂先となっています。また「高密度HVFカーボン」を用いて、筋肉質で粘りがあるブランクスでなので、大物とも戦えます。
 糸絡みが頻発する1番節2番節にはIMガイドを採用し、トラブルレスにも配慮しています。
 15,000円は釣りビギナーにとっては中々の値段であると思います。釣り中毒にかかる前の八幡もそうでした。
 なので今回は1本で小物から大物まで幅広くカバーできる1.5号竿を、あえて選定しました。
 とりあえずこの1本で磯竿の基準を自分の中に構築できると思います。

シマノ ラフィーネ1.2-5.3 

 「スパイラルX」を採用しているブランクスは粘りやパワーが健在で、上位機種におとるものではありません。
 また、穂先には傾斜付きで軽量のXガイドを1番節2番節に採用しており、糸絡みに軽減に役立てています。
 グリップには、べたつき防止が施され細かい配慮がなされています。
 幅広くベテランからビギナーまで使用者を選びません。
 1.2号と対象が中型魚クラスですが、だからこそ楽しいフィッシュゲームが味わえることと思います。
 メインはもちろん、後々までサブとして使用できる後悔のない1本です。
 

ダイワ 大島フレイムホーク2-5.3

  こちらもミドルクラスの本格胴調子の1本。
 感度の良い「メガトップ」、パワーと粘りを兼ね備えた「HVFナノプラス」のブランクスに加え、「V-JOINT」で継ぎ目でのパワーロスを抑えています。
 他にもトーナメントリールシートやIMガイド、竿表面の撥水コートなど必要十分な機能が搭載されています。
 こちらの2.0号竿は不意の青物や大型尾長にも対応するパワーを秘めています。
 大型魚の動きをしっかりと追従し、粘りとタメを生かして魚を浮かせます。

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 まとめ

  • 地磯などで中型がメインなら1~1.25
  • 大型を狙う沖磯では1.75~2.2
  • 予算の都合上1本で対応したいなら1.5号

 長さは5.3mを基本として、穂先に近い1番節2番節まではIMガイドなどの糸絡みに対応したアウトガイドを選びましょう。

 だいたい15,000円以上の竿は、最低限のパワーは備えており、大物とのファイトも可能です。

 5000円程度の安すぎる竿は、壊れやすいばかりか最低限のパワーもなく小物釣りにしか使えなくなりますので、注意しましょう。

 では、楽しい磯釣りライフを!

 八幡でした。

渓流釣り 初めての渓流竿なら6m級のダイワ「清瀬」で決まり

 今年も春めいて来ました。

 雪解けが落ち着いたら、人との接触が皆無の山奥へ向かうでしょう。

 どうも、八幡です。

 

 山奥へ向かう理由は、もちろん渓流釣りをするためです。

 ここ十年間、八幡の春はそんな感じ。

 八幡の渓流釣りは民家が途絶える渓流域から、岩がゴロゴロしている源流域までを主戦場にしています。

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 同胞の渓流釣り師が一番入る場所ですね。

 そんな八幡が、初期のころから現在まで使用している竿がダイワさんの「清瀬」です。

 初めての渓流竿なら、八幡は6m級の「清瀬」をおススメします。

 とりあえず渓流釣り始めてみたい。

 渓流で餌釣りを始めたけど、竿が合わなくて困っている。

 この記事はそんな渓流初心者さんに向けて書いています。

 渓流釣りを長年続けてきて「釣り味を深く味わうには・・・」「○○製の竿はカーブの曲線が美しい・・・」 とかいう玄人さん向けの記事ではありませんので悪しからず。

渓流釣りと「釣り方」

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 渓流釣りとは、一般に河川の上流域で行う釣りのことで、メインターゲットがヤマメイワナなどの渓流魚。

 ウグイやオイカワなどの魚が生息する中流域の釣りは「清流釣り」または単に「川釣り」と呼んだりします。

 渓流釣りには「餌釣り」「ルアーフィッシング」「フライフィッシング」「テンカラ釣り」など大きく分けて4つの釣り方があります。

「餌釣り」

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 4つの釣り方の中で唯一、生き餌を使う。

 リールなどの無いのべ竿に仕掛けを直接結び、餌を付けた針を川の流れに乗せて獲物を狙う釣り方。

 浮きなどは使わず、仕掛けに結んだ目印の動きでアタリをとる。

 餌が生きているので、他の釣り方より比較的簡単に釣れる。

 ただし射程が短い

「ルアーフィッシング」

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 ルアー(疑似餌)で狙う。

 魚を模した疑似餌を泳がせ、ターゲットを誘う。

 ルアーにはスプーンミノーなどの種類があり、重さ・色・模様等が豊富。

 ルアーを投げる(キャストする)ことになるので、射程は長いが、枝がかりや根がかりに注意。

 キャストするスペースも必要となる。

「フライフィッシング」

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 疑似餌を用いるが、こちらは羽虫を模した「毛ばり(フライ)」で狙う。

 羽虫が水面を飛び回る姿を模すため、竿やリール、ラインなどが特徴的。

 慣れてくれば、遠距離のポイントまで狙えるようになる。

 ただし、ラインが空中を舞うように動くため、広い空間が必要で釣り場を選ぶ。

 もっとも、技術が必要な釣り方。

「テンカラ釣り」

 こちらも毛ばりを用いる釣り方。

 和製フライとでもいうべき釣り方で、リールが無いのが特徴。

 リールが無いので、射程は竿+ライン分となり比較的短い。

 射程が短い分、見切られやすく魚とは1発勝負。

 ランガン向き。

 餌釣りと同じく、昔からある伝統釣法。

初心者向きの釣り方は…

 初心者であれ、自分の興味のある釣り方を選ぶべきです。

 興味が無いとやってても楽しくないですから。

 「釣り方より、釣果に興味がある」「釣れてなんぼ」という初心者の方におススメするのはやはり餌釣りです。

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 生きている餌の分、魚の方から興味を示してくれますからね。

 ルアー等の疑似餌は生きている演技が必要ですから、より釣り師の腕が問われます。

 ルアーやフライは高い技術が必要なためゲームフィッシュと呼ばれたりもします。

 決して、餌釣りに腕が必要ないということではないですよ。

 あくまで比較して身につけやすい、釣果に繋がりやすいのが「餌釣り」だと思ってくださいね。

  そんなわけで、とりあえず渓流釣りを始めてみたい!とりあえず魚を釣ってみたい!という方は「餌釣り」を改めておススメします。

渓流竿に求められる性能

 では、渓流釣りで餌釣りを始めてみるとして、どんな竿を選べばいいのか?

 渓流で求められる性能は大まかに長さ」「硬さ」「重さ」「調子」「仕舞寸」の5つ。

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 「長さ」はそのまま射程になります。

 長ければ長いだけ、遠くのポイントまで探ることができます。

 しかしその分、障害物に引っ掛かりやすく、取り扱いが難しくなります。

 「硬さ」は竿の反発力に関係します。

 一般的に超硬調~中硬調までの硬さにわかれます。

 硬ければ、かかった魚を寄せやすく一気に引き抜くことができます。柔らかければ、餌の違和感が減るため食い込みが良いとされます。

 「重さ」は何気に重要。たった100g、200gと思うなかれ。

 5m竿、6m竿を伸ばした時の重さは、10倍にも20倍にも感じます。

 これを「持ち重り」といいます。

 重いと操作性が悪いばかりか、持っていられず、釣りどころではなくなります。

 軽ければ軽いだけ良い。

 「調子」は竿が大きく曲がる位置の事。

 先端が大きく曲がるのを先調子、真ん中付近が曲がるのを胴調子、その中間を中調子と言います。

 早合わせが基本の渓流釣りは先調子~中調子が良いとされています。

 「仕舞寸」とは竿を縮めた時の長さ。

 ランガン時の携帯性に関わってきます。

 藪漕ぎや高巻きなどをする可能性がある限り、両手はフリーにしたい。

 竿の仕舞寸はリュックに入る長さが理想。

「清瀬」おススメのポイント

 ポイントを抑えたうえで、清瀬のスペックを見てみましょう。

  • 「長さ」 ~6.2mー5.7m
  • 「硬さ」 ~硬調
  • 「重さ」 ~167g
  • 「調子」 ~7:3調子(中調子)
  • 「仕舞寸」~53.6cm

 この竿を推す最大の理由はバランスが良いから!!

 八幡が渓流竿に求める性能に順番をつけるとすれば、1番目に「長さ」。2番目に「重さ」です。

 6mは本来本流域で用いるべき長さ。

 八幡はこれを源流~渓流域で使います。

 6mあれば、多くのポイントでブッシュに姿を隠したまま竿だけを伸ばし、餌を流し込めます。つまり魚の警戒範囲外から仕掛けることができるからです。

 これだけで、源流域のイワナは相当釣りやすくなります。

 5m級ではやはり少し短いですね。

 体感的には、たった1mで隠れられるポイントが半減です。

 他にも6m級で安い竿は色々ありますが、まず重い。

 6m以上で200gもあれば、重すぎて釣りになりません。

 重くても150g前後で納めたい。

 その点、清瀬は167gでギリギリセーフ。重く感じるものの片手で扱える範囲。

 他にも「硬調」で「中調子」。これらも許容範囲。

 仕舞寸は問題なしの53.6cm。

 つまり求められている性能を満たしているなかで、最もコスパが良いのがダイワの清瀬なのです。

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 どうしても釣具はシマノさん派

 また、糸絡みのトラブルを少なくしたい。

 という方はシマノさんの「*天平(てんぴょう)」をおすすめします。

 若干値段はあがるものの、求められている性能を満たしていますし、さらには糸絡みを軽減する「マイクロまわりリアン」を搭載しています。

 

まとめ

  • 初心者には「餌釣り」が比較的簡単。
  • 渓流竿には「長さ」「重さ」「硬さ」「調子」「仕舞寸」が求められる。
  • 6m級の渓流竿は戦略的に有効!!
  • 6m級の渓流竿で求められている性能を満たそうとすると、ダイワ「清瀬」に辿り着く。

 また、上の性能の竿が欲しくなった時、「清瀬」なら十分以上にサブ竿としても活躍してくれるでしょう。

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 ホームセンターでは安価な渓流竿が売られていますが、そのほとんどは重く、役に立ちません。

 無駄物買いにならないよう、しっかりと検討してくださいね。

 八幡でした。

2021 ワカサギ 6回目 秋田田螺沼 豪雪地方釣場の装備品

 八郎潟の氷結状況悪化により、ショックを受けているのは自分だけでは無いようです。

 どうも、八幡です。

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 最近は真冬日になる度に、氷結し直したんじゃね?

 と、聞かれますが厳しいと思います。

 少なくとも連続4,5日程度の真冬日はほしいですね。

 じゃないと、様子を見に行く気にもなりません。

 今季の八郎潟は間違いなくもう無理(;・∀・)

 だがしかし、我々にはまだ別の釣り場がある!

田螺沼」へGOだ!!

田螺沼とは

 秋田県湯沢市高松にある田螺沼。

 豪雪地帯の湯沢市にはワカサギ釣りができる「田螺沼」と「桁倉沼」がある!

 この二つの沼は、3月になっても余裕でワカサギ釣りが出来るのだ!

 ちなみに田螺沼の場所はこちら。

 豪雪地帯だけあってとても雪深いフィールド

 氷の厚さ5センチ。

 その上に最低1メートル以上の雪が積もって、人が乗れるようになります。

 なので、氷上釣りというよりは「雪上釣り」といった方が、しっくりきます。

 管理する漁協などはなく、自然繁殖しかしていません。

 駐車場もなく、基本路肩に停車するしかないので、邪魔にならないよう注意しましょう。

 去年は初めて、隣の桁倉沼で釣りましたが、釣果はいまいちでした。

 今までも100匹単位で釣れた記憶はないし、今回は何とかリベンジしたいところ。

 今度こそ攻略なるか?

 今回の釣行

 今回は先輩Jさんと後輩Tと3人で田螺沼チャレンジ。

 前日入りして道の駅で車中泊です。

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 とりあえず明日の釣果を祈願して乾杯。

 釣れるといいな~♪

 

 本番は日の出とともに釣り場に降りれるように、現地へ赴きました。

 現地へ向かう途中、積雪の多さに驚きます。

 今までで一番多いんじゃね?

 八幡は例年、田螺沼には八郎潟が乗れなくなった3月頃に訪れます。

 去年は2月に来たけど、特別雪が少なかったしね。

 けど今年は・・・

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 やべーほど積もってる。

 毎年来てるけどこんなに積もってるのは初めて。

 湖面までの先人ルートも雪に埋もれてしまって、わかりません。

 荷物ソリをJさんと後輩Tに任せ、八幡は雪をかき分けてルートを作ります。

 ラッセル!ラッセル!!

 うわ!湖面なんて、積雪胸まであるじゃん。

 釣り場の良好ポイントはエントリー側から対岸側だよ、と地元の方から聞いていたのでそちらまで行くつもりだったけど…

 いけないのでは?

 と、思っていると別の二人組が・・・

 軽く挨拶をすると同じポイントまで行きたいようで、先頭をかわってくれました。

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 ありがたや~

 しかし、程なくして体力ゲージゼロ。

 目標の3分の1くらいしか進んでいませんが、これ以上の行軍は無理。

 魚探で魚を探す体力もなく、左右に別れてテントを建てることにしました。

 そこでまた雪が邪魔をします。

 テントを建てるにも、先ずはテントスペース分の除雪が必要!

 こんなこと初めてだ!

 雪ベラは1本しかないので、一人が除雪。

 残り二人が踏み固めます。

 その後固めた雪に釣り穴を空けます。

 アイスドリルに延長キットを装着しグルグル。

 雪がほとんどなので、スコスコ入って行きますが、中々貫通しない・・・

 届くよね?

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 ギリギリ貫通しあげようとしますが・・・

 雪の摩擦が凄すぎてあがらねぇ・・・

 なので二人がかり

 穴一つにも凄い労力(;一_一)

 ようやく除雪完了し、3人分の穴をあけ、テントを建て始めます。

 そこで悲劇!

 空けた穴にJさんの足が!

 続いて後輩Tも足が落ちた!!

 乾かすにもまずはテントを建てなければ!!

 苦労して建てたテントがこちら。

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 テントの半分が雪に埋もれています。

 テントの中で釣りの準備をして、ようやく実釣開始。

 6時00分に現地入りして、開始したのは8時30分。

 雪なめてたわ・・・

 釣りを開始したのはいいけれど、先輩後輩コンビはそれどころではありません。

 片足濡れてるし・・・

 先輩のホワイトガソリンのランタンで暖をとります!

 一気に暖かくなるテント内。

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 後輩Tに至っては釣りそっちのけで、足を乾かしてます。

 田螺沼の釣り穴は周囲の雪が浮いてきて、足場と境目がわからなくなるんだよなー

 そこでこんな悲劇が起きるわけです。

 ちなみに八幡も2年前に経験済み。

 

 肝心の釣りはというと、全然釣れない!!

 激渋どころか、ほぼアタリなし!

 魚探はというと、振動子が浮いて来た雪の層を突き破れず、使用不可。

 魚がいるかどうかの目安すらわかりません。

 かといって、場所替えできるようなフィールドでもなく、強行できるだけの体力もなく、この場所で心中です。

 こうなると楽しみはカップラーメンとコーヒーくらいだなぁ。

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 暖房や湯沸かしにはホワイトガソリンではなく、ガスボンベの方を愛用。

 お手軽でトラブルレス。

 ただし、コスパはやはりホワイトガソリンの方が若干上かも。

 

 朝食のパンを食し、コーヒーを飲み、昼食のカップラーメンを食べても、一向に釣れません(T_T)

 そんな中・・・

「おっ!!」

 JさんのDDMがうなりをあげてラインを巻き取ります。

 その先には・・・

 待望のワカサギが!!

 「いえーーい!うえーーーーい!!」

 騒ぐ平均年齢36歳の三人。

 その直後、八幡の竿にも・・・

 「いえーい!」

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 この瞬間が田螺沼のハイライトでした。

 釣果的には・・・

 Jさん1匹、八幡1匹、後輩Tーーー

 いやー、デイキャンプ楽しかったなーー(^^♪

 

 2月の田螺沼は過酷です。

 行くなら覚悟してどうぞ!

 八幡でした。

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 下記は八幡が今回の釣行から必要だと思った装備品です。

 参考まで✋

田螺沼・桁倉沼など豪雪地方釣り場の装備品

アイスドリル延長キット

 一本で約50cmの延長が可能。

 アイスドリル自体の長さを入れると、約2mまでの積雪に対応できます。

 今回の釣行では、ギリギリ届いたので良かったです。

 以前、2本延長したというブログも見かけました(;^ω^)

 マジか!!

雪かきショベル

 なにより効率が良い。

 ラッセル時やテント設営時の除雪、テント内外の環境の整えにショベルは必須。 

 1本では足りない・・・

 雪かき面がそれなりの面積で、軽く、取り回しの良いものを選んで買いましょう。

 あまりに柄が短いと使いにくいので、よく検討しましょう。

 また冬期間は釣りじゃなくても、車に積んでおくと心強いですよ。

スノーシュー

 今回の釣行で一番必要性を感じたのが、スノーシュー。
 積雪も膝上くらいまでなら、なんとでもなると思っていました。
 が、胸の高さまであってはどうにもなりません。
 苦労の連続でした。
 歩きだけでも改善されるのなら雲泥の差。
 フレームにアルミを使用しているスノーシューは安いが、雪がくっつくそうです。
 値段、機能と相談して決めましょう。

ワカサギの釣果UP 手返しの良い効率的な釣り座にする3つの項目

ワカサギ釣りの楽しみ方は人ぞれぞれ

色んな楽しみ方があります。

どうも、八幡です。

 

仲間と一緒にワイワイ楽しんだり、デイキャンプのように食事やコーヒーをたのしんだり。

でも、一番はやっぱりワカサギをたくさん釣ることですよね。

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そのためにはまず釣り方を覚えること。

そして釣り方の基本が身についてきたら、見直してほしいことが一つ。

自分の釣り座が、自分に合っているか?そして効率的か?

ということです。

もしかしたらちょっとのことで劇的に釣果アップするかもしれません。

 釣り座とは

 釣り座とは「釣るための場所」のことです。

 磯場などでは潮の流れや障害物をみて決めた場所が釣り座になりますし、船釣りなどでは船で陣取る場所が釣り座となります。

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 ですが、ワカサギ釣りでいう釣り座とは、「湖沼のどこで釣るか」という意味と「その場所で釣り道具をどのように配置するか」という意味があります。

 ちなみに「湖沼のどこで釣るか」は「場所決め」と言われています。

 

釣果アップするには

 ワカサギ釣りで釣果を伸ばすためには、大きく分けて2パターンあります。

  1. 日50ワカを日100ワカにする方法
  2. 日200ワカを日400ワカにする方法

 どちらも釣果を2倍にするという点は同じですが、方法は全く違います。

 1つめ(50→100)は、なかなか釣れない渋い時に行う方法です。

 具体的には誘い方を変えたり、釣法そのものを変えたりします。

 またタックルバランスを調整することで、激シブ時の微細なアタリを見やすく可視化したりします。

 2つ目(200→400)は、活性の高い好調時に行う方法です。

 こちらは手返し良く釣り上げ、数を伸ばしていくのが王道です。

 ちなみにワカサギ釣りでいう手返しとは

  1. 餌付け
  2. 仕掛け投入
  3. (誘い・アタリ・合わせ)
  4. 仕掛け回収
  5. 針外し

 この3番以外の一連の行動を総称して「手返し」と言います。

 特に好調な時間帯は、この手返しがどれだけ素早くできるかが釣果に直結します。

 そのため、ワカサギ釣りは「手返しの釣り」と言われています。

 手返しは、餌付けや針外しを素早く出きるように鍛える事で、スピードが上がります。

が、これらは一朝一夕に速くなるわけではありません。

しかし、慣れていなくても比較的早く、手返しが素早くなる方法があります。

それが「釣り座を効率化する」ことです。

 

釣り座の効率化

作業場所の三角形を意識

 手返しのしやすい釣り座にすることが効率化に繋がります。

 具体的には「餌付け」「仕掛け投入・回収」「針外し」のこれらの作業をする場所を結ぶ三角形が小さければ、効率化できてると言えるでしょう。

 要はそれらの作業をする道具の配置が重要です。

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 とりあえずコチラが八幡の釣り座。

 餌付けに関係ある道具は、ハサミワカサギアンテナ

 仕掛け投入・回収は

 針外しはワカサギ外し

 基本2刀流なので、穴と穴の間に道具をまとめています。

 こうすることで、どちらの穴から何かが遠いということはありません。

 この釣り座の問題点は穴と穴の間に道具をまとめているため、穴に道具を落としやすい点ですね。

 実際ハサミを落としたことがあるので、常に予備は用意しています。

 

使いやすさを考える

 ちなみに先日、先輩たちと釣りをした時の釣り座。

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 三角形は小さいですが、穴の向こうに餌があるのが使いにくいかと。

 結局、餌は手元でつけるので、手前に持ってきた方がやりやすそうです。

 手が行ったり来たりしていては、無駄な時間もかかります。

 効率化には「使いやすさ」も重要な項目です。

 

トラブルレス

 もう一つ気を付けてほしいことはトラブルレス」な釣り座にすることです。

 一番多いトラブルは「釣り針を引っ掛けること」です。

 自分の袖口を釣ってみたり、道糸が仕掛けに絡まったり。

 一番気を付けることは、常に仕掛けにテンションをかけていることですね。

 適度な張りがあり、仕掛けと道糸が重ならなければ、針は引っかかりにくいのです。

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 釣り座視点で考えた時、テンションをかけるための道具…ワカサギアンテナを上手い位置に配置することが重要となるでしょう。

 こちらは先輩Jさんの釣り座ですが、仕掛けと道糸の導線が重ならないように配置されています。

 リールテーブル→ワカサギアンテナ→餌付け場

 写真の赤線が仕掛けと道糸の導線ですね。

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 八幡の釣り座は奥→手前で導線が重ならないようにしています。

 ただ、八幡の釣り座にも問題が…

 写真にも写っている餌置き場の黒コンテナは凹凸があり、そこに釣り針が引っかかるんですよね。

 特に取っ手とか…

 黒コンテナは物入れとしても使えるし、台としての高さも丁度いいのですが、そこが不満ですね。

 好調な時は、特に引っ掛かるとイライラしちゃいます。

 引っ掛かりにくい入れ物を見つけるのが目下の課題です。

 

まとめ

 ワカサギに食い気があって好調な時、さらに釣果を伸ばすには「釣り座を効率化する」こと。

 そのためには

  • 作業場所の三角形を意識
  • 使いやすさを考える
  • トラブルレス

 この3つを念頭に、釣り座の道具を配置してみてください。

 いつの間にか手返しが良くなり、釣果が伸びているはずです。

 記録が頭打ちになってきた方、数を伸ばしたい方

 自分の釣り座を効率化してみてはいかがでしょうか。

 八幡でした。

ワカサギ釣り 氷の状態に気をつけろ!危険感知のサイン7つ!

楽しいワカサギ釣り。

そんなワカサギ釣りをずっと楽しむため、事故だけは起こしてはいけません。

どうも、八幡です。

 

事故で怖いのは水没CO中毒

今回は水没の危険・・・

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特に氷の状態に注目して、取り上げてみたいと思います。

氷の状態が良ければ、水没のしようがありませんから。

管理釣り場以外で釣りをしている方は、特に気を付けてくださいね。

氷の状態の見極め方

全景

 釣り場についたら先ずは全景を眺めることをおススメします。

 河川からの流入口橋の下など、凍りにくく溶けやすい場所は特にチェックすること。

 溶けてる範囲が広がってきているなら要注意。

 表面上は変わりなくても、下側から溶けてきているかもしれませんよ。

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氷の色

 さらに全景を見渡して、氷の色が変化しているところは要注意。

 氷が薄くなっているサインです。

 大抵は水が浮いてきていますから、気持ち悪く感じるはずです。

 透明な氷を通して黒ずんだ湖沼が見えたら、静かに移動して安全域まで退避しましょう。

 

氷の厚さ

 氷の厚さは安全上一番の目安となる指標です。

 大体10cm以上が安全の最低ライン。

 管理釣り場などでは全面15cm以上の氷結が解禁の目安だとか。

 大抵岸際は地熱により溶かされ、他より薄くなっていることも多いです。

 従って測定は1箇所だけではなく、複数測るようにしましょう。

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 めったにないですが、音で危険に気づくこともあります。

 「バキッ!!」という氷が割れる音。

 先日岸際から2連続で聞こえてきたときは、絶望しました。

 耳にしたら、即時撤退でよろしいかと。

 

気泡

 シーズンが終わりに近づいてくると、釣りをしている穴から気泡が出てくることがあります。

 氷が下側から溶かされているときに起きる現象です。

 ぷつぷつと頻繁に出てくるようなら、次回の釣行は考え直したほうが賢明かもしれません。

 

水面の揺れ

 自分や他人が空けた穴のそばを通った時、水面が揺れることがあります。

 氷が薄くなって、そばを歩く人間の体重を支えきれなくなっている兆候です。

 稀に穴より上に水が上がってきたりします。

 ここまでくると真面目にアウトです。

 

穴の形状

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 アイスドリルを使って開けた穴の形状にも、注目してみてください。

 氷の状態が良ければ、円状の綺麗な穴が空きます。

 氷が緩んでいると、円状になるはずの穴がいびつになります。

 弱った周囲の氷まで割れてしまうからです。

 空けた穴がいびつなら、先ずは氷の厚さを確認しましょう。

 

まとめ

 特にシーズン始めとシーズン終わりは、氷の状態を確かめながら、身の安全を確保しましょう。

 また、現地で氷の状態を確かめることも重要ですが、現地に行く前にも出来ることがあります。

 氷上に乗れるだけ氷が成長したら、日々の天候に注目しましょう。

 特に注目する項目は天気、気温、降雪量&降雨量です。

 晴れたり、気温が高ければ当然、氷は減衰します。

 また雪が降るか、雨が降るかも重要です。

 雪が降れば氷の成長に繋がります。

 しかし雨が降れば、直接氷にダメージが入るだけでなく、河川からの水量が増え、流入口から氷が溶けていく原因になります。

 日々の天候に注目し、氷の厚さの増減を予想しましょう。

 危険を予想しておくことは身の安全に繋がります。

 事故の無い楽しいワカサギ釣りにしましょう。

 八幡でした。

2021ワカサギ 5回目 氷結状況悪化…シーズン終了?

ため息しか出ません。

どうも、八幡です。

 

2月1日。

この日、朝4時起き。

「今度こそ釣らせたい!」

と意気込み、後輩を連れてやって来ました。

八郎潟の鹿渡。

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着時間は6時丁度。

辺りはまだ暗く、月が出ています。

薄暗がりの中、氷上へ。

一番乗り~。

先日釣れたテント村辺りへGO。

暗いなか、先日の穴を発見し、魚探を突っ込むと多少の反応が…

一応周囲も確認し、やはり一番最初の穴へ。

テントを建てているともう一人釣り師が来て、隣にテントを建て始めました。

その頃には周囲も明るくなり、視界が効くように…

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ペグ打ちを後輩に任せ、釣り穴を空けようとドリルを準備していたところ…。

バキッーー‼️

乾いた大きな音が岸際から鳴り響きました。

……え?

隣の釣り師と顔を見合わせます。

今の音って…

そこにもう一発。

バキッ!!

…………まさか

八「今の音は氷の割れる音ですよね!?」

隣「ですよね…」

 

バッ!!

急いで氷の厚さを確かめます!

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先日より大分薄い!

10cm位か?

いやそんなに無いぞ!

待て待て、河川の流入口は…

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分かりにくいけど、大分溶けてる。

凍ってねーー(>_<)

 

八「どうします?」

隣「・・・撤退します。」

潔く撤収準備を始めたお隣さん。

諦めきれない八幡と後輩。

そこに第2陣の釣り師が2~3名。

その内一人のお爺さんが定規で測り始めました。

八「どのくらいあります?」

爺「大体8cmだな~」

げっ(-_-;)

一応もう2、3ヶ所測って貰いましたが、いずれも10cm越えるところはなく…

撤収~~~。

後輩「勇気ある撤退も必要ですね。」

そう言ってくれるのが救いだよ💦

 

あらためて流入口を見ると

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スゲー溶けてる。

八郎潟の今シーズンは終了だな~。

ふ~、ため息しかでない。

 

前日までそれなりに夜間は冷え込んでたので、氷の状態が悪くなってるとは夢にも思いませんでした。

管理釣り場以外は、氷上に出る前に安全を確認してからにしてくださいね。

八幡でした。

2021ワカサギ 4回目 秋田 八郎潟鹿渡 今日こそは!!

早くも4回目の出撃。

いつ氷上釣りできなくなるか、わかりませんもんね。

出来るだけ行きますよ。

どーも、八幡です。

 

 今日は後輩とではなく、先輩二人と出撃です。

 先輩Jさんベテランワカ師

 先輩F氏初ワカサギ。釣りもあまり経験がないとのこと。

 現地で朝6時半に待ち合わせ。

 全員多少早くついて、日の出を待ちます。

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 前日の雨で駐車場所の雪はだいぶ溶けてました。

 湖面上の氷は大丈夫そうで、一安心。

 先ずは場所選び。

 魚探で探し回ります。

 テント村跡で最初に開けた穴。

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 若干反応があるけど・・・

 さらに良い反応を求めて、他にも30分ほど探し回りました。

 が、目ぼしい反応はなく結局は最初の穴へ。

 3人で協力して準備を終わらせ、7時半からいざ実釣!

 F氏の竿はJさんの貸し出し品のDDM。

 基本を1から教えるJさん。

 やさしー♪

 

 出だしはあまりよくなかったものの10分もすると・・・

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 アタリが出始めました。

 中々好調。

 1時間で30匹くらい。

 先輩たちの竿にもピクピクと良い反応。

 今期3回目のJさんも「今日が一番いい!」とのこと。

 ワカサギ釣り初めてのF氏も釣れてます。

 苦労しながらも、大きなトラブルなくこなしています。

 ただ、針外しは苦手なようで・・・

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 デカサギが釣れては「外しにくいからヤダ!」

 ダブルで釣れては「外しにくいからヤダ!」

 ・・・何しに来たんすか(;^ω^)

 ふつう喜ぶとこっすよ~!!

 そんな調子でラッシュはないものの、忙しい感じのアタリが11時過ぎまで。

 

 アタリが遠のき30分。

 こんな時こそ、昼飯ですね。

 今日も恒例のカップ麺。

 ワカサギテントの中は特別うまいから不思議です。

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 胃袋を満足させて後半戦へ。

 13時で189匹

 たまーにアタリがあるものの渋い時間帯へ。

 こんな時間帯、八幡は自然とエサ替えが頻繁になるのですが・・・

 エサ替え嫌いのJさんは、エサ替えペースに変更なし。

「俺の餌は永久に不滅なんだ」とのこと。

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 基本を無視しても釣れるんだから、スゲーな(;・∀・)

 特殊スキルでももってるだろうか?

 

 とはいえ、Jさん穴はやはりアタリは少なくなり、ついにはアタリが出なくなりました。

 試しに八幡穴と交代してみることに…。

 Jさん穴は・・・

 ピク・・・ピク・・・・・・

 釣れるじゃん

 八幡穴は・・・

 (。´・ω・)ん?

 釣れてるね・・・どうなってるの?

 たぶんタックルバランスの関係だろうか?

 お互い10~15匹程度釣って再度交代。

 そこから15時まで粘って終了~~。

 お疲れさまでした。

 チョー腰痛てーーーっす。

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 最終成績は八幡222時速約30ワカ弱。

 Jさん、F氏はともに1束越え

 おめでとうございます!!

 

 帰り間際の湖面状況はこんな感じ。

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 一見問題ないように見えますが・・・

 

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 河川からの流入口はだいぶ溶けてきています。

 大潟村側氷も薄くなっているので、皆さん気を付けてください。

 テント村跡から遠くへ行かない方が無難ですよ。

 次はまた後輩を連れてきて、今度こそ1束越えさせたるぞ!!

 八幡でした。

2021ワカサギ 3回目 秋田 八郎潟鹿渡 アイスドリル…(´;ω;`)

先日の2回目から二日後。

またまた行ってきました。

八郎潟、鹿渡

どうも、八幡です。

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 土曜日曜は、基本家にいるようにしているのですが、この時期は仕方ありません。

 ワカサギ優先ですから。

 

 前回と同じように後輩と一緒に出撃です。

 待ち合わせの駐車場で、荷物を積みなおしながら待っていると・・・

 あれ?アイスドリルが無い

  ・

  ・

  ・

 無いぞ!!!???

 何で無いんだ?

 前回の釣りから、乾燥のために下ろしたのは、リールや魚探の機械系と防寒着関係だけ・・・

 アイスドリルは車に積んだまま。

 自宅に忘れてきた可能性はありません。

 盗まれた?

 仮に盗難だとしたら、一緒に積んでたテントの方がお金になるし・・・

 前回の場所に忘れてきた?

 釣り場から移動する前に確認したし、駐車場所から出発する時も確認した・・・

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 あれ?そもそも積み込んでないぞ・・・

 ・・・

 移動中か!!

 そういえば荷物過多だったので、湖面は二人でジャンボスレーを曳いた。

 その時に落としたのか~(;一_一)

 荷物多かったのに、落下防止の網を使わなかったのが原因だ💦

 皆さんは気を付けてください。

 高い授業料ですが仕方ありません。

 22~23日の間に鹿渡で水色のアイスドリルを拾った方。

 間違いなく八幡のアイスドリルです。

 大切に使ってやってください😢

 よく考えたら上に置いていたシャベルやイス、土嚢袋も落としてますね。

 落下防止マジ大事!!

 

 アイスドリルはないものの、後輩と合流し一路鹿渡へ。

 今回は休日なので人が大勢います。

 普段の3~4倍くらいのテント村が出来ています。

 そんなテント村をするーして、目指すは前回の穴。

 あまり釣れなかったので気乗りはしませんが、ドリルが無い今、穴を再利用するしかありません。

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 間違いなくここだ!

 今日は釣りが出来るだけでも良いとしよう。

 

 テントを建てて、釣り座を準備し、始める前に後輩が少し考え込んでいる様子。

 聞くと「ヒモを下げてワカサギアンテナ代わりにしたい」とのこと。

 よく考えたなぁ。

 昔、同じことを八幡もしてました。

 八幡の場合は釣り雑誌を読んで真似したんですが、後輩は自分で考え出したんですよね。

 何気にスゲー。

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 ということで、ワンタッチテントの引っ張りヒモを流用して、S字フックをつけます。

 仕掛けを引っ掛けるだけなら、これで十分役に立ちますよ。

 

 準備も整って、11:30から釣りを開始。

 しかし相変わらず釣れません(笑)

 おかしいな~。

 2年前は500匹釣ったポイントなのに(笑)

 しかし今日は場所移動も出来ないので、覚悟は出来ています。

 まあ、後輩はそれでも楽しそうなのが救いです。

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 とりあえず目標は前回以上釣ることだから、ゆっくり行きましょう。

 

 悠長にしていると、あっという間に時間が過ぎていきますね。

 ぽつぽつと釣れることもありますが、一向にペースは上がりません。

 今日は諦めモードが先に立つなぁ。

 魚探も元気なし。

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 一向に魚を写してくれません。

 画面は白く、アラートは無音です(笑)

 ちくしょうーーー!

 

 それでも一人でないのが救われます。

 釣れなくても、雑談をしていると楽しいですもんね。

 そんな中、突然の引き!!

 穂先がグン、グン、グン・・・と引き込まれます。

 デカさぎ?

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 いいえ、ウグイさんですね。

 なかなかでかい。

 20センチ弱くらい。

 一瞬どうしようと思いましたが、そのままリリース。

 これが岩洞でサクラマスならうれしいんでしょうけどね。

 で、また釣れない時間帯が続きます。

 そこで、後輩の一言。

後「さっきのウグイが、ここら辺のワカサギを散らしているって可能性はありませんかね?」

八「・・・ある」

 あ~~~~

 なんで俺、そんな当たり前の可能性を忘れてんねん!!

 すまぬ後輩。

 

 そんな中ぽつりと釣れたのが・・・

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 どなた?

 ハヤ系のどなたかだよね?

 ワカサギは釣れません。

 そして極めつけが・・・

 

 ドン!!!

 すげー当たり!

 明らかにワカサギではありません。

 多分ウグイの大サイズ。

 そのまま走ります!!

 しまった!

 隣の竿もぐんぐん言いはじめた。

 絡ませやがった

 ウグイは20秒程度暴れてから、ウグイ?は仕掛けをぶち切っていなくなりました。

 後に残されたのはオマツリ状態の竿2丁

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 あ~~、2刀流で一番めんどいトラブルです。

 PEラインだけ切らないように気を付けならが、バシバシ仕掛けを切っていきます。

 これで直ればいいが・・・

 結局、PEライン同士も絡んでてアウト。

 設定しなおして、残り時間は1本で釣ることにしました。

 とはいえ、もう気力も続かず・・・

 16:00でタイムアップ。

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 最終記録は八幡33匹、後輩26匹。

 なんとか後輩は目標達成です。 

 とはいえ、もっと釣らせてあげたいなあ。

 次回はきっと!!

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 帰りは荷物の忘れ物などないように、慎重に。

 家に帰ったら、アイスドリル注文しよう。

 確かポイントがいくらか溜まってたはずだーー!

 皆さん、落とし物に気をつけましょう。

 八幡でした。

2021ワカサギ 2回目 秋田 八郎潟鹿渡 初ワカおめでとう

気温が上がってはため息

雨が降ってはため息

どうも、八幡です。

 

 なるべく長くワカサギ釣りをしたい。

 そのためには安定して氷点下が続いてほしいんです。

 年々、温暖化を実感してます。

 そのうち氷上釣りが出来なくなるかもしれない(;゚Д゚)

 そんな中、ワカサギ釣りに興味を持って、新たに始めてくれるニューフェイスの方々にはありがたいばかり。

 ワカサギ釣り盛り上げていきましょう。

 

 そんな新顔が身近にいました。

 職場の後輩君です。

 一緒に釣りに行くため、一通りの道具を揃えてくれました。

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 なんか無理やり買わせてないよね?

 ちょっと心配。

 しかし初釣りで電動リール…時代は変わりましたね。

 まあ、続けるならホムセンのチキチキリールを買うのは、無駄な出費だしね。

 

 さて、待ち合わせ場所から車で1時間。

 餌を買いに漁港近くの釣具屋へ。

 ついでに漁港ポイントを見てみます。

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 やはり全面氷結しているものの人はいないなぁ

 釣り跡はあるけど、以前のものでしょう。

 二人とも赤虫を購入。

 その際店主さんに西部の状況を聞いてみますが、人が乗っているとの情報は無いとの事。

 予定通り鹿渡へ。

 こちらは釣り師が集まってます。

 現地着は11時過ぎ、準備をして氷上へ。

 テント村をスルーして、スマホGPSを使いながら、お気に入りのポイントを目指します。

 早く竿を出したいだろうし「お気にポイントなら大外れはないだろう」との読みで、魚探でのポイント探しは省略。

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 テントを建てちゃいました。

 久しぶりの大型テントですが、後輩君はテント設営も楽しいみたい。

 ユーチューブで予習してきたとのこと。

 勤勉やな~(;^ω^)

 

 穴もあけて、竿の準備をし、餌を付けて…

 八幡にはいつも通りの工程ですが、後輩君には初めての経験ばかり。

 ひとつひとつが楽しそう。

 う~ん初々しくて、微笑ましい。

 八幡も初心を忘れたくないな。

 釣りそのものを楽しまないとね。

 12時ちょい前に実釣開始。

 で、二人そろって糸を垂らして10分経った頃…

後「釣れました!」

 嬉しそうな声!

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 初ワカサギおめでとう\(^o^)/

 新顔のワカサギ釣り師誕生です!!

 

 よかったーーー

 二人そろって10分も釣れなかったから、何気に心配してた!!

 その後すぐにもう1匹追加して……

 つれねぇ!!

 1時間で二人で5匹しか釣れてないんだけど。

 魚探でワカサギ探した方が良かったか?

 すげー失敗の予感。

 そんな中、後輩のスマホへ職場の先輩から電話が…

 どうやら先輩も鹿渡へ来ているらしい!

 テント村の中で釣ってるみたいだけど、そちらも芳しくないよう。

 朝一番に初めて37匹とのこと。

 「今日はどこも渋いんですね。でも、竿を出しているだけでも楽しいです!!」

 フォローのセリフまで…できた後輩です。

 

 さて、14時…八幡10匹、後輩5匹。

 後輩はトラブルらしいトラブルもなく、順調に釣りをしています。

 釣れてないことを除けば問題ありません。

 テント村にいた先輩もあまりの釣れなさに帰ってしまった。

 「今からでも、場所替えを検討するか・・・?」

 と考えていた時、いきなりでかい当たり。

 15日にもお目見えしたデカサギさんです!

 それが、開始の合図。

 ポツポツと釣れ始めました。

 後輩の穂先にも当たり多数!

 いけるぞ!!

 そう思って数を伸ばし始めた矢先・・・

「自分を釣ってしまいました!」

 後輩が自分のジャンバーの袖口を引っ掛けています。

 ジャンバーを脱いでなんとか外した矢先…今度は足を釣っています。

 わかる!

 初心者がやってしまうトラブル第1位ですな!

 そんなトラブルが多発している間…八幡は非情にも数を伸ばさせていただきました。

 

 そもそもトラブル原因はワカサギアンテナを使っていないこと。

 たるんだ仕掛けはあらゆる所に絡まりますからね。

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 てっきり写真に写っていたこれ。

 こんなスマホホルダーを利用して、ワカサギアンテナの自作品かと思いきや…

  百均品でした。

 短い!!

 30センチくらいしかない。

 アンテナにはならないなー(;一_一)

 上記の製品なら、自作するには大いに生かせそう。

 

 やっとトラブルを解決したころには、ラッシュが終わっており、数を上手く伸ばせなかったみたい。

 そんなこんなで、16時過ぎ。

 16時20分まで粘りタイムアップ。

 八幡58匹、後輩君16匹

 後半2時間だけを見ると…

 八幡、時速24ワカ、

 後輩、時速8ワカ

 となりました。

 正確には時速14ワカと4ワカですが・・・

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 後輩君、お疲れさまでした。

 とにかく初ワカおめでとう!!

 またご一緒しましょう。

 お陰で帰りの運転は眠く無かったぞ!!

 次はワカサギアンテナ自作だね。

 八幡でした。

2021ワカサギ釣り 1回目 八郎潟鹿渡 開幕しました

2021年、八郎潟氷上ワカサギ釣り開幕!

昨年は一切凍らなかったので、嬉しさひとしお

15日に初出撃してきました。

どうも、八幡です。

 

 今年は年明け前から寒気が入り込んで、氷結が早いのではと期待していました。

 11日には開幕していたようですが、その後の気温が上がったり、雨が降ったりで心配していた次第です。

 まさか乗れなくならないよな?

 そう思いながらも現地を見るまで確信は得られません。

 10時に漁港前へ到着。

 全面氷結しているけど、人っ子一人いねぇ。

 マジか・・・

 氷に釣り穴が空いているので、数日前は上がっていたんだろうけど。

 釣具店で赤虫を買って、鹿渡へ。

 不安に駆られながら、10時半前に到着。

 人が乗ってるじゃん!!

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 よかったーー。

 10組ちょいくらいかな?

 氷の厚さは気になるけど、釣りは出来るでしょ。

 いそいそと準備を始めます。

 準備中にも他の釣り師がやってきます。

 開幕をみんな待ってたんだね。

 準備を終えて実際に氷に上がってみても、不安は感じません。

 ちなみに厚さはこんな感じ。

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 下の方は5センチ程度の透明氷。

 上は10センチくらいの気泡交じりの氷。

 氷上釣りをする分には問題なしですね。

 

 とはいえ、あまり奥まで行かないように気をつけながら、釣り場を探します。

 以前のポイントのGPS数値は分かってるんだけど・・・

 スマホを新しくして、GPSアプリいれるの忘れてた。

 今回は基本かえって、足と魚探で探します。

 一発目、深さは3.2m。

 3.5m、3.4m、3.7m・・・2.4m。

 お、この15歩で1mの駆け上がり。

 悪くないんじゃないか?

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 ワカサギ自体の反応はないけど、釣ってれば反応出てきそう。
 早よ釣りたいし、ここでいいか!

 場所決めして、とりあえず1竿目を準備。

 1竿目を投入してから、2竿目の準備中に・・・

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 本年1匹目。

 来ていただいてありがとうございます!

 誘いもかけてないけど、釣れてくるのは良い傾向。

 その後もポツポツ釣れてきます。

 なかなか2刀流までたどりつかない。

 10分以上かけて、ようやく右側の2本目を準備。

 投入1発目。

 ひったくるような当たり。

 もしかして、ウグイさんか何かかな?

 引き上げてみると、わかさぎ…

 でも・・・でか!

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 他の通常サイズと比較すると一目瞭然(;^ω^)

 でか~

 去年釣られてない分、でかく育ったんだろうか?

 

 その後もポツポツ釣れてくるものの、ラッシュらしき時間はありません。

 う~む、始める時間も遅かったし、今日は数にこだわるのはやめよう。

 それにしても…

 今回右と左でタックルバランスが違いすぎる。

 もともと、その日のベストバランスを見つけやすくするため、錘は変えてましたが・・・

 アタリがある穂先の角度針がかりのタイミングが全く違う。

 特に右の針がかりが悪い。

 右の錘が軽すぎるのかな?

 ちょいと重くしてみようか。

 手軽に重くするならゴム付きガン玉が便利。

 挟むだけで済むからね。

 ・・・

 2、3匹釣ってみると…まあ、マシになった?

 

 釣り続けて3時間…

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 ようやく魚探に良い反応。

 しかし、あたりは悪くなった。

 なぜだ?

 釣れてくる魚体も小さいし、もう一時間で引き上げるか。

 

 で、もう1時間後。

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 11時~15時の実釣4時間弱で60匹くらいかな?

 まあ、暇しないくらいの釣れ具合。

 あたりはあるけど針がかりが悪い。

 魚体は小さいのがほとんど。

 初戦はこんな感じ。

 次は数を伸ばしたいな~。

 

 ちなみに・・・

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 初獲物は唐揚げでいただきました。

 3匹ほど規格がおかしい。

 この3匹だけワタを抜いて調理。

 うまうま~(^^♪

 つぎはてんぷらにしよ~っと

 八幡でした。

2馬力ボートで釣りしよう!購入前に準備する3つの項目

色々したいことがあるなか、ずーと温めていることがあります。

どーも、八幡です。

 

2馬力のゴムボートが欲しいです。

叔父のゴムボートに何度か同乗させてもらってますが、これがまた良いんです。

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八幡も欲しくて少しずつお金貯めてますが、なかなか貯まらない。

しかし、いずれ購入する時のために準備は進めておこうと思います。

皆さんもどうですか?

釣りの世界が変わりますよ!!

2馬力ボートとは

 2馬力ボートとは「船舶検査、免許不要ボート」の通称です。

 通常、ボートも自動車と同じように、車検のような「検査」や、操縦するための「免許」が必要になります。

 それが「船舶検査」と「船舶操縦免許」です。

 しかし、ある基準を満たしたボートはその両方が必要なくなります。

 その基準というのが「ボート長3m未満」と「出力2馬力以下の船外機」です。

 簡単に言うと、誰でも操縦できる上、面倒な検査等も免除されるのが「2馬力エンジンを搭載した小型ボート」…通称「2馬力ボート」なのです。

 そんな素晴らしいボートでも、乗り始めるには色々準備が必要です。

 その一環として色々知る所から始めましょう。

 まずはメリット、デメリットから。

メリット

  • 陸から狙えないポイントで釣りができる
  • 魚の型、数が段違い
  • 他の釣り師に気を遣わなくてよい
  • 船検・免許が不要
  • 船を購入するよりかなり安い

 2馬力ボートの最大のメリットは、陸っぱりでは決して狙えないポイントで釣りができること。

 つまり大物や数が狙えるということです。

 ちょっと沖に出ただけで、魚の型は急に良くなります。

 一度味わうと、陸っぱりをするのが急に馬鹿らしくなるかもしれません。
 さらに、人と人とに挟まれ気を使い、マナーの悪い輩に腹を立てながら釣りをしなくてすみます。

 また、他の釣り師とポイント争いをしなくても良くなります。狙っていたポイントに先客がいた時の絶望を味わうことも、急激に減るでしょう。

 しかも船舶検査および船舶操縦免許が不要なので、面倒な手続きや免許取得費用がかかりません。

 当然、本物の船を買うより格段に、格段に安いです。

 まあ、安いといっても20~40万円程度の費用はかかります。

 しかし、〇百万円もするような買い物でもありません。

 大の大人なら、決して手が出ない金額…というわけでもないでしょう。(それなりに努力等が必要でしょうけど)

 つまり誰でも手が出せる身近なボート・・・それが2馬力ボートです。

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デメリット

  • 危険が増える
  • 本物の船より自由度が格段に落ちる
  • 準備と撤収に手間がかかる
  • メンテナンスが必要
  • 収納場所に気をつかう

 誰でも手が出せる身近なボートであるからこそ、最低限の知識は必要です。

 2馬力ボートの最大のネックは「危険が増える」事でしょう。

 潮に流されてしまうかもしれない。波にのまれ転覆するかもしれない。簡単に思いつくだけで、いくつもの危険が想像できます。

 危険が増える割に船ほどの自由度はありません。ちょっとの波とちょっとの風で出航不能となります。

 また2馬力ボート・・・特にゴムボートは準備と撤収手間と時間が必要です。 

 ボートを膨らませ、艤装を取り付け、餌と竿の準備をする…通常の釣りの準備が可愛く思えるだけ時間がかかるでしょう。撤収にも同様に時間がかかります。

 そのうえ、出航の度に船体・船外機は水洗洗浄が必要となります。また、定期的なメンテナンスをしないと、数年で使用できなくなるでしょう。

 また小型のボートとはいえ、家での収納場所も考えておかねばなりません。

 釣具をちょっと部屋の隅に置いておくのとは、わけが違うのです。

 大きい車庫などがあればよいのですが、最近の住宅事情では中々厳しいですね。

 また収納場所の気温や湿度にも気を使わないと、ゴムボートの寿命を縮めます。

準備すること

  • 知識の習得
  • 収納場所の確保
  • 出航場所の確認 

知識の習得

 2馬力ボートのメリットやデメリットだけでなく、関係する一連の項目は知識として身につけておく必要があると思います。

 出航してしまったら、助けてくれる人はいませんから。すべてを自分で解決しなければなりません。

 船の知識から、海上のルールやマナー洗浄やメンテナンスの仕方などなど・・・

 身に着けておかねばならないことは沢山あります。

 とりあえず2馬力ボートの事を知るならこちら。

 内容は免許持ちの方には当たり前と言える項目も多いですが、その分入門用として丁度いい1冊。

 実際に使われているテキストなので、免許取得を目指す方の予習にもなりますね。
 

収納場所の確保

 特に購入する2馬力ボートがゴムボートなのであれば、特に気をつけねばならないでしょう。
 なぜなら、収納場所の環境の良し悪しで、ゴムボートの寿命が大きく左右されるからです。

 特に温度管理は重要で、高温すぎるとボートに使われている接着剤の剥離の原因になります。 

 真夏の物置に入れっぱなしは最悪だとか…。

 遮光して、換気できる収納場所が必要で、窃盗防止に鍵付きでなければなりません。

 そう考えるとなかなか条件が厳しいですね(;^ω^)

 ボートもちの叔父曰く「なければ作る」とのこと。

 DIY出来る人って素敵!

 少なくともスペースを確保したらどうするか…という構想は練っておくべきですね。

 

出航場所の確認

 出航場所の確認は重要。

 ボートを買っても、どこから海に出たらいいか分からないと、出航できません。

 もしかしたら、適した場所は近くにないかもしれません。

 そうしたら困ってしまいますよね。

 最低限1箇所以上の確認が取れてから、購入を考えましょう。 

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まとめ

 フィールドに出て釣りをする以上、他の釣りにも大なり小なり危険はあります。

 が、陸で釣りをするなら、地続きで逃げることも出来れば、助けを呼ぶことも出来ます。

 しかし、ボートの場合は海に出てしまえば孤立無援です。何が起きても自己で対処できるように出来るだけ多くの知識を蓄えておく必要があります。

 免許が不要だから、勉強する必要が無いのではありません。

 自分の身を守るため、しっかりと勉強し危険を排除しておきましょう。

 出航の度に面倒な清掃や、定期的なメンテナンスなどありますが、釣り師としては大物に出会えるメリットの方が上回るのではないでしょうか。

 お互いしっかりと準備して、ボートを購入する日を迎えましょう。

 八幡でした。